日本国内で8,400万人以上が利用するSNSアプリ「LINE」。だが、2020年8月26日、au(KDDI)は一部ケータイでLINEアプリサービスの提供を9月中旬で終了すると発表した。果たしてどの機種でLINEが使えなくなるのだろうか? そこで今回は、LINEが使えなくなるauケータイについて解説しよう。
LINEが使えなくなるのは「AQUOS K」の3機種!
2020年8月26日、KDDIはauの一部ケータイで、9月中旬以降に「LINE」が使えなくなると発表した。LINEといえば日本国内だけで8,400万人が利用する大人気SNSアプリ。今さら使えなくなると言われても困ってしまうだろう。
今回、LINEが使えなくなるケータイは、見た目がガラケーのようなフィーチャーフォン型の「AQUOS K SHF31」「AQUOS K SHF32」「AQUOS K SHF33」の3機種。2015年~2016年にかけて発売された機種なので、いまだ現役で使用している人も多いのではないだろうか? いずれもOSにAndroid 4.4を利用しているものの「Google Play」を搭載していない、いわゆる“ガラホ”である。
これらの機種は、すでにLINEアプリの配信が2019年11月5日で終了しているが、今回完全にLINEが使えなくなる理由は、LINEが一部OSバージョンのサポートを終了するためだという。また、LINEアプリのバージョンが8.17.0未満の場合も使えなくなるが、Android 4.4以降およびiOS 10以降の端末であればLINEアプリを更新することで継続利用できるそうだ。
■auのケータイでLINEが使えなくなる機種
(1)AndroidおよびiOSでバージョン8.17.0未満のLINEアプリを使用している場合
※Androidのバージョンが4.4以上およびiOS 10以上の場合は、LINEアプリを8.17.0以上にアップデートすれば引き続き利用可能
(2)以下の4G LTEケータイ
AQUOS K SHF31(2015年2月20日発売)
AQUOS K SHF32(2015年7月17日発売)
AQUOS K SHF33(2016年7月06日発売)
ドコモでも一部機種でLINEの利用が終了!
実は、すでにドコモでも一部スマホやフィーチャーフォンでLINEが使えなくなることを発表している。その理由はauとまったく同じで、OSがAndroidでも「Google Play」を搭載していない機種は、LINEアプリのサポートが終了するためである。詳しくは『ドコモの一部AndroidスマホでLINEアプリサービスが終了! 利用できなくなる機種はどれ?』を参考にしてほしい。なお、今のところソフトバンクのケータイでLINEが利用できなくなる機種は発表されていない。
●au「一部機種におけるLINEアプリサービス提供終了について」(公式)は→こちら