年末年始のサンライズ出雲のチケットは、ネットで自宅10時打ちしても簡単には取れないのが現実です。それでも、どうしても一度はサンライズ出雲に乗ってみたいという人は、ノビノビ座席を事前予約で狙う手もあります。
実は、ノビノビ座席は寝台個室ではなく雑魚寝の「指定席」なので、1カ月+1週間前の朝5時30分から事前予約できます。
ライバルが増えるだけなので、本当は秘密にしておきたいのですが、ここでは、昨年筆者が試してみたノビノビ座席の事前予約の方法を紹介しましょう。
まず、12月30日の予約は11月23日の朝5時30分以降に「JRおでかけネット」にログインします。列車名、日付、発車駅・到着駅を指定したら、ご利用設備で「普通車 ノビノビ座席」を選びましょう。
途中、座席を選択することも可能ですが、当選確率を高めたい場合は「どの席でもよい」を選びます。また、乗車券が不要なら「乗車券なし」を選べばいいでしょう。最後にクレカでの決済手続きを行えば、事前申込受付は完了です。
11月30日の自宅10時打ちと違って、ネットへのアクセスはさほど混雑していないので、事前予約は比較的簡単にできるはずです。
ノビノビ座席の事前予約方法
ただし、事前予約しても100%チケットが購入できるわけではありません。とくに応募者が多い繁忙期は、抽選になってハズれる可能性も高いのです。実際、昨年筆者は落選しました。しかも、この当落メールは11月30日の朝10時過ぎに届くので、もし、自宅10時打ちでB寝台のシングル予約が取れた場合は重複してしまうことになります。この場合、乗車2日前までなら340円の手数料でキャンセルできます。
ちなみに、事前予約申込自体を取り消す場合は、11月30日の朝7時59分までなら手数料無料でキャンセルできますよ。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は繁忙期の年末年始にサンライズ出雲を予約する方法を紹介しました。
最近は「みどりの窓口」でも10時打ちを受け付けない駅もあるそうですが、ネットでの自宅10時打ちもかなり競争率が激しいので筆者も困っています。それでも、どうしても年末年始にサンライズ出雲に乗りたい場合は、ノビノビ座席の事前予約もアリでしょう。
なお、「e5489」はJR西日本のサービスなので、運良くチケットが取れた場合は、東海道新幹線が止まる東京、品川、新横浜の自動券売機で、発券することが可能になっています。
※文中の価格はすべて税込みです。
※事前予約画面は2023年のものです。今後、仕様が変更される可能性があります。