自宅にWi-Fiがなくてもスマホで動画サイトを楽しみたい人は、スマホのデータ通信量が月10GBや月20GBではまったく足りないでしょう。そのようなときは、やはりストレスなく使える無制限プランを契約したいところですが、いったいどこがお得なのでしょうか?
そもそも大手キャリアの無制限プランはどうなっている?
ドコモの「eximo(エクシモ)」は、月3GBを超えると無制限となり月額7,315円で利用できるプラン。ただし、みんなドコモ割(-1,100円)、ドコモ光セット割(-1,100円)、dカードお支払割(-187円)をすべて適用できると、無制限でも月額4,928円まで安くなります。
もちろん、ドコモの高速5G回線が利用できるので、スマホで高画質動画を見てもストレスはまったくありません。値段が高くても、データ容量を気にせず高速5G回線を無制限で利用したいなら、やはりeximoが一番でしょう。
割引をすべてクリアできる人は限られるでしょうが、この場合はahamoの100GB(月額4,950円)よりも少しだけ料金が安くなることは覚えておきましょう。
●ドコモ「eximo」→こちら
なお、このような無制限プランはほかのキャリアでも用意されており、auでは「使い放題 MAX 5G/4G」、ソフトバンクでは「メリハリ無制限+」になりますが、やはり割引をすべて適用すると無制限でも月額4,928円になります。
●au「使い放題MAX 5G/4G」→こちら
●ソフトバンク「メリハリ無制限+」→こちら
5G対応の無制限プランとしては格安な「楽天モバイル」だが……
大手キャリアのなかで、楽天モバイルだけは独自に「Rakuten最強プラン」を用意しています。これは、月3GBまでは月額1,078円、月20GBまでは月額2,178円、月20GB超は無制限で月額3,278円という高速5G対応プラン。
しかも、家族割の「最強家族プログラム」が適用されると家族全員が毎月110円割引されるので、他社に比べるとかなり安くなっています。
●楽天モバイル「最強家族プログラム」は→こちら
楽天モバイルは23年6月からau回線のローミングが無制限で利用できるようになったことで、人口カバー率は99.9%になっています。しかし、このau回線のローミングで利用されているのは4G LTEの800MHz帯のみ。しかも、楽天モバイルの5Gエリアもまだまだです。
このような事情を考慮すると、現状で楽天モバイルをオススメできるのは、やはり大都市圏在住者であり、山間部ではつながりにくい可能性がありますので、事前に自宅が楽天モバイルの対応エリアかどうか確認したほうがいいでしょう。
ちなみに、楽天モバイルはすでに念願のプラチナバンド(700MHz)を獲得していますので、今後はさらに電波状況も改善されていくと思われます。
●楽天モバイル「サービスエリアマップ」は→こちら
実は「povo2.0」の無制限プランが楽天モバイルと同等の安さ!
基本料金が無料のpovo2.0はKDDI(au)のネット専用格安プラン。自分でデータ通信量をトッピングするスタイルで、高速5G回線が利用できます。
そのpovo2.0では、24年4月25日から新たにデータトッピングの「使い放題(7日間)12回分」が導入されたのをご存じでしょうか?
これは、7日間無制限プランが12回使えて9,834円/回ですが、7日間×12回=84日間(約3カ月)なので、1カ月換算では3,278円ということになります。つまり、実質、楽天モバイルと同等の料金になるんですね。
もちろん、普通に計算すると1カ月=28日の計算になりますが、トッピング終了後すぐに連続して適用しなくてもいいので、使い方によっては楽天モバイルよりお得になることもあるでしょう。
●povo2.0「povo2.0、約1カ月間あたり3,278円で使える「データ使い放題(7日間)12回分」と「300GB(90日間)」トッピングを提供」は→こちら