リサーチパネルは危険?いくら稼げる?実際に登録してアンケートに回答してみた

国内最大級のアンケートモニターサイト「リサーチパネル」。多くのポイ活ユーザーが活用しているサイトです。

リサーチパネルは株式会社リサーチパネルが運営するポイ活アンケートサイト。利用者数は170万人以上、案件数も多く、アンケートサイト初心者にも利用しやすいサイトです。(画像引用元:リサーチパネル公式サイト)

リサーチパネルではアンケートへの回答の謝礼として「ECナビポイント」がもらえます。貯まった「ECナビポイント」は、PeXポイントに交換後、現金やギフト券、ポイントやマイルなどに換えることができます。(画像引用元:リサーチパネル公式サイト)

リサーチパネルのアンケートには「事前調査」と「本調査」があり、どのような条件を満たせば本調査に進めるのか、明確には把握できません。

さらにアンケート配信数が多いため、実際に登録するとメールボックスに大量のメールが届きます。アンケートサイトになじみのない方にとっては、低品質な案件が大量に受信箱に届いているように見えて「怪しい」「危険なサイトなのでは?」と感じてしまうこともあると思います。

今回は筆者が実際にリサーチパネルに登録して、「サービスの安全性」や「どんなアンケートに回答できるサービスなのか」「どれくらい稼げそうか」などを試してみました。

なお、リサーチパネルの運営会社の概要は以下の通りです。

株式会社リサーチパネル
設立日 2005年11月1日
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-21-1
渋谷ソラスタ15F(株式会社CARTA HOLDINGS内)
資本金 7,500万円
株主 株式会社CARTA HOLDINGS 60%
株式会社クロス・マーケティンググループ 40%
会社概要URL https://research-panel.jp/company/

株式会社リサーチパネルの親会社である株式会社CARTA HOLDINGSは、リサーチパネルでもらえるポイントの「ECナビポイント」を発行しているECナビを運営している会社であり、東証プライム上場企業でもあるため、ポイントが利用できなくなる可能性は低く、安心感があります。

リサーチパネルの使い方 | 登録~ECナビとの紐づけからアンケートへの回答まで

リサーチパネル会員およびECナビ会員への登録手順は以下の通りです。

【1】リサーチパネル公式サイトへアクセスし、①「無料会員登録する」をタップします。【2】リサーチパネル新規会員登録画面へ進むので、②利用するメールアドレスを入力し、「次へ」をタップします

【3】本人確認メールを送信した旨の表示がされるので、リサーチパネルからのメールを開封します。【4】リサーチパネルの「ご本人確認メール」の③本人確認のためのURLをタップすると、登録情報の入力へ移動します

【5】「登録情報の入力」画面で、リサーチパネルのパスワード、氏名、郵便番号、生年月日、性別を入力します。【6】アンケートの謝礼は「ECナビポイント」でもらえるため、「ECナビ」への登録が必要です。すでにECナビへ登録済みの方は「ECナビへ登録済みの方はこちら」をタップし紐づけましょう。まだ登録していない方は、追加でニックネーム、ECナビのパスワードを入力し、④「確認する」をタップします

【7】登録情報の確認画面で内容に間違いがないか確認し、会員規約などを確認した上で⑤「同意して送信する」をタップします。【8】リサーチパネル会員(追加で登録した方はECナビ会員も)の新規登録が完了しました

リサーチパネルへの会員登録が完了したら、実際にアンケートに回答していきましょう。本調査は事前調査に応じた上で参加条件を満たす必要があるので、まずは事前調査アンケートに回答しましょう。

会員登録後はログインして「アンケート」タブからアンケート一覧を確認し、選択して回答することが可能です。事前調査の「あなた自身に関するアンケート」に答えると、自分の興味や属性に沿ったアンケートが表示されます。筆者は金融や健康に興味ありと答えたので、クレジットカードやサプリメントのアンケートが多く提示されました。回答だけだと4~10ポイント=0.4~1円相当の案件が多く、さらにそこから申し込みや購入すれば1,000ポイント以上=100円相当以上もらえるシステムになっている案件が多いです

リサーチパネルのアンケートの種類 | 「事前調査」と「本調査」の違い

リサーチパネルのアンケートには、「事前調査」と「本調査」があります。

「事前調査」は性別や居住地域などの個人の属性を聞かれる所要時間3~5分程度のアンケートで、獲得ポイントは30~50ポイントとなっています。各調査の参加条件を満たすと、「本調査」へ進むことになります。基本的に事前調査で獲得できるポイント数は少なく、より多くのポイントを獲得するには本調査に進む必要があります(画像引用元:リサーチパネル公式サイト)

本調査に進むと、以下のようなアンケートに回答することになります。

アンケートの多くは企業のサイトなどを通して答えるネットで完結するもので、詳細アンケートが300~1,000ポイント(=30~100円)程度ですが、条件が合えば座談会形式のアンケートや商品試用モニターなどにも参加できます。ネット完結型は気軽に参加できる一方、座談会形式など実際に足を運ぶタイプのアンケートの方が、謝礼は5,000円からと高めの傾向があります。商品試用モニターは10,000ポイント(=1,000円)からが謝礼の目安です。またネット完結型でもアンケートに答えるだけでなく、実際に商品を購入したり、サービスに申し込んだりしないと高ポイントが稼げない案件も多いです

実際にリサーチパネルに登録してアンケートに回答してみた | 本調査に進むには?

実際に筆者がリサーチパネルに登録し、事前調査のアンケートに答えてみたところ、すぐに多くのアンケートが届きました。

事前調査のアンケートにひとつ答えただけで、150件以上の「商品やサービスに関するアンケート一覧」が届きました。事前調査で興味があるものとして、金融や健康にチェックを入れたため、クレジットカードや健康食品についてのアンケートが多いです

事前調査の回答内容にもよると思いますが、自分の興味に沿った大量のアンケートが瞬時に届く点は、さすが国内最大級のアンケートサイトのリサーチパネルだなと感じました。

ただ、もっと事前調査や本調査のアンケートに答えていけば違うタイプのアンケート案件も来るのかもしれませんが、始めてから3日ほど経ってもほとんどが「商品やサービスに関するアンケート」=「アンケート自体には4~10ポイントしか付かず、その後サービスを利用したり購入したりしなければまとまったポイントがつかない」形の案件ばかりでした。その他には30ポイント程の「PRアンケート」案件が何件か届きました。

サービス利用や購入しないことを前提にすると、毎日コツコツアンケートに答えても、月に1000円稼ぐのも難しいと思います。ちなみに、筆者が3日間でスキマ時間のアンケートのみで稼げたのは200ポイント=20円ほどでした。

ポイントの交換先・交換方法

貯まったポイントは、「ポイント交換のPeX」でPeXポイントに交換し、現金やギフト券、ポイントやマイルなどに交換することができます。

リサーチパネルでアンケートに答えると、謝礼として「ECナビポイント」が貯まります。貯まった「ECナビポイント」は、PeXポイントに交換し、現金やギフト券、ポイントやマイルなどに交換することができます。具体的には、Amazonギフトカードや楽天ポイント、Pontaポイント、JALやANAのマイルなどに交換できます。交換は3,000ポイント以上、1,000ポイント単位で行うことができます

リサーチパネルに登録するメリット | 案件がとにかく豊富

事前調査をいくつか受けるだけで、自分の属性や興味に沿ったアンケートがとにかくたくさん一瞬で届く、圧倒的な案件の豊富さは魅力的です。

他のポイントサイトで「アンケート案件をやりたいけれど、まったくアンケートが届かない」ということがあったのですが、そういったことはありませんでした。

リサーチパネルに登録するデメリット | 個人情報の登録回数が多い

リサーチパネルでポイントを稼いで利用するには、ECナビとの連携が必要です。また、ポイントの換金にはPexにも登録が必要なため、実質的に3つのサイトでの登録が必要になります。個人情報を繰り返し登録する必要があるので、手間がかかり、セキュリティ面でも望ましくはないでしょう。

個人情報の登録回数に不安を感じる方は、メルアドぽいぽいなどで捨てメ―ルアドレスを発行し、捨てメアドで登録するのも方法のひとつです。筆者が試したところ、メルアドぽいぽいで作ったメールアドレスでも問題なく登録できました。

まとめ

今回は国内最大級のアンケートサイト「リサーチパネル」の登録方法やポイント交換の方法の解説に加えて、実際に登録して検証した結果をご紹介しました。まとまった額を稼ぐのは難しそうですが、さまざまなサービスを垣間見ることができるのが結構面白いので、スキマ時間のお小遣い稼ぎとしてはアリだと思います。

※サムネイル画像は(Image:​「リサーチパネル」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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