オンラインでの会議や打ち合わせはもちろん、セミナーや飲み会など、使い方が広がってきている「Zoom」。ついに子育てにも使えることがツイッターで話題となっている。眠っている様子を別の場所から見守るだけではなく、なにかあれば教えてくれる方法とは?
これぞ令和の子育て! コロナ禍が生んだ画期的な育児のアイデア
きっかけは、5月24日にniintottaさん(@niintotta)が投稿したつぶやき。
「タブレットを使って寝室とキッチンでZoomをつないだらベビーモニターとして使える。日本の親を招待して『ちょっと見ててー』ってお願いしたら、私は別の作業ができるし親は孫を見られるし、win-winでほんと良い」
つまり、キッチンと子どものいる寝室をZoomでつなぎ、画面の向こうのいる祖父母に様子を見てもらい、その間にたとえば洗濯を取り込むなど、少し目が離せるということ。
この斬新なアイデアにリプライ欄では、
「なるほど、Zoomという手がありましたか(感動)!!」
「おめでとう&すげぇ!って声出た~」
「便利な世の中になりましたね! 私の頃もあったら」
「ズームの本質って移動の伴わない『どこでもドア』なんじゃないかな」など、多くの声が寄せられた。
投稿したniintottaさんは、現在フィンランドで子育て中とのこと。両親は日本に住んでいるため、寝ている子どもの様子を見せたいものの、物音で起こしたくないため、どうにか手持ちのもので見せられないかと考えたすえ、仕事でよく使うZoomに思い至ったそうだ。いつもは寝室とキッチンにタブレット(もしくはスマホ)を置き、両方の端末をZoomにつなぎっぱなしにして、互いの部屋の様子を確認。さらに、祖父母をそのZoomミーティングに招待すれば、様子を見てもらえるのだ。
たとえばキッチンで火を使っているとき、火からも子どもからも目が離せない。そんなときに第三者に見てもらえれば、子どもに何かあったときにすぐに教えてくれるというわけだ。
テレビ電話でもできるように思うが、niintottaさんはZoomのメリットを「テレビ電話だと、お互いの時間を合わせ、こちらから発信し相手に通話を受けてもらわなければならない。Zoomなら、あらかじめURLを送り招待しておくだけ。招待された側はその時間に参加できるようならミーティングに参加すればいいので、時間が合えばラッキー、合わなくても普通にモニターとして使えるのでプレッシャーがない」と話す。たしかに、強制しているわけではないし、手間が少ないのは使い勝手がよそうだ。
ただ、Zoomは3人以上で参加する場合、無料会員だと40分の時間制限がある。また、バッテリーをかなり消費するので注意が必要。とはいえ、2台以上のスマホ(またはタブレット)とZoomアプリがあればすぐできるので、夫婦ともにテレワークで近くに預けるところない場合など、両親にお願いしてみてはいかがだろう。
参考元:この手があったか…! Zoomを活用した「令和の子育て」が画期的すぎる【Jタウンネット】