3月14日から発売されたiPhone 14とiPhone 14 Plusの新色・イエロー。9日に新色発売が発表されるやいなや、日本中のトレンドを席巻したばかりだ。Appleはイエローの発売に合わせてCM動画「新登場イエロー」(英題:Hello Yellow)を公開。アニメーションと実写を融合させやカラフルでポップな映像で、新色の魅力を伝えている。発表されてから話題を呼び続けているiPhone 14の新色・イエローのCM。耳に残る「バナナ」のフレーズのCM楽曲も紹介する。
カラフルでポップなiPhoneのCMは珍しい?
14日に発売されたばかりの新色・イエロー。ポップなカラーが目をひく
これまでのiPhoneのCMといえば、ボディのスタイリッシュさを全面に打ち出したものから、カメラの性能をアピールするものなど、そのときどきの新機能をプッシュする内容が多く、仕上がりもスタイリッシュなものが目立っていた。
だが、今回は新色・イエローの持つイメージに合わせて雰囲気が一新。黄色い壁面に囲まれた路地裏を歩く1人の男性が、シャツの胸ポケットからiPhone14を取り出すと、男性の姿はたちまちアニメーションに。男性はポップな音楽に乗せて、iPhoneを片手に街を歩き回りながらキャラクターたちが行きかう様子を撮影。最後には巨大化した男性が、街のあちこちを撮影して歩く姿が描かれる。
Apple製品CMの最後に表示されるおなじみのリンゴマークもイラストに。しかも、リンゴの色も黄色になっている。今回公開されたCMのBGMには1980年ごろにフランスで大ヒットしたLioの「Le Banana Split」を採用。軽快なメロディーが、新色のイエローが持つ、爽やかで明るい雰囲気とうまくマッチしている。また、CMを見た人からは「新色のためのCMなんてあるんだ」「鮮やかでいい」「CMがかわいくて欲しくなる」と肯定的な声が寄せられている。
iPhoneにイエローがラインナップされるのは3年ぶり
Appleが春先の3月にiPhoneの新色を発売するのは恒例で、21年にはiPhone 12にパープル、22年にはiPhone 13にグリーン、iPhone 13 Proにアルパイングリーンをそれぞれ追加。イエローが本体カラーにラインナップするのはiPhone 11以来3年ぶりで、これでiPhone 14は6色展開となった。一方で、今回の新色追加はiPhone 14とiPhone 14 Plusのみ。iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxは、既存のカラーラインナップのままなので、注意が必要だ。
iPhone 14は22年9月に発売された、現時点での最新モデルの1つ。iPhone 13に比べ、広角カメラ(アウトカメラ)はF値が小さくなって光を取り込みやすくなったため、暗所でも明るく撮影可能に。さらに、インカメラはオートフォーカスに対応。ビデオは最大4K HDRでも撮影ができ、新たに搭載されたアクションモードでは激しい映像もなめらかに撮影可能で、スポーツなどの映像も撮影しやすくなった。もはや、一眼レフいらずともいえるiPhone 14。
買い替えを検討している人は、新色・イエローの登場でますます、購買意欲が刺激されてしまうかもしれない。
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※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)