ルミネカードの解約/退会の方法と注意点:2年目からかかる年会費をゼロにするには?

ルミネカードは、ルミネやニュウマンなどでお得に買い物ができるクレジットカードです。

ルミネカードは、ルミネやニュウマンでのお買い物がいつでも5%オフになるカード。発行主体はJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)の子会社である株式会社ビューカードです

(画像引用元:ルミネカード公式サイト

年会費 1,048円(税込)
※初年度無料
ポイント還元率 0.5%~3.5%
貯まるポイント JRE POINT
国際ブランド VISA、JCB、Mastercard
追加カード ETCカード
付帯保険 旅行傷害保険(国内/海外)
電子マネー機能 Suica
スマホ決済 Apple Pay、モバイルSuica

こうしたメリットがあるルミネカードですが、1年目は年会費無料のため気軽に使えるものの、2年目以降は年会費が発生。また、ルミネカードと同様にSuica付きのカードである「ビックカメラSuicaカード」と比較すると年1回以上の利用で2年目以降も年会費無料といった特典もありません。

つまり2年目以降、年会費が発生するタイミングで解約したい方も多いのではないでしょうか。

今回はルミネカードの解約/退会方法を解説します。

ルミネカードの年会費はいつからが発生するの?

ルミネカードは、初年度は年会費無料ですが、2年目以降は1,048円(税込)の年会費が発生します。年会費が発生するのは、カード入会月の翌々月4日。入会月はカードに記載されている有効期限の月に1カ月足したものです。

つまり、カードに記載されている有効期限月が「01」だった場合、入会月は2月、年会費の引き落とし日は4月4日になります。

ルミネカードの2年目以降の年会費を実質無料にすることは可能?

ルミネカードには「年1回以上の利用で2年目以降も年会費無料」といった特典はありません。ただしルミネやニュウマンで年間で2万円以上利用するのであれば、年会費を上回るメリットが得られます。

先述した通り、ルミネカードを使えば、ルミネやニュウマンで常に5%オフになります。つまり、ルミネで年間2万960円以上利用すれば、年会費分以上お得に。なお、ルミネは定期的にカード保有者に向けて10%オフセールをしているので、このセールを利用すれば年間1万480円の買い物で年会費分をペイできます

逆に言えば、たとえば「引っ越しなどでルミネが遠くなり、あまり行かなくなった」「年間に2万円もルミネで買い物をしない」といった場合などは「ルミネカードのやめどき」が近いです。

ルミネカードのやめどきはいつ?

ルミネカードは「年間で2万円以上、ルミネやニュウマンで買い物をしない」ならばやめどきです。その上で、より損をしないやめどきは「自身のルミネカードの有効期限」の直前でしょう。

自身のカードの有効期限から年会費の引き落とし日を割り出し、その前月末までに退会手続きを行うようにしましょう。

【早見表】退会手続きは何月までに完了させるべき?

先述した通り、ルミネカードの入会月はカードに記載されている有効期限の月に1カ月足した月。年会費が引き落とされるのはカード入会月の翌々月4日となります。

退会手続きの目安となるのは余裕をもってその前の月。以下に退会手続きの目安表をまとめました。

有効期限(月) 年会費の引き落とし日 退会手続きの目安
01 4月4日 3月
02 5月4日 4月
03 6月4日 5月
04 7月4日 6月
05 8月4日 7月
06 9月4日 8月
07 10月4日 9月
08 11月4日 10月
09 12月4日 11月
10 1月4日 12月
11 2月4日 1月
12 3月4日 2月

なお、4日が金融機関の休業日の場合、引き落とし日は翌営業日になります。

ルミネカードの解約/退会の方法

ルミネカードの解約は基本的に退会届を取り寄せ、カードを返送する必要があります。退会届を取り寄せる方法は電話とPDF印刷の2通り。なお、手続きにかかる電話料金は自己負担となります。

退会届の取り寄せ方法 | 電話での取り寄せの場合

退会届を電話で取り寄せる場合、「カードが定期券付きか否か」で連絡先が若干異なります。

キャプション:定期券機能の有無は裏面を見れば分かります。【右】定期券機能なし【左】定期券機能あり

(画像引用元:ビューカード公式サイトより

ルミネカードに定期券機能がついている場合、退会届の請求はオペレーター対応になります。

定期券機能がついていない場合はオペレーターにくわえ、自動音声ダイヤルでも請求の受付が可能。なお、Suica機能がついていないルミネカードに限り、カードの返送は不要、オペレーターへの電話で解約完了となります。

・【自動受付】ビューカードセンター
 電話番号:03-6685-7000
 営業時間:6時~23時(年中無休)

・【オペレーター対応】ビューカードセンター
 電話番号:03-6685-7000
 営業時間:9時~17時30分(年中無休)
※音声ガイダンスでは「2番(各種手続き)」の後、「5番(その他)」を入力

電話で申し込み後、登録住所に退会届が郵送されるので、必要事項を記入し、カードとともに返送しましょう。

退会届の取り寄せ方法 | PDFをダウンロードして使う場合

退会届のPDFはこちらからアクセス可能。

ダウンロードしたら必要事項を記入し、ICチップにハサミを入れたカードを「カード貼り付け欄」に貼り付けます。

自身で用意した定形封筒にPDF内「宛名」を切り取って貼り付け、「カード退会届」を入れて送付しましょう。

ルミネカード解約時の注意点

ルミネカードを解約/退会する際には、以下の点に気をつけましょう。

・定期券付きのルミネカードの場合「定期券の期間中」の解約は不可能
・解約すると「JRE POINT」がなくなる
・ルミネカード付帯のSuica残高は解約すると消失

定期券付きのルミネカードの場合「定期券の期間中」の解約は不可能

定期券付きのルミネカードの場合、定期券の有効期限が切れていないにもかかわらず解約してしまうと、定期券が利用できなくなってしまいます。有効期限を迎える前に年会費が発生するという場合、ビューカードセンターに問い合わせましょう。

解約すると「JRE POINT」がなくなる

解約するカードのみで「JRE POINT」を貯めていた場合、そのポイントは消失してしまいます。解約前にポイントを使い切るか、もしくは新しいJRE POINT カードを作り、ポイントの統合を行いましょう。

ルミネカード付帯のSuica残高は解約すると消失

ルミネカードにSuicaがついている場合、解約すると残高はなくなってしまいます。使い切るか、「VIEW ALTTE」で払い戻しを行いましょう。

まとめ

ルミネやニュウマンでお得なルミネカードですが、2年目以降は年会費が掛かるのがネック。利用頻度が低くなったり、他のカードに乗り換えたりする場合は、解約/退会を検討しましょう。
解約/退会の際には、年会費発生前に手続する、定期券を契約している場合は有効期限を過ぎてから解約する、ポイントやSuica残高を無駄にしないようにするといった点に注意してください。

オトナライフ編集部
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