「au」「UQモバイル」「povo」の「事務手数料の値上げ」が決定した。理由は「説明事項の増加などへの対応」などで、新規契約や機種変更などの「事務手数料」が、4月20日からは3,850円(税込、以下同)の一律料金となる。今回は「au・UQモバイル・povoの事務手数料の値上げ」についてお伝えしよう。
au・UQモバイル・povoの「事務手数料」が一律3,850円に値上げ
「KDDI」と「沖縄セルラー」は3月31日、au・UQモバイル・povoにおける、新規契約や機種変更といった各種手続きの事務手数料を改定すると発表した。現在は新規契約3,300円、機種変更2,200円、回線譲渡2,970円など、手続きによって手数料の額に差が設けられている。4月20日以降は、一律3,850円(税込、以下同)となる。
同社の発表によると、値上げの理由は「サービスの多様化やご説明事項の増加などへの対応」である。対象となる手続きは、au・UQモバイルの「新規契約、機種変更、SIMカードの再発行・eSIMからの切り替え、eSIMの再発行・SIMカードからの切り替え、電話番号の変更、一時休止、譲渡」といった手続きが、一律3,850円に改定される。
「povo」の「手数料不要」は4月20日以降どうなる?
「povo」の場合、大半の手続きにおいて「手数料不要」となる点は従来通りだ。値上げ対象となる事務手数料は「新規契約、SIMカードの再発行・eSIMからの切り替え」で、一律3,850円となる。
現在、povoでは契約日から過去1年以内に同一名義で「povo2.0」を累計5回線以上申し込みしたことがある場合のみ、新規契約で3,300円の手数料がかかる。この5回線以上の新規契約手数料が550円値上りして、4月20日からは3,850円となる。
また、当面の間、無料のため現時点では影響しないが、2,200円と発表されていた「SIMカードの再発行・eSIMからの切り替え」手数料も、今後徴収されるようになれば3,850円に改定され、実質1,650円の値上げとなる。
4月20日以前に申し込みをしていれば、手続きの完了が改定後になった場合でも、3,850円はいったん請求するものの、改定前の手数料との差額を翌月以降に精算してくれるそうなので、値上がり前に申し込みを急ごう。
引用元:【KDDI】
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