デスクに紙の書類が大量に置いてあると、かなりジャマになりますよね。そのようなときは、iPhoneのカメラで撮影して写真として保存してもいいのですが、書類はやはりPDFで保存したほうが何かと便利です。
実は、「メモ」アプリには「書類をスキャン」する機能があるので、iPhoneで手軽に紙の書類をPDF化することができるんですよ。これなら紙の書類を写真で保存するより効率的に書類を管理できますし、紙の書類を廃棄してデスク周りをスッキリさせることもできますね。
書類を「PDF化」して保存する手順
【7】「メモ」アプリに「ロック」をかけて秘密のメモを他人に見られないようにする
メモのなかに、他人に見られたくないものが含まれていませんか? そのような場合は、「メモ」アプリの起動にFace IDでロックをかけておきましょう。これなら、他人が勝手に秘密のメモをチェックすることはできません。ただし、この機能はiPhoneがiOS 18以降でないと使えないのでご注意ください。
設定方法は簡単です。まず、「メモ」アプリのアイコンを長押して、表示されたメニューから「Face IDを必要にする」を選択。すると、ポップアップが表示されるので、ここでも「Face IDを必要にする」をタップすればOKです。なお、iOS 16.4以上ではオートメーション機能を使うことで、アプリにロックをかけることも可能となっています。
「メモ」アプリにFace IDでロックをかける手順
【8】ロック画面に「メモ」アプリを登録してすぐにメモを取る
忘れないうちにサッとメモを取りたいとき、わざわざロックを解除して「メモ」アプリを起動するのは面倒ですよね。そのような場合は、ロック画面に「メモ」アプリのアイコンを登録しておきましょう。これで、スリープを解除したらワンタッチで「メモ」アプリを起動することができますよ。ただし、これはiOS 18の新機能になっています。
「メモ」アプリをロック画面に登録する手順
【9】コントロールセンターに「メモ」を配置する
「メモ」アプリを素早く起動する方法としては、コントロールセンターに「メモ」アプリを登録するのもアリでしょう。実は、iOS 18からはコントロールセンターのカスタム機能が強化され、さまざまなアプリを登録できるようになっているのです。
コントロールセンターは、ほかのアプリを起動中でもすぐに表示できるので、ここに「メモ」アプリを配置しておけば、重要な情報をサッとメモすることが可能ですね。
コントロールセンターに「メモ」を配置する手順
【10】1行目のフォントを本文と同じものに変更する
「メモ」アプリを起動して新規メモを作ろうとすると、1行目が勝手に大きくて太い文字になりますよね。でも、見出しも本文と同じフォントにしたい場合もあるでしょう。
そのようなときは、iPhoneの設定を開いて「アプリ」をタップしたら、「メモ」アプリを選択。次に「新規メモ開始スタイル」を開いて「本文」にチェックを入れましょう。これで1行目も本文と同じフォントになりますよ。
1行目を本文と同じフォントにする手順
まとめ
いかがでしょうか? 今回はiPhone標準の「メモ」アプリの便利な設定や機能を紹介しました。「メモ」アプリは単にメモを取るだけでなく、たくさんの便利機能が隠されているので、これらの機能をしっかりと使いこなせば、かなり便利になると思います。
皆さんもこれを機会に、もっとiPhone標準の「メモ」アプリを使い込んでみてはいかがでしょうか?