フード・デリバリーサービスの代表格「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。いっこうに収まらないコロナ禍でリモートワークを強いられても、料理を家まで配達してもらえる心強いサービスだ。また、収入が減って副業として「Uber Eats」を始めたいと思っている人もいるだろう。でも、「Uber Eats」って何なの? どうやって始めればいいの? と疑問に思っている人も多いはず。そこで今回は、今さら聞けない「Uber Eats」の仕組みや始め方などを解説するぞ。
「Uber Eats」って何? どんな仕組みになっている?
古くから日本のそば屋や寿司屋には「出前」があったし、最近ではピザの配達サービスも普及している。そんな中、コロナ禍の影響で急速に利用者が増えているのが、フードデリバリーサービスの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」だ。でも、「Uber Eats」と「出前」は何が違うのだろうか?
「Uber Eats」が出前と決定的に違うのは、何といっても本来は出前をしてもらえない飲食店の料理も配達してもらえること。もちろん、配達パートナーも配達で収入が得られるし、飲食店にすれば「Uber Eats」のおかげで出前の人を雇う必要がなく、売り上げが上がるので、みんなにメリットがあるシステムなのだ。
「Uber Eats」のメリットは分かったが、気になるのは利用手数料だ。「Uber Eats」の注文方法は→こちらを参考にしてほしいが、「Uber Eats」の配達手数料は飲食店と配達先までの距離で変動するようになっており、徒歩10分圏内であれば50~100円程度。ほかにも、注文した料理の代金に10%のサービス料が必要になってくるほか、700円未満の注文の場合は150円の少額注文手数料も必要となる。
また、飲食店が「Uber Eats」と契約する場合、飲食店は「Uber Eats」側に35%ほどの手数料を払っているため、飲食店によっては店舗で食べるよりも料金が高く設定されている場合もあるのだ。
配達パートナーで実際にどれくらい稼げるの?
ここまでの説明で「Uber Eats」の配達パートナーになりたいと思った人もいるだろう。配達パートナーになるのに資格はいらない。まず「Uber Eats」でアカウントを登録し、身分証明書などを提出したら、近くの登録会場でアカウントを有効化するだけでOKだ(新型コロナの影響で現在はオンラインの場合もあり)。
配達パートナー最大のメリットは、“好きな時間に働ける自由さ”にある。働けるときはスマホの配達パートナー専用アプリをオンラインにしておき待機、働けないときはオフラインにしておけばいい。もちろん、オンライン時に注文の通知が来ても、距離や時間が合わなければその注文を見送ってもOKだ。また、配達パートナーの報酬は週単位で支払ってもらえるのも魅力的。報酬は出来高制で、配達エリアや距離、天候などによっても報酬額は変わってくる。1回の配達で平均500円ほどの収入になるため、1時間に2件配達すれば時給1,000円という計算になる。
いかがだろうか? テレワークで忙しいときでも、わずかな手数料で料理を配達してもらえる「Uber Eats」は非常に便利だ。また、配達パートナーとなりコロナ禍で減った収入をカバーすることもできるし、売り上げが落ち込んでいる飲食店も、「Uber Eats」を利用することで営業を継続できるのだ。まさに「Uber Eats」はコロナ禍の救世主とも言えるありがたい存在なのである。
●Uber Eats「UberEats配達パートナー」(公式)は→こちら
●Uber Eats(Android)は→こちら
●Uber Eats(iPhone)は→こちら
※サムネイル画像(Image:Gabriel_Ramos / Shutterstock.com)