「Google Pixel 6/6 Pro」がまもなく発売! Pixelでしか使えない7つの便利機能とは?

いよいよ2021年10月19日(日本では20日)に発表されるとみられている「Pixel 6/6 Pro」。PixelシリーズはGoogle(グーグル)の最新技術をガッツリ盛り込んだ、いわばGoogle公式スマホだ。Androidの最新機能を早くフルに使いたい人にとっては、最高のスマホであろう。そこで今回は、Pixel シリーズだけで利用できる便利機能を7つ紹介しよう。

【1】車を運転するとき自動的に「運転モード」をオンに!

(Image:store.google.com)

車に乗るとき、毎回スマホをサイレントモードにするのは面倒だが、Pixelならそんな手間は必要ない。Pixel 2以降では、車が移動中の車内にあることを感知すると自動的に「運転モード」がオンになるのだ。

Pixel 2では「サイレント モード」になるだけだが、Pixel 3以降は車のカーナビ(ディスプレイ)にAndroidアプリが表示される「Android Auto」にも対応するので、どちらかを選択することができる。地味な機能だが、通勤で毎日車を運転する人にとってはかなり便利だろう。Android Autoについては→こちらで確認してほしい。

Pixelの運転モードは「設定」→「接続済みのデバイス」→「接続の設定」→「運転モード」で設定できる。「動作」をタップして、運転中にPixelを使用するときは「Android Auto の起動」をタップ。運転中にPixelを使わないときは「サイレント モード」をオンにする。最後に「自動的にON」をタップすればOKだ。

(Image:android.com)

「Android Auto」対応車種は限られるが、スマホのアプリが自動車のカーナビ(ディスプレイ)に表示されるのは便利だ

【2】迷惑電話を撃退できる「通話スクリーニング」機能

スマホにかかってくる詐欺まがいの迷惑電話や煩わしい営業電話にうんざりしている人も多いだろう。だが、Pixelなら着信時にGoogleアシスタントが電話に出て自動音声で応答してくれる「通話スクリーニング」機能が利用できる。

ただ自分に代わって応答してくれるだけでも便利だが、通話スクリーニング機能では、電話をかけた相手はガイダンスに沿って名前や用件を伝えるように促され、その音声が文字に起こされて表示されるようになっている。この機能のおかげで、名前と用件を確認してから電話に出る出ないを判断したり、折り返し電話することができるのが便利! 

「通話スクリーニング」機能は「電話アプリ」を起動して、「設定」→「スパムの番号と通話スクリーニング」をタップしてオンにすればいい。なお、この通話スクリーニング機能は、2021年6月のアップデートによりすべてのPixelで利用できる。

「通話スクリーニング」機能は、単に迷惑電話を防ぐだけでなく、内容を文字に起こして相手を確認してから電話に出ることができる

【3】よく使うアプリを自動的にホーム画面に出してくれる

スマホでよく使うアプリは、ホーム画面下のランチャーに配置している人が多いと思うが、なかにはホーム画面がアプリでいっぱいになって、なかなか目的のアプリが探せないという人もいるだろう。

しかし、Pixelならユーザーの普段の行動から、よく使っているアプリを自動的に選択してホーム画面の下部に表示してくれる機能がある。たとえば、起床時には朝のワークアウトアプリを表示してくれるので、アプリを毎回探さなくて済むのだ。

この機能を使うには、ホーム画面の何もないところを長押しして、「ホームの設定」→「候補」→「ホーム画面上の候補」を有効にすればいい。

ホーム画面のアプリを整理できない人でも、Pixelならよく使っているアプリ候補を画面下に表示してくるので、アプリを探す手間が省ける

【4】星の軌道を美しい動画で撮影できる「天体タイムラプス」機能

Pixelのカメラは暗い場所でもきれいに写真が撮れるが、とくに星空を美しく撮影する「天体モード」は、面倒な設定をしなくても簡単に美しい夜空が撮影できると評判だ。

しかも、2021年6月にはPixel 4以降には「天体タイムラプス」機能が追加されたので、星の軌跡を捉えた美しい天体タイムラプス動画を撮れるようになっている。

タイムラプス動画の撮影は、事前にGoogleカメラアプリの「動画」→「その他」→「タイムラプス」を選択し、動画の倍速を選択(5x~120x)しておこう。あとは夜空がきれいな場所に行って三脚でPixel本体を固定。「Google カメラ」の設定を「夜景モード」にしておくと、自動的に天体モードに切り替わって「天体撮影機能」がオンになるので、撮影ボタンを押せばいい。

スマホで、一眼レフカメラのような美しい天体写真やタイムラプス動画が撮れるのも、Pixelならではの機能と言えるだろう(写真はイメージです)

【5】Googleフォトで空の色を美しく加工する

SNSでは映える写真を載せたい人が多いと思うが、Pixelなら青空の写真をより美しく加工する機能を利用できる。

これは「Googleフォト」の編集機能のひとつだが、PixelスマホかGoogleの有料ストレージサービス「Google One」に加入しているユーザーだけが使えるオプション機能だ。

まず、Googleフォトから写真を開き、「編集」→「調整」→「空」を選択しよう。フィルターはいろいろあるので雰囲気に合わせて選んだら、下にあるダイヤルでエフェクトの強さを調整できる。

ややどんよりした空も、見違えるような青空に加工することもできる。これでSNS映えする写真を簡単に作成できるぞ!(写真はイメージです)

【6】「この曲なに?」で流れている音楽の曲名がすぐに分かる

カフェやテレビなどで流れている音楽が、いったい何という曲なのか知りたいときは「Shazam」のようなアプリを使えばいいが、実はPixelにも「この曲なに?」という機能が搭載されているのをご存じだろうか? この機能を使えば、今聞いている音楽を特定してPixelのロック画面で教えてくれるのである。

「この曲なに?」を使うには「設定」→「着信音とバイブレーション」→「詳細設定」→「この曲なに?」をタップ。そして 「ロック画面に曲を表示」をオンにすればいい。あとは、Googleアシスタントで、その曲をハミングしたり口笛で吹くなどすれば、検索結果を表示してくれるのだ。

最近よく聞くあの音楽の曲名が知りたいときは、「この曲なに?」をオンしよう。曲名を調べてロック画面に表示してくれるぞ!

【7】Pixel 6は独自チップセット「Google Tensor」を使える

これまでPixelでは、メインプロセッサにQualcomm製のSnapdragonシリーズを採用してきたが、Googleはより高性能な作業をするには不十分だとして、独自にチップセットを開発した。

そして、ついにPixel 6とPixel 6 Proは最新のチップセット「Google Tensor」を搭載。Google史上もっとも速く、カスタマイズにもこだわったスマホになったと説明している。

Google Tensorでは、Googleの人工知能(AI)や機械学習(ML)を実行できるようになっており、たとえば、動いている子どもの顔がブレた写真を、前後の意写真を参照して瞬時にシャープに補正したりできるようになるという。

(Image:store.google.com)

Googleがやりたいことを実現するために自ら開発した「Google Tensor」は、最新機種のPixel 6/6 Proに搭載される。果たしてどのくらい凄いのか試してみたい人も多いだろう

いかがだろうか? PixelはGoogleの公式スマホなので、最新のOSにいち早くアップデートでき、最新の機能をフルに活用できるようになっている。バッテリーが膨らんでカバーが外れそうになるといったトラブルもよく耳にするが、それでも、Pixelならでは機能を試したい人は、10月後半発売予定のPixel 6/6 Proに買い替えるのもアリだろう。

参考元:Pixelでしか使えない7つの便利機能【GIZMODO

●Google Store「Pixel 6/6 Pro」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:@madebygoogle)

文=すずきあきら/編集・ライター

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