節約志向の強いユーザーの強い味方として「格安SIM」が台頭しているが、使い慣れた大手キャリアからの乗り換えに躊躇しているユーザーもいるのではないだろうか。そこで今回は、格安SIMに乗り換えた“経験者”へのアンケート調査結果を紹介したい。
格安SIMの一番人気は「楽天モバイル」! 節約意欲が乗り換えの動機に
格安SIM・携帯キャリア比較サイトを運営するセレクトラ・ジャパン株式会社は、「大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)から格安SIMへのMNP乗り換え」に関するアンケート結果を発表した。スマホ販売市場の最新トピックスやお得なプラン・キャンペーンの選び方など、有意義なスマホライフを後押しする情報を提供する同社は、格安SIMユーザーのリアルな声を汲み取るために、2年以内に大手キャリアから格安SIMに乗り換えた100名に調査を実施した。
「現在利用している携帯会社(格安SIM)を教えてください」の項目では、楽天モバイルが第1位に輝いた。調査対象者の31%が利用する知名度抜群の格安SIMは、6月から開始された月額2,980円でデータ高速無制限の「Rakuten最強プラン」をはじめ、インパクトのある施策で注目を集めるだけに、この順位は納得である。
第2位にはUQモバイル、第3位はワイモバイルと、大手キャリアのサブブランドが続いた。
格安SIMへ乗り換えた理由については、やはり「料金を安くしたかったから」が圧倒的な回答率を記録した。ただ、CMなどの広告で「携帯料金が安くなる」と訴えられても「そんなにうまい話があるわけ……」と信用しきれず、乗り換え手続きを面倒に思うユーザーもいるはずだ。乗り換え検討者が気になる実態はどうなのだろうか。
95%の格安SIMユーザーが「乗り換えるつもりはない」高い満足度が明らかになる
店舗サービスや豊富はプランなどがある大手キャリアを使ってきた経験から、格安SIMへの乗り換えを後悔するユーザーがいても不思議ではない。「今後、他の格安SIMへの乗り換えを検討していますか?」の質問結果からうかがえるのは、格安SIMへの高い満足度だ。「(他キャリアへの乗り換えを)検討していない」と回答したのは95%にものぼり、今後も契約中の格安SIMを使用していく意向だとわかった。乗り換え手続きにおいても、86%の格安SIMユーザーが「簡単だった」と回答している。
「安い」「満足」「乗り換え手続きが簡単」ということであれば、格安SIMに乗り換えたいユーザーはグッと増えるに違いない。家計を助ける切り札として、格安SIMがさらに支持される日は近いのかもしれない。
出典元:格安SIM・携帯キャリア比較サイト【セレクトラSIM】
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