【2024】楽天ペイがエラーで使えないときの原因と対処法 | エラーメッセージ別の解決策も

キャッシュレス決済(QRコード)のひとつ「楽天ペイ」。ポイント還元率が高いことで知られている決済方法で、楽天ポイントを貯めている人にはとくに人気です。一方でしばしばエラーで、使えなくなる時もあります。

楽天ペイは大手コンビニやスーパーのほか、薬局、チェーンの飲食店、家電量販店などで利用することができます(画像は「楽天ペイ」公式サイトより引用)

楽天ペイがエラーで使用できない場合、有効期限が過ぎていたり、クレジットカードの利用額が上限に達している、クレジットカードの支払い遅延が発生しているなどの原因が考えられます。

しかし、「昨日まで問題なく使えていた」「まったく心当たりがない」などといった場合は、まずは楽天ペイ上で表示されているエラーメッセージを確認しましょう。

【エラーメッセージ別】楽天ペイがエラーで使えないときの主な原因と対処法

表示される以下のエラー別に、楽天ペイが使えない原因と対処法を解説します。

「現在サービスがご利用いただけません」の場合 | 再接続する

もっとも表示頻度が高いエラーメッセージは「現在サービスがご利用いただけません」というもの。このエラーが出た場合、以下の3点の対処法があります。
・スマホがネットに繋がっているか確認する
・楽天ペイアプリから1度ログアウトしてもう一度ログインする
・楽天ペイアプリを削除して再インストールする

以上の方法をすべて試してもエラーが消えず、なおかつ使用している端末がAndroidスマホの場合は楽天ペイの情報を紐づけているChromeアプリが無効になっている場合があります。

以下で詳しく説明します。

現在サービスがご利用いただけません | Google Chromeを有効化

楽天ペイの情報は、端末でメインに利用しているブラウザと紐づいています。

基本的にiPhoneならSafari、AndroidスマホならChromeアプリです。しかし、そのブラウザが無効になっている場合、「現在サービスがご利用いただけません」のエラーがでてしまいます。

AndroidスマホでChromeアプリを「有効」に戻す手順は以下の通りです。まず設定アプリを開きます。

【1】検索窓に①「Chrome」と入力します。【2】検索結果に表示された②「Chrome」をタップします

【3】③「有効にする」をタップして完了です

システムエラーが発生しました(invalid_request)| ログアウト後に再ログイン

「システムエラーが発生しました。エラーコード:invalid_request」と表示された場合、ログイン情報が古くなり、認証が通らなくなっている可能性があります。

楽天ペイアプリをログアウトし、もう一度ログインすると直ることが多いと報告されています。

システムエラーが発生しました(RAE003)| アプリ削除~再インストール後に手動ログイン

「システムエラーが発生しました。エラーコード:RAE003」と表示された場合、ログアウト後にアプリを削除。続けて再インストール後に手動ログインしましょう。

ログアウト後に楽天ペイアプリを削除し、再インストールしましょう。するとまずログイン画面が表示されるので①「ログイン」をタップします。自動ログインは必ず②「キャンセル」します

③ユーザーIDまたはメールアドレスを入力し、④「次へ」をタップします。⑤パスワードを入力し、⑥「ログイン」をタップして再ログイン完了です

コツは必ず手動入力でログインすること。

なお、この方法で改善しない場合は楽天市場にお問い合わせしましょう。

取引が失敗しました(PGW007)| 利用可能な金額の上限に達している

エラーコード「PGW007」が表示されている場合、楽天ポイントまたは楽天キャッシュのお支払い金額が上限に達しています。

楽天ペイ公式サイトによると、楽天ペイアプリでの楽天ポイント/楽天キャッシュのご利用上限金額は、1回あたり最大30,000ポイントとのこと。しかし、会員ランクや利用状況、利用店舗によって上限金額が異なる場合があります。

つまり、楽天ペイアプリの継続的な利用状況や「ダイヤモンド会員」「ゴールド会員」など楽天IDのステータスで上限の利用額が変わります。

「コンビニで4000円の買い物をしようとしたらエラーが出た」「ドラッグストアで7000円の買い物をしようとしたらエラーが出た」など細かなエラーの条件は人それぞれということになります。

楽天のランクは、レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの順にアップしていき、楽天ペイにも反映されています(画像は「楽天PointClub」公式サイトより引用)

なお、「VE0005」「PGW005」「PGW006」もお支払い金額の上限を示すエラーコードです。

セキュリティエラー(CASH27) | 利用制限解除フォームより申請

「現在セキュリティチェックが発動しているため、ご利用いただけません(CASH27)」というエラーが出た場合、住所などの登録情報に誤りがある場合があります。

通常、楽天ペイの残高をチャージするときはアプリ画面右上の「楽天キャッシュ+チャージ」をタップし、任意の金額を入力して「チャージする」を選択すレばOK。しかし今回、筆者はカードから楽天ペイにチャージしようとした際に「CASH27」のエラーが出てしまいました

結論から言えばセキュリティエラー(CASH27)はは「申請した情報と楽天会員IDに登録している情報に相違がある」際に発生するもの。「楽天ペイアプリ(楽天キャッシュ)ご利用制限解除申請フォーム」から問い合わせたところ、筆者の住所入力ミスが判明。住所を修正して申請し直したところ、無事チャージすることができるようになりました

楽天ペイが使えないとき、その他のよくある原因

楽天ペイが使えないときのよくある原因と対処法をご紹介します。

店舗が楽天ペイに対応していない

「キャッシュレス払いに対応している」と謳っているお店でも「実際に対応しているのはPayPayのみ」といったケースも多くあります。楽天ペイに対応しているかどうか、事前に確認しましょう。

通信障害やシステム障害が発生している

楽天ペイはインターネットを介して決済するため、通信障害が発生していたり、楽天ペイ運営側でシステム障害が発生していると利用できなくなる場合も。

通信障害の場合、別の回線に接続してみるという解決方法があります。一方でシステム障害の場合は復旧まで待つ必要があります。ニュースやSNSで障害に関する情報を収集してみましょう。

決済金額が100円未満

楽天ペイの最低利用金額は100円。つまり、100円未満の決済をしようとすると、エラーが出てしまいます。ほかの支払い方法に切り替えるか、他に購入したい商品があったら一緒に購入するようにしましょう。

クレジットカードに問題がある

楽天ペイに紐づけているクレジットカードの有効期限切れや、利用上限に達している場合、支払い遅延が発生している場合、エラーが出て決済できません。クレジットカードの上限額や自身の利用状況は、しっかりと把握しておきましょう。

まとめ

楽天ペイでエラーが発生しても、基本的に画面に出るのはエラーコードのみで、詳しい原因は書いていません。

しかし、紐づけているクレジットカードの情報や登録状況、決済状況などを冷静に判断して原因を突き止めて対処することが大切です。原因が本当に分からず、何度も繰り返しエラーが出てしまう場合はお問い合わせフォームから問い合わせしてみましょう。

藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

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