政府が携帯料金の値下げに対し発言をしてから、大手携帯会社3社は値下げに踏み切ろうとしている。ソフトバンクとKDDIは既にサブブランドでの値下げを発表。そしてついにNTTドコモも新格安プラン「ahamo(アハモ)」を発表。データ通信量が月20ギガバイトの大容量プランを、2,980円(税別)という驚きの低価格を打ち出したことが話題となっている。しかし、これならばeSIMを使用した方がいいという声もある……。
今回は、今使っている携帯の料金を安くするための術を紹介していきたい。
携帯電話料金を下げるためのとっておき「eSIM」とは
eSIMは、10月に総務省から発表された「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクションプラン」で「eSIMの利活用」が挙げられたこともあり、現在注目を集めている。eSIMとは、通常のスマートフォンなどの本体に装着する物理的なSIMカードの代わりに、本体にあらかじめ内蔵されたSIMカードに契約に必要な情報を書き込んだものだ。
国内で販売されており、eSIMを採用している端末はまだ少ないが、それらの機種では従来の物理的なSIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIMとしての利用が可能になる。そのため、1枚目には各携帯電話会社などのSIMカードを挿し、2枚目もeSIMには格安なeSIMプランを契約しておけば、必要に応じてSIMとeSIMを使いわけることができるのだ。各サービスを状況に合わせて使うことで、節約ができるだろう。
eSIMを上手に活用することで携帯電話料金の節約につながる。しかし、見知らぬものを契約するにはやはりそれなりの勇気がいるだろう……。
まず、Webページやアプリなどで契約している携帯電話会社で自身の契約情報をチェックしよう。そこでの重要な確認ポイントは月々のデータ通信量である。次に、そのデータ通信量は、自身のデータ通信量プランに適しているかどうかを確認する。もし、プランよりもデータ通信量が少なければ通信量を落としたプランへの変更を検討してみるのもいいだろう。しかし、プラン以上のデータ通信量を月々追加しているのならば、eSIMにするのはとてもいい手と言えるはずだ。
ぜひ、あなたも幅広い視野で携帯電話料金を見直してみてほしい。
参照元:今使ってるiPhone&キャリアそのままでもっともっと安く!! IIJmioのeSIMで今よりグッと賢く節約するワザ【ケータイ Watch】