ネット銀行金利ランキング、2位SBI新生銀行(0.30%)1位は?【2023年6月版】

アナタは夏のボーナスをどのようにしていますか? 大手銀行の普通預金金利は史上最低の0.001%なので、ちっともお金は増えません。かといって慣れない投資で損失を出すのも怖いし……。そのような人は、リスクゼロで安心なネット銀行がおすすめ! ネット銀行なら大手銀行の100〜350倍もの高い金利を実現しているのです。そこで今回は、編集部独自調査による、2023年6月16日時点でのネット銀行金利ランキングを発表しましょう。

【目次・ネット銀行金利ランキング】

大手銀行の普通預金に100万円預けても利息はたった10円!
【第1位】東京スター銀行 新規口座開設で1年定期金利が驚きの0.35%!
【第2位】SBI新生銀行 新規口座開設キャンペーンで1定期金利が0.30%に!
【第3位】島根銀行(しまホ!)なら普通預金でも0.25%の金利!
【第4位】商工組合中央金庫 新規口座開設で1年定期が0.22%+Amazonギフト券1,000円!
【第5位】あおぞら銀行BANK支店 普通預金の金利が0.20%!
【第6位】UI銀行 普通預金は0.10%、3カ月定期なら1.00%の金利!
【第7位】ソニー銀行 夏のボーナスキャンペーンで定期預金金利は0.20%
【第8位】auじぶん銀行 夏のキャンペーンで1年定期金利が0.20%に!
【第9位】SBJ銀行 「モアアップキャンペーン」で3年定期が0.30%!
【第10位】オリックス銀行 100万円以上の5年定期で金利0.30%!
【第11位】楽天銀行 ボーナスキャンペーンで1年定期金利が0.15%!
まとめ

大手銀行の普通預金に100万円預けても利息はたった10円!

長引く不況で、大手銀行の普通預金金利は史上最低水準の0.001%しかありません。仮に100万円を預けても1年後にもらえる利息はたったの10円(税引き後は約8円)。定期預金金利でも0.002%なので、こちらも100万円でもらえる利息は20円(税引き後は約16円)しかないのです。

そこでオススメしたいのがネット銀行です。「ネット銀行って大丈夫なの?」と不安に感じる人もいるでしょうが、ネット銀行も大手銀行と同じで1,000万円までは国の預金保険制度の対象になります。万一、ネット銀行が破綻しても日本円の普通預金や定期預金および利子などは保証されるので安心です。

もちろん、ネット銀行は基本的に店舗を持っていないため、通常の100〜350倍もの高い金利を実現できるほか、ATM利用料や他行宛振込手数料の無料化など、大手銀行にはマネできないメリットも多くあります。

そこで今回は、ネット専業ではない銀行も含め、2023年6月16日現在で、普通預金か1年定期の金利が高いネット銀行を調査してみました。

順位 銀行名 金利 種別 条件
1位 東京スター銀行 0.35% 1年定期 新規口座開設(開設から翌々月の末日まで)/ネット限定/50万円以上
0.20% 1年定期 ネット限定(諸条件あり/300万円以上)
0.25% 3年定期 ネット限定(諸条件あり/300万円以上)
0.10% 普通預金 給与・年金受け取り口座に指定が条件
2位 SBI新生銀行 1.00% 3カ月定期 新規口座開設(スタートアップ円定期預金)/ネットは30万円以上
0.30% 1年定期
0.20% 普通預金 SBI新生コネクト申込が条件/9月28日までのキャンペーン
0.10% 2年定期 パワーダイレクト円定期預金30(30万円以上)/100(100万円以上)
0.30% 3年定期 パワーダイレクト円定期預金30(30万円以上)/100(100万円以上)
0.50% 5年定期 パワーダイレクト円定期預金30(30万円以上)/100(100万円以上)
3位 島根銀行(しまホ!) 0.25% 普通預金 スマートフォン支店利用が条件
0.25% 1年定期 しまぎん2023夏キャンペーン 9月29日まで/10万円以上
0.27% 3年定期 しまぎん2023夏キャンペーン 9月29日まで/10万円以上
0.35% 5年定期 預金残高50億円突破記念キャンペーン 6月30日まで/10万円以上
4位 商工組合中央金庫  商工中金ダイレクト 0.22% 1/2/3年定期 新規口座開設(9月29日まで)/50万円以上 ※新規はAmazonギフト券1,000円分プレゼント+300万円以上で500円プレゼント
0.20% 1/2/3年定期 定期預金マイハーベスト(9月29日まで)/50万円以上/既存ユーザー向け
5位 あおぞら銀行 BANK支店 0.20% 普通預金 通常金利
0.21% 1年定期 BANK The 定期【BANK口座限定】(50万円以上)
0.22% 2年定期
0.23% 3年定期
0.25% 5年定期
6位 UI銀行 0.20% 1/2/3/5年定期 通常金利
0.12% 1/3/6カ月定期
0.10% 普通預金
7位 ソニー銀行 0.20% 6カ月/1年定期 円定期特別金利(8月31日まで)
8位 auじぶん銀行 0.20% 普通預金 まとめて金利優遇(auマネーコネクトの0.1%を含む)
0.10% 普通預金 auマネーコネクト申込が条件
0.20% 1年定期 夏の特別企画2023キャンペーン(7月31日まで)
9位 SBJ銀行 0.10% 普通預金 普通預金プラス(上限1,000万円)
0.12% 1年定期 通常金利
0.15% 2/3年定期
0.20% 5年定期
0.20% 1年定期 ミリオくん/上限100万円
0.25% 2年定期 ミリオくん2/上限100万円
0.30% 3年定期 モアアップキャンペーン(7月31日まで)/スーパー定期は1,000万円まで
0.35% 5年定期 モアアップキャンペーン(7月31日まで)/スーパー定期は1,000万円まで
10位 オリックス銀行 0.10% 6カ月定期 eダイレクト預金「スーパー定期」100万円以上
0.15% 1/2年定期
0.22% 3年定期
0.30% 5年定期
0.35% 7年定期
11位 楽天銀行 0.13% 6カ月定期 夏のボーナス金利キャンペーン(7月31日まで)/1,000円以上
0.15% 1年定期
0.10% 普通預金 マネーブリッジ申込が条件(上限300万円超は0.04%)

こちらが編集部独自調査による定期預金ランキング。主に1年定期と普通預金金利で比較したところ、今回は、東京スター銀行が1位となりました。新規口座開設で1年定期の金利は驚異の0.35%です(表は編集部で独自に作成)

【第1位】東京スター銀行 新規口座開設で1年定期金利が驚きの0.35%!

「東京スター銀行」は、1999年に経営破綻した第二地方銀行「東京相和銀行」の営業を譲り受けるために2001年に誕生した銀行です。

首都圏を中心に実店舗があるのでネット専業ではありませんが、「スターワン円定期預金プラス」で所定の条件を満たすと、1年定期で0.20%、3年定期で0.25%の金利を受け取れます(ネット限定・50万円以上)。

●東京スター銀行「スターワン円定期預金プラス」は→こちら

東京スター銀行の金利1(Image:tokyostarbank.co.jp)

スターワン円定期預金プラスの「ネット限定」なら6カ月定期が0.05%、1年定期で0.20%、3年定期で0.25%の金利。最低預金額は50万円以上となります(画像は東京スター銀行公式サイトより転載)

また、23年6月現在、東京スター銀行に新規で口座を開設すると、なんと、1年定期の金利が0.35%という金利が適用されます。

ただし、ネットから1口50万円以上で申し込むのが条件になるほか、口座開設日から翌々月の末日までしか利用できませんのでご注意ください。

●東京スター銀行「インターネット限定 新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」は→こちら

東京スター銀行の金利2(Image:tokyostarbank.co.jp)

1年定期で0.35%というのは、ここしばらく見たことのない驚きの金利です。もし、新規で口座開設するなら、定期預金も忘れずに!(画像は東京スター銀行公式サイトより転載)

なお、東京スター銀行を給与や年金の受け取り口座に指定すると、普通預金金利が0.10%にアップされます。こちらもなかなかお得です。

●東京スター銀行「給与振込先にご指定のお客さま限定 スターワン円普通預金の金利が給与振込で年利0.1%」は→こちら

東京スター銀行の金利3(Image:tokyostarbank.co.jp)

東京スター銀行の口座を、給与や年金の受け取り用に指定するだけで、普通預金金利が通常の100倍(0.10%)にアップされる(画像は東京スター銀行公式サイトより転載)

【第2位】SBI新生銀行 新規口座開設キャンペーンで1定期金利が0.30%に!

実店舗も構える「新生銀行」は、1998年に経営破綻した日本長期信用銀行が前身。2000年には新生銀行に名称変更し、ネットサービスが充実した銀行の草分け的な存在となりました。

また、2021年12月からはSBIホールディングスの子会社になったことで、以前より積極的に金利の高い定期預金を投入しています。

通常、パワーフレックス円定期預金の1年定期は0.02%ですが、1口30万円以上の「パワーダイレクト円定期預金30」や1口100万円以上の「パワーダイレクト円定期預金100」なら2年で0.10%、3年で0.30%、5年で0.40%の金利が設定されています。

●SBI新生銀行「円預金の金利一覧」は→こちら

SBI新生銀行の金利1(Image:sbishinseibank.co.jp)

SBI HD傘下になってから、積極的に金利の高い定期預金を提供し始めたSBI新生銀行。3年で0.30%、5年では0.40%の金利が設定されています(画像はSBI新生銀行公式サイトより転載)

SBI新生銀行では、新規口座開設者向けの特典も用意されており、スタートアップ円定期預金は3カ月もので年利1.00%(実質0.25%)。1年ものでは0.30%の金利を得られます(ネット申し込みは1口30万円以上)。

●SBI新生銀行「スタートアップ円定期預金」は→こちら

SBI新生銀行の金利2(Image:sbishinseibank.co.jp)

SBI新生銀行に新規で口座を開設すると、スタートアップ円定期預金の3カ月もので年利1.0%(実質0.25%)。1年もので0.30%の金利になります(画像はSBI新生銀行公式サイトより転載)

また、SBI新生銀行で注目したいのが、23年9月28日まで実施されている「SBI新生コネクト開始記念 ダイヤモンドステージ 円普通預金金利年0.10%(税引前)上乗せキャンペーン」です。

これは、同じSBIグループの証券会社「SBI証券」との自動入出金サービス「SBI新生コネクト」に申し込むと、翌々月からダイヤモンドステージが適用され、普通預金金利が0.20%にアップするというものです。詳しくはこちらの記事を確認してください。

●SBI新生銀行「SBI新生コネクト」は→こちら
●SBI新生銀行「SBI新生コネクト開始記念 ダイヤモンドステージ 円普通預金金利年0.10%(税引前)上乗せキャンペーン」は→こちら

SBI新生銀行の金利3(Image:sbishinseibank.co.jp)

ダイヤモンドステージになると普通預金金利が0.10%になりますが、SBI新生コネクトのキャンペーンで条件をクリアすると、いきなりダイヤモンドステージにアップ! しかも、0.10%の金利が上乗せされて0.20%になります(画像はSBI新生銀行公式サイトより転載)

【第3位】島根銀行(しまホ!)なら普通預金でも0.25%の金利!

島根銀行は、2019年にSBIホールディングスと業務提携した地方銀行ですが、スマートフォン支店の(しまホ!)はネット銀行サービスですので島根に行く必要はなく、日本全国からネットで利用できます。

そのような島根銀行で注目を集めているのが、普通預金「しまぎんふるさと普通預金(通称:TAMERU)」の金利が0.25%に設定されていることです。

スマホで「しまホ!」の口座を開設し、ただお金を預けるだけで、なんの条件もなく大手銀行の実に250倍もの金利が得られるのですから、かなりお得ですよね!

島根銀行の金利1(Image:shimagin.co.jp)

島根銀行の「しまホ!」はネット銀行サービスです。スマホで口座を開設して普通預金に預けるだけで、0.25%という驚くべき金利が得られます(画像は島根銀行公式サイトより転載)

また、スマートフォン支店利用者なら定期預金もお得です。23年9月29日までの「しまぎん2023夏キャンペーン」では「しまぎんアプリ」を利用して預けると、1年定期が0.25%、3年定期が0.27%にアップします(1口10万円以上)。 

●島根銀行「しまぎん夏2023定期預金キャンペーン」は→こちら

島根銀行の金利2(Image:shimagin.co.jp)

島根銀行は定期預金もキャンペーンでお得。9月29日までは、1年定期が0.25%、3年定期が0.27%に引き上げられています(画像は島根銀行公式サイトより転載)

ほかにも、23年6月30日までの「預金残高50億円突破記念キャンペーン」では、5年定期が0.35%の金利に設定されています。

●島根銀行「預金残高50億円突破記念キャンペーン」は→こちら

島根銀行の金利3(Image:shimagin.co.jp)

長期間使う予定のないまとまったお金は、島根銀行の5年定期預金に預けましょう。6月30日までのキャンペーンなら、0.35%の金利が適用されます(画像は島根銀行公式サイトより転載)

【第4位】商工組合中央金庫 新規口座開設で1年定期が0.22%+Amazonギフト券1,000円!

「商工組合中央金庫(商工中金)」はあまり有名ではありませんが、日本政府も出資する政府系の金融機関です。

個人向けインターネットサービス「商工中金ダイレクト」では、23年9月29日まで新規口座開設キャンペーンを実施中です。

これは、1口50万円以上を定期預金「マイハーベスト」に預け入れると1年・2年・3年定期で0.22%の金利が適用されるというもの(インターネットバンキングキャンペーンから申し込み時)。実際の申し込み方法はこちらの記事を参考にしてください。

商工中金ダイレクトでは、さらにアプリから新規で口座開設を申し込むとAmazonギフト券1,000円分がもらえるほか、自動継続タイプなら300万円以上で500円がプレゼントされることになっています。

●商工中金ダイレクト「インターネットバンキングキャンペーン」は→こちら

商工組合中央金庫の金利1(Image:shokochukin.co.jp)

アプリを使って新規口座開設をするとAmazonギフトが1,000円分もらえますが、これは50万円を金利0.20%で1年間預けたのと同じ利息です。つまり、実質0.22%+0.20%=0.42%と考えることもできますよね(画像は商工組合中央金庫公式サイトより転載)

なお、商工中金の口座をすでに開設している人でも、9月29日までのキャンペーン期間中なら、1〜3年定期の金利が0.20%と高めに設定されています(1口50万円以上)。

商工組合中央金庫の金利2(Image:shokochukin.co.jp)

9月29日までは円定期キャンペーンが実施されており、既存ユーザーもネットから申し込めば1〜3年もので0.20%の金利が得られます。条件は、1口50万円以上となっています(画像は商工組合中央金庫公式サイトより転載)

【第5位】あおぞら銀行BANK支店 普通預金の金利が0.20%!

実店舗もある「あおぞら銀行」にはネット専用の「BANK支店」があります。普通預金口座は常に0.20%という金利で、面倒な条件や設定などは一切なく、ただ口座を開設してお金を預けるだけでOKです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

●あおぞら銀行 BANK支店は→こちら

あおぞら銀行BANK支店の金利1(Image:aozorabank.co.jp)

あおぞら銀行BANK支店の普通預金金利は0.20%です。大手銀行に預けてあるお金を移し替えるだけで、200倍もの金利が得られます(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより転載)

また、あおぞら銀行BANK支店の定期預金「BANK The 定期」では、6カ月で0.20%、1年で0.21%、2年0.22%、3年で0.23%、5年で0.25%という金利になっています(1口50万円以上)。

●あおぞら銀行 BANK支店「BANK The 定期」は→こちら

あおぞら銀行BANK支店の金利2(Image:aozorabank.co.jp)

「BANK The 定期」は1口50万円以上から預けられますが、1年定期で0.21%、2年定期で0.22%、3年定期で0.23%、5年定期で0.25%という金利です(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより転載)

【第6位】UI銀行 普通預金は0.10%、3カ月定期なら1.00%の金利!

「UI銀行」は「東京きらぼしフィナンシャルグループ」の子会社で、2022年1月17日に開業したネット銀行です。

普通預金は誰でも金利0.10%。定期預金は1カ月/3カ月/6カ月が0.12%、1年/2年/3年/5年定期は0.20%という金利に設定されていますが、23年7月31日までは「3カ月もの円定期預金金利年1.0%」キャンペーンも実施されています。

●UI銀行「金利」は→こちら

UI銀行の金利1(Image:uibank.co.jp)

何の条件もなく普通預金金利が0.10%、定期預金も1〜5年で0.20%の金利が得られますが、7月31日までのキャンペーンでは3カ月ものが1.00%(実質0.25%)になります(画像はUI銀行公式サイトより転載)

また、UI銀行では「UIプラス」というステージ制度が設けられており、最下位の「ステージ1」でもATM手数料が月1回、他行宛振込手数料が月2回まで無料。最上位の「ステージ5」になるとATM手数料と他行宛振込手数料が、なんと月20回まで無料になります。

ほかにも、セブン銀行ATMの出金手数料は最大で月20回まで無料、他行あて振込手数料も最大月20回まで無料なのでかなりお得ですよね。

●UI銀行「UIプラス(優遇サービス)」は→こちら

UI銀行の金利2(Image:uibank.co.jp)

ATM手数料や他行宛振込手数料も、「ステージ5」になれば月20回も無料になるので、なかなか使い勝手もいいのです(画像はUI銀行公式サイトより転載)

【第7位】ソニー銀行 夏のボーナスキャンペーンで定期預金金利は0.20%

ソニー銀行は、言わずと知れたソニーグループが手掛けるネット銀行で、格付けは大手銀行とさほど変わらないレベルです。

「優待プログラムClub S」によるステージ判定で、Sony Bank WALLETのキャッシュバック率が最大で4倍(2%)になったり、ATM手数料無料回数が月4回〜無制限に、振込手数料回数も月2回〜11回になるなど、使い勝手はかなりいいでしょう。

普通預金金利は0.001%で、通常の定期預金金利もさほど高くありませんが、ソニー銀行では毎年、夏と冬のボーナス時期になると円定期特別金利をキャンペーンを実施しており、23年8月31日までは、6カ月ものと1年もの定期預金金利が0.20%にアップしています。

条件は1万円以上となっており、手軽に定期預金が組めるので、ボーナスで少しでも余ったお金があるなら、預けておくといいでしょう。

●ソニー銀行「円定期特別金利」は→こちら

ソニー銀行の金利1(Image:moneykit.net)

ボーナス時期になると毎回実施されているキャンペーン。23年夏は、6カ月ものと1年ものが0.20%にアップします。しかも、1万円から定期預金を組めるのはありがたいですね(画像はソニー銀行公式サイトより転載)

【第8位】auじぶん銀行 夏のキャンペーンで1年定期金利が0.20%に!

「auじぶん銀行」は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行です。

まず、同じグループの証券会社「auカブコム証券」の口座を開設して投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」設定をすると、普通預金金利が0.10%になります。

auじぶん銀行の金利1(Image:jibunbank.co.jp)

auカブコム証券とauじぶん銀行との間で、投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」を設定すると、auじぶん銀行の普通預金金利が0.10%になります(画像はauじぶん銀行公式サイトより転載)

●auじぶん銀行「auマネーコネクト優遇プログラム」は→こちら

次に、auじぶん銀行では「auまとめて金利優遇」にも注目です。これはauマネーコネクトの0.10%に加え、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が最大0.20%になる仕組みです。

下記の条件をすべてをクリアすると、普通預金の金利が0.20%までアップしますので、au PAYやau PAYカードを利用している人なら、ぜひチャレンジしてみましょう。

■auまとめて金利優遇の詳細

・普通預金金利 0.001%     
 +0.050% au PAY アプリと口座連携
 +0.050% au PAY カード口座引き落とし
 +0.099% auマネーコネクト設定
TOTAL=普通預金金利が最大0.20%に!

auじぶん銀行の金利2(Image:jibunbank.co.jp)

auじぶん銀行は「auマネーコネクト」で普通預金金利が0.10%にアップされますが、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が合計で0.20%にアップします(画像はauじぶん銀行公式サイトより転載)

●auじぶん銀行「auまとめて金利優遇」は→こちら

また、今年で15周年を迎えるauじぶん銀行では、夏の特別企画として1年もの定期預金が0.20%になるキャンペーンを、23年7月31日まで実施中です。ボーナスを預けるのには十分な金利でしょう。

●auじぶん銀行「夏の特別金利キャンペーン2023」は→こちら

auじぶん銀行の金利3(Image:jibunbank.co.jp)

このキャンペーンはとくにエントリーなどは不要で、1年定期を申し込むときに「夏の特別金利キャンペーン2023」を選択するだけでOKです(画像はauじぶん銀行公式サイトより転載)

【第9位】SBJ銀行 「モアアップキャンペーン」で3年定期が0.30%!

「SBJ銀行」は常にトップクラスの金利を誇る韓国系の金融機関。もちろん、日本の預金保険制度の対象なので、万一のことがあっても日本円の定期預金や普通預金および金利は1,000万円まで保護されます。

まず、普通預金金利は0.02%ですが、特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」が適用されると0.10%にアップします。

次に、通常の1年定期金利が0.12%、2年・3年で0.15%、5年が0.20%となります。これに加え、100万円が上限の定期預金「ミリオくん」は1年で0.20%、2年の「ミリオくん2」では0.25%に金利がアップします。

●SBJ銀行「ミリオくん・ミリオくん2」→こちら

さらに、23年7月31日までの「未来への懸け橋モアアップキャンペーン」では、3年定期の金利が0.30%、5年ものが0.35%となります。

もし、長期間使わないまとまったお金があるなら、このような高い金利の定期預金も検討してみてはいかがでしょうか?

●SBJ銀行「SBJ円定期預金~未来への懸け橋 モア↑(アップ)アップキャンペーン~」は→こちら

SBJ銀行の金利1(Image:sbjbank.co.jp)

「モアアップキャンペーン」は7月31日までの特別金利が適用され、3年で0.30%、5年定期で0.35%となります。ネットでの申し込みが条件で、スーパー定期なら1円以上、1,000万円まで申し込みできます(画像はSBJ銀行公式サイトより転載)

なお、SBJ銀行は、セブン-イレブン(セブン銀行)やミニストップ(イオン銀行)、ファミリーマート(E-net)のATMなら、出金手数料が最低でも月10回まで無料になるうえ、他行あて振込手数料は最低でも月5回まで無料ですので、月に何回も振込をする人にオススメです。

【第10位】オリックス銀行 100万円以上の5年定期で金利0.30%!

オリックスグループの「オリックス銀行」は、とくにキャンペーンを行っているわけではありませんが、インターネット専用定期預金「eダイレクト預金」の定期預金金利が高めに設定されています。

23年6月現在は、100万円以上であればスーパー定期の金利が1〜2年もので0.15%、3年ものは0.22%、5年もので0.30%。7年ものでは0.35%となっています。

●オリックス銀行「eダイレクト定期預金」→こちら

オリックス銀行の金利1(Image:orixbank.co.jp)

100万円以上が条件になりますが、1年、2年もので0.15%、3年もので0.22%、5年もので0.30%。7年ものでは0.35%の金利となっています(画像はオリックス銀行公式サイトより転載)

【第11位】楽天銀行 ボーナスキャンペーンで1年定期金利が0.15%!

「楽天銀行」では、同じ楽天グループの証券会社「楽天証券」の口座とスムーズに投資資金を移動できる「マネーブリッジ」設定をすると、普通預金金利が0.10%にアップします。

●楽天銀行「普通預金(マネーブリッジ利用者)」は→こちら

楽天銀行の金利1(Image:rakuten-bank.co.jp)

楽天銀行の定期預金金利はさほど高くありませんが、普通預金金利は楽天証券との口座提携サービス「マネーブリッジ」に設定することで0.10%にアップできます(画像は楽天銀行公式サイトより転載)

楽天銀行の定期預金金利もあまり高くありませんが、23年7月31日までは「夏のボーナスキャンペーン」が実施されており、6カ月定期の金利が0.13%、1年定期は0.15%となっています。

他行に比べると金利はやや低めですが、もしメインバンクとして楽天銀行を利用しており、普通預金にしばらく使わないお金が預けてあるなら、定期預金に移しておけばいいでしょう。

楽天銀行の金利2(Image:rakuten-bank.co.jp)

普段はあまり定期預金金利は高くない楽天銀行ですが、7月31日までは6カ月もので0.13%、1年もので0.15%に金利がアップしています(画像は楽天銀行公式サイトより転載)

●楽天銀行「夏のボーナスキャンペーン」→こちら

まとめ

いかがでしょうか? 大手銀行にお金を預けておいても利息はスズメの涙ほどしか受け取れません。

今回紹介したネット銀行なら、どこでも大手銀行の普通預金金利の実に100〜350倍もの高い金利を得ることも可能です。

もし、夏のボーナスをもらって使う予定がないという人は、ぜひネット銀行を開設してお得なキャンペーンを利用してみてください。

もちろん、ネット銀行なら店舗に出向くことなく、自宅に居ながらスマホで簡単に口座を開けますし、定期預金を組むこともできます。

藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

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