コストコ公式のクレカ「コストコグローバルカード」で買い物をすると「リワード」がもらえるが、これはいったい何だろうか? お得なの? いつもらえていつ使えるの? そんな素朴な疑問を解決するために、今回はコストコのリワードについて解説しよう。
コストコの「リワード」とは“ポイント”のこと!
以前、コストコ(COSTCO)で使えるクレカはアメックスだったが、2018年2月からはMasterCard(マスターカード)に変更されたのはご存じだろう。このとき、同時にコストコ公式のクレカ「コストコグローバルカード」も登場した。このコストコグローバルカードを使って買い物をすると「リワード」がもらえるようになっている。コストコのリワードとは、簡単に言えば“ポイント”のこと。コストコでの利用なら1.5%、コストコ以外でも1%のリワードが還元されるのだ。
コストコグローバルカードの年会費は1,250円(税別)だが、年1回以上の利用で無料になる。また、新規入会キャンペーンも頻繁に行われており、2020年9月まではコストコオリジナルのショッピングバックがもらえるほか、Web明細登録で500リワード、条件をクリアすると最大3,500リワードがもらえるキャンペーンが実施されている。もし、コストコを頻繁に利用するのなら、加入したほうがお得だろう。
リワードは1年分まとめて翌年2月に付与される!
コストコのリワードには注意したい部分もある。まず、リワードは買い物ごとに毎回リワードが付与されるのではなく、毎年1月~12月までの1年間、買い物した合計に対して翌年2月に付与されること。たとえば、コストコの会員になったけど、あまり利用しなかったので1年後に退会してしまうと、せっかくのリワードも受け取れないのである。
次に、受け取ったリワードは1円単位で使用できるので、レジの支払い時に「リワードで!」と告げればOK! だが、有効期限は1年なのでしっかりと使い切る必要がある。コストコのリワードがいくら付与されたのかは「コストコグローバルカードのリワード確認サイト」で確認できるので、普段からしっかりチェックしておこう。
公式クレカは年会費が自動引き落としされるので注意!
最後にもうひとつだけ注意したいのは、コストコグローバルカードを作成すると、コストコの年会費が自動的に引き落とされてしまうこと。コストコのヘビーユーザーならありがたいシステムだが、年に数回しか利用しないライトユーザーにとっては、勝手に年会費を引き落とされるのは正直言ってありがたくない。
実はコストコの会員カードは、有効期限が切れても1年半後までは更新可能である。したがって、有効期限が切れてから1年後に会員カードを更新すれば、丸々1年分の年会費は払わなくていいのだ。実際、筆者は有効期限が来ても、次に行きたくなるまで更新せず、半年~1年後に会員カードを更新することで、事実上、年会費を節約しているのだ。
逆に毎週のようにコストコで買い物をするヘビーユーザーなら、「エグゼクティブ会員」になるのがおすすめ! アップグレード年会費は4,600円(税抜)必要になるが、リワード還元率は2%にUPするので、すぐに元は取れるだろう。詳しくは「COSTCO(コストコ)で「エグゼクティブ会員」制度がスタートしたが本当にお得なのか?」を参照してほしい。
●コストコグローバルカード(公式)は→こちら
●コストコグローバルカードのリワード確認(公式)は→こちら
●エグゼクティブ会員(公式)は→こちら
※サムネイル画像(Image:Jarrett Homan / Shutterstock.com)