機能性の高いスマートフォンが続々と発売されていますが、新しいスマホは価格が高いため、お得な中古スマホの購入を検討する人も少なくありません。そこで今回は、「2024年6月の中古スマホ・中古タブレットランキング」見ていきましょう。
総合ランキング1位は「iPhone SE(第2世代)」、「iPhone8」の取引も多数
株式会社ウェイブダッシュが運営するムスビーは、7月1日に「2024年6月の中古スマホ・中古タブレットランキング」を発表。まずはじめに、ムスビー中古スマホの総合ランキングを紹介します。
2024年6月の総合ランキングで1位となったのは「iPhone SE(第2世代)（SIMフリー国内版）」でした。前月より平均価格が1150円アップの19818円となりましたが、3位に「iPhone SE(第3世代)（SIMフリー国内版）」が入っていることからもわかるように、「SE」は高い人気を誇っているようです。最新のiPhoneシリーズにはない“指紋認証”が使えるため、利用する人が多いのではないでしょうか。
続いて、2位は「iPhone8（SIMフリー国内版）」、4位は「iPhone12（SIMフリー国内版）」、5位は「iPhone11（SIMフリー国内版）」という結果に。比較的新しい機種であるiPhone11やiPhone12の取引数が多いかと思いきや、意外にもiPhone8の方が取引数が多いことがわかりました。その理由として、iPhone11やiPhone12はiPhone8の2倍以上の平均価格であることが挙げられます。新しい機種よりは劣るものの、機能性が高いiPhone8を低価格で購入できる点が魅力ポイントになっているのではないでしょうか。
Androidは「AQUOS sense3 SHV45」、タブレットは「iPad(第5世代)」が人気
次に、Android機種別ランキングを見ていきましょう。1位となったのは2020年10月に発売された「AQUOS sense3 SHV45（au）」でした。4年前の機種ではあるものの、平均価格が4001円と低価格であることが大きな魅力です。
一方、2位は「Google Pixel 8a（SIMフリー国内版）」で、平均価格が66242円でした。iPhoneを含め、他機種と大きな金額差があることがわかります。テレビコマーシャルなどでGoogle Pixelの高い機能性が宣伝されていることもあり、注目が集まっているのではないでしょうか。
最後にタブレット機種別ランキングを見ていきましょう。1位は「iPad(第5世代)」、2位は「iPad(第7世代)」、3位は「iPad(第8世代)」という結果に。高い順位ほど平均価格が低く、低い順位ほど平均価格が高い結果となりました。
本調査の結果から、平均価格の低い機種が比較的人気を得やすいことがわかりました。今後新しいiPhoneシリーズやAndroidが発売された際、どのようにランキングが変化するのか気になるところです。
※サムネイル画像（Image:BalkansCat / Shutterstock.com）
