月々の使用料金が安くなることから需要が高い格安SIM。年を重ねるごとに、次々と新たな格安SIMが登場し、選択肢も増えていっている印象だ。かつては、大手と比べると通信速度の遅さが問題視されていたが、最近ではそのデメリットもあまり耳にしなくなったように思え、今後も安さを求めるユーザーからの需要が高まることが考えられる。中には格安SIMへの乗り換えを検討している人がいるかもしれない。そこで今回は、ユーザーに選ばれている格安SIMランキングを紹介。ぜひ、格安SIMを選ぶ際のヒントにしてほしい。
格安SIM、楽天モバイルを選択する人が多数! 2位は「UQモバイル」がランクイン
「株式会社レビュー」が運営している生活情報メディア「メイクアップ」で、2023年3月に20代以降の男女100人を対象に行われた調査結果から、人気格安SIMランキングをチェックしていこう。
1位に輝いたのは「楽天モバイル(RakutenMobile)」。5G通信に対応しているほか、データ無制限プランや国内通話が無料でかけ放題など、優れたプランを提供している格安SIMだ。回答者の理由としては、「3GBで980円の月額料金が加入条件なしで適用され、アプリを利用すると通話料が無料になるのが最大の魅力だから」と、月額料金を安く抑えられる点にメリットを感じていた。また、「電力会社を楽天でんきにしているので、ポイントが少しでも貯まるようにしているから」といった“ポイ活”目的でRakutenMobileを利用している人も多くみられた。
2位は「UQモバイル」。au回線を利用した、格安SIMの中でも有名なサービスの一つといえるだろう。通信速度が安定しており、利用面で不便さを感じることが少ない点が魅力の一つだといわれている。回答者からは、「月額料金が夫婦2人で1万円と安く抑えられたから。家庭用Wi-Fiもセットで申し込むと通信費がぐんと安くなったから」と、セットを利用した割引で月額料金が安くなる点に魅力を感じていた。また、「元々auを使っていて、乗り換えが簡単だったため」と、auからの乗り換えで選択している人も少なくないとの回答が得られた。
3位は格安プランで話題の「ahamo」、同率で「Y!mobile」がランクイン
3位は「ahamo」。オンラインで申し込みが可能なドコモの新料金プランだ。理由としては「他の格安SIM会社よりも通信速度が速いと感じるため」や、「元々ドコモを利用しており、格安SIMを考えた時、家族はまだドコモを利用していたため、家族割が適用されるahamoにした」など、安く機能面も高い点が評価されていた。
「Y!mobile」も3位にランクイン。「ソフトバンクからの乗り換えが簡単だったから」という意見もありつつ、「変えた当時は安いと感じたがさらに安い格安SIMに変えるか検討中」といったマイナスの意見も見られた。かつては、格安SIMのトップを走っているように思えたY!mobileだが、他の格安SIMの登場に押され気味なのかもしれない。
5位は「povo」。auの新料金プランとして登場し、月額料金の安さから人気を集めている。選ばれた理由には「月額性ではないため、外でスマホを使う必要のない期間は料金を支払う必要がないから」といったものや「普段から必要最低限しかスマホを使わないので、大手キャリアの時よりも半額以下になった」など、使った分だけ料金を支払う部分が人気を集めている。
その後は、6位に「LINEMO」、7位には「mineo」がランクインする結果となった。シンプルでわかりやすい料金プランや、自分の使った分だけ支払うシステムなど、より安く効率的なものを選択する可能性が高い。もし、格安SIMの購入を検討する人がいれば、ランキングを参考にしてみてはいかがだろうか。
出典元:【メイクアップ】