iPadの充電がなかなか完了しないとイライラしますよね。iPadは充電しながら使うことも可能ですが、バッテリーのことを考えると充電しながらの使用はデメリットばかり。なるべくなら充電しながらの利用は避けたいところ。
では、iPadの充電が遅いときはどのような対策を取ればいいのでしょうか。この記事ではその原因と対処法をご紹介します。
iPadの充電が遅くなるとどうなる?
iPadの充電が遅くなるということは、充電時間が長くなり、充電待ちの時間が増えてしまうということ。また、「充電停止中」という表示が出てしまうこともあります。
なお、iPadの「充電停止中」という表示については以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
iPadの充電が遅い際の主な原因
iPadの充電が遅い際の主な原因は以下の4つです。
・USBポートの充電性能
・充電ケーブルの性能
・iPadが熱くなりすぎている・冷えすぎている
・その他の原因
それぞれ詳しく見ていきましょう。
USBポートの充電性能
充電ケーブルの性能
充電ケーブルの性能ももちろん充電速度に影響します。
なお、以下の記事ではダイソーに売られているUSBケーブルについて検証を行っています。ぜひ参考にしてください。
iPadが熱くなりすぎている・冷えすぎている
Apple公式サイトによると、iPadの基本的な使用温度範囲は0~35℃。極端に寒かったり暑かったりする環境はiPadの性能やバッテリー寿命に悪影響を及ぼします。極度に寒い場所や、暑い場所で充電している場合は場所を変え、適切な温度の場所で充電を行いましょう。日常使いの場合は、たとえば直射日光が当たる場所や車内では35℃を越えることがあるので要注意。
参考元:Apple公式サイト
iPadをできるだけ高速で充電する方法
iPadをできるだけ早く充電するコツをご紹介します。
純正品の充電器を使う
iPadに付属している充電器は、iPadのモデルに合わせて最適化されています。 そのため、純正品の充電器を使うことで、安全かつ高速に充電できます。
コンセントから直接充電する
コンセントから直接充電することで、USBポートから充電するよりも高速に充電できます。理由はUSBポートよりもコンセントの方が電圧が高いためです。早く充電したいときはコンセントから充電するようにしましょう。
電源を切って充電する
「iPadを使わないで充電している」というつもりでも、位置情報共有アプリが起動されていたり、アプリがアップデートされている場合があります。そのため、アプリの起動を止めるために電源を落として充電するといいでしょう。
まとめ
本記事で紹介した方法をすべて試しても充電が遅い状態が改善されない場合、iPadOSをアップデートしたり、端末を再起動するのがおすすめ。
また、バッテリーが劣化している場合、AppleCare+に加入していれば無償で交換することが可能です。AppleCare+については以下の記事で解説しているので参考にしてください。
※サムネイル画像(Image:waller66 / Shutterstock.com)