生活していくうえで切っても切れないのが「お金との関係」だ。口座開設やさまざまなローン、セカンドライフ、相続など、人生にはお金に関するイベントが盛りだくさんだ。そして恐らく、大事なお金のことで一番深く関わりを持つことになるのが銀行だろう。最近ではわざわざ銀行に行かなくてもネット上で口座開設ができたり、ローンのシミュレーションができたりと銀行のサイトはより便利になってきている。
今回ご紹介するのは地方銀行サイトランキングだ。使いやすさと情報の充実を兼ね備えた銀行サイトはいったいどこだろうか?
地方銀行サイトランキング!まずは第3位から
株式会社ブロードバンドセキュリティは、2021年12月1日~2022年3月1日に行った地方銀行サイトの調査結果をGomezのWebサイトで発表した。公開された「Gomez地方銀行サイトランキング2022」は、「機能性・使いやすさ」と「商品・サービス情報の充実度」の2つの切り口から設定された183の項目に関して、アナリストが調査した結果に基づいている。
まず、総合得点第3位は7.63点の「横浜銀行」だ。ちなみに2020年に行われた前回調査では1位となったが、今回は2ランクダウンという結果となった。Gomezの総評によると、グローバルメニュ―やサイトがマルチデバイスを考慮した構成になっている点や、ローンの申込がSMSを利用することでウェブ完結が可能な点、またユーザー自身が疑問を解決できるフローが整備されている点などが評価の対象になったそう。
ほかにも、横浜銀行のサイトでは子どもの年代に合わせたお金に関する知識が学べる点も大きな特徴だろう。資料だけでなく動画も公開されており、お金を稼ぐ・使うことからクレジットカードのことや資産形成のことなど、お金に関する必要な知識が手に入れられる。わざわざ銀行に足を運ばなくても多くの情報がサイト内で得られることも、今回の調査で高得点を獲得したポイントなのではないだろうか。
便利で情報が溢れる高評価なサイトは果たして…!?
第2位は「群馬銀行」で7.74点。Gomezの総評では、対応の幅が広い個別ウェブ相談の実施や、自分に合った診断ができるライフプランシミュレーション、時代に合わせたサービスの提供などが挙げられている。また、人生イベント別の商品やサービスが充実しており、イベントごとの借入額や返済額などのシミュレーションができるのも大きな特徴だろう。
そして第1位は7.86点を獲得した「伊予銀行」。投資や資産運用の記事が充実している点や、入力フォームの最適化、ATM混雑状況の目安表の提供など、ユーザーに寄り添う細やかなサービスがGomezに評価されているようだ。たくさんの情報が載っているがサイトはとてもシンプルで見やすい。また、ローンに関しての情報が充実しており、ファーストビューでローンの概要が確認できるところも良い点なのではないだろうか。
今回の調査で高評価を得ていたサイトは、情報の充実度が高かったように思う。今の時代、銀行に行かずにウェブで完結できるサービスは特に利用者に求められているようだ。
出典元:地方銀行サイトランキング【Gomez】
※サムネイル画像は(Image:各公式サイトより引用)