マイボイスコム株式会社が今年で21回目となる「携帯電話会社のイメージ」に関するインターネット調査を実施。各企業のCMに対する印象や信頼度、電波のつながりやすさなどについて質問し、そのアンケート結果をまとめた。2021年に行われた前回の調査と比べ、この2年間で携帯電話会社への印象はどのように変化したのだろうか。
CMの印象が良いのは「au」、一方、最も信頼できると回答されたのは「ドコモ」
まず「CMの印象が良いと思う携帯電話会社」についての質問では、「au」が24.4%と最も高く、「ソフトバンク」と「ドコモ」がその後を追っていた。2021年の調査と比べると、圧倒的に人気だったauは大きく低下し、「その他」の会社のCMが増加した。auでは桃太郎、金太郎、浦島太郎を中心に昔話の人物が登場する「三太郎」のCMや、「意識高すぎ高杉君」などのCMが印象に残っている人が多いのではないだろうか。これらはかなり長期的なシリーズCMとなっているため、悪い印象はないものの見慣れてしまって、別のCMに目移りしている可能性は高い。
続いて「信頼できると思う携帯電話会社」のアンケートでは、CMに対する印象とは一転し、ドコモが49.6%、auが13.7%、ソフトバンクが8.1%と、ドコモが群を抜いていた。「主に利用している携帯電話会社」の調査ではドコモが31.8%であるため、主な利用率よりも信頼度が高いという結果に。ドコモの携帯電話を所持している人はもちろん、別のキャリアの携帯電話を使っている人の中にもドコモを信頼している人が一定数いるようだが、その理由はどこにあるのだろうか。
ドコモは「回線のつながりやすさ」が人気の理由?
「最も電波や回線がつながりやすい携帯電話会社」の質問では、ドコモが64.7%と他の追随を許さないほど圧倒的な結果に。さらに、ソフトバンク、Y!mobile、楽天モバイルの携帯電話をメインで使っているユーザーですら、ドコモを選んでいる人が多いとのこと。2021年の調査から他社を含め比率が、おおかた変わっていないことから、ドコモの回線のつながりやすさに対する信頼度は強固であることがわかった。
最後に「今後、利用したいと思う携帯電話会社」についての回答結果を紹介する。最も高かったのは、やはりドコモで32.0%。回答者からは「数年前の地震の際にドコモの回線はつながりやすかったから」と、緊急時の回線のつながりやすさから信用しているとのコメントが。14.8%の人はauと回答。「障害が出た時に、社長がすべてを理解し、自分の言葉で話していて、非常に信頼性が高まったから」と、問題が発生した際の対応に感銘を受けた人がいるようだ。
現在の利用率や将来的な期待値が高いのは、回線接続が安定しているドコモであることがわかった。ただし、料金プランや各種サービスなどは携帯会社ごとに個性があり、一長一短である。スマホなどを購入する時は、サービス内容などを詳しくチェックした上で、自分に生活スタイルにあった会社やプランを選ぶとよいだろう。
出典元:【マイボイスコム】