PayPayは10月5日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の登録ユーザーが6,000万人を突破したと発表した。2018年10月5日のサービス提供開始から、わずか5年での快挙達成となる。日本人の人口の約2人に1人、日本のスマホユーザーの約3分の2がPayPayを利用している計算だ。
キャッシュレス決済の約6回に1回はPayPay。「決済を担う社会インフラ」に
絵に描いたような右肩上がりで6,000万人を達成した（画像は「PayPay」公式サイトより引用）
2022年のキャッシュレス全体の決済回数は約300億回に上るという。その中でも近年、とくに急成長しているのがコード決済だ。2022年には電子マネー約59億回に対して、コード決済が約70億回とはじめて、電子マネーを上回る結果に。コード決済が日常生活に浸透してきたことが明らかになった。
その中で、PayPayの決済回数は約47億回。つまり、すべてのキャッシュ決済において、約6回に1回はPayPayが利用されている計算だ。同社の発表にある、「決済を担う社会インフラとして成長している」というコメントも、決して誇張ではないだろう。
5周年を記念して、PayPayから”記念レター”が届く！ その内容は…
PayPayのあゆみ、わずか5年というのが驚きだ（画像は「PayPay」プレスリリースより引用）
PayPayは、コード決済サービスの中では後発のスタートとなる。しかし、大量のTVCMを含めた大々的なキャンペーンの実施や、全国の大型チェーン店から中小規模の店舗まで利用できる場所を急速に広げることで、提供開始からわずか1年で登録ユーザー2,000万人を獲得した。当初4カ月間実施される予定だったものの、あまりの人気の高さからわずか10日ほどで終了となった「100億円あげちゃうキャンペーン」は、記憶に新しい。
さらに、2019年の国内コード決済サービスにおける決済金額のシェアは約62％、決済回数においては約55％と、開始から1年目で半数以上のシェアを獲得。以降も勢いは衰えることなく、トップシェアを占め、2022年には決済金額、決済回数ともにシェア率が約67％となった。
PayPayでは、「今後も幅広いユーザーにとって使いやすく便利な体験を提供することで、生活に欠かせない存在となるよう、これまでと変わらぬスピードで『いつでも、どこでもPayPayで』という世界観を醸成していきます」としている。
5周年記念レターは、こから確認できる
筆者に届いた記念レターには「2018年12月6日に利用を開始して、累計41万ポイントを獲得した」と書かれていた。なお、去年のPayPay累計ポイント獲得者1位は115万円とのこと（筆者撮影）
なお、5周年を記念して現在、5周年特別バージョンの「カードきせかえ」を提供している他、「PayPayからの手紙」や5周年の施策、直近の取り組みを紹介する特設サイトもオープンしている。PayPayと紡いできた買い物の思い出を振り返るのも楽しいだろう。ユーザーはぜひアクセスしてみてほしい。
※サムネイル画像は（Image:「PayPay」公式サイトより引用）
