2021年12月からSBI傘下になったSBI新生銀行は、1年定期預金の金利が0.20％にアップするなど、以前より顧客サービスがよくなりました。そのようなSBI新生銀行では、「キャッシュプレゼントプログラム」で他行から1万円を振り込むと50円。月最大5回で250円もキャッシュバックされるのをご存じでしょうか？ 1万円に対して50円もらえるということは0.5％の金利と同じです。そこで今回は、SBI新生銀行のお得な「キャッシュプレゼントプログラム」について詳しく解説しましょう。
SBI新生銀行の「キャッシュプレゼントプログラム」って何なの？
（Image:sbishinseiban.co.jp） （画像はSBI新生銀行公式サイトより引用）
実店舗も構える「新生銀行」は、1998年に経営破綻した日本長期信用銀行が前身。2000年には新生銀行に名称変更し、ネットサービスが充実した銀行の草分け的な存在となりました。
2021年12月からはSBIホールディングスの子会社「SBI新生銀行」に生まれ変わったことで、以前より積極的に高い定期預金金利を実現しています。
23年12月現在の定期預金金利は、6カ月・1年・4年もので0.20％、3年もので0.40％、5年もので0.55％となっており、いずれも30万円以上から預金できるのです。
そのようなSBI新生銀行では、2023年10月から「キャッシュプレゼントプログラム」が実施されているのをご存じでしょうか？
このキャッシュプレゼントプログラムは、対象サービスの利用状況に応じて現金がもらえるというもの。
キャッシュプレゼントの対象取引は「振込入金」「口座振替」「外貨積立（パワービルダー）」の3つがありプレゼントされる金額は、エントリー月のステップアッププログラムのステージによって異なります。
（Image:sbishinseiban.co.jp） キャッシュプレゼントキャンペーンの対象になる取引は「振込入金」「口座振替」「外貨積立（パワービルダー）」の3つがあります（画像はSBI新生銀行公式サイトより引用）
（Image:sbishinseiban.co.jp） プレゼント額は、エントリー月のステップアッププログラムのステージで変化します。たとえば、振込入金の場合「スタンダード」は1回5円ですが、「ダイヤモンド」なら1回50円と10倍になります（画像はSBI新生銀行公式サイトより引用）
ここではダイヤモンドステージの場合で説明しますが、他行から1万円以上の振込入金に対して1回50円、月5回まで可能なので月最大250円ももらえます。
口座振替は1回以上の実行で10円、さらに外貨積立は1万円ごとに1回50円、月10万円まで可能で月最大500円ももらえるのです。
これによって月最大760円、年間では9.120円もプレゼントされるので、決してバカにできませんよね。
なお、通常ダイヤモンドステージには、指定投資商品を年間2,000万円以上購入しないとなれませんが、実は誰でも簡単にアップグレードできる方法もあるので、それについては後ほど詳しく紹介します。
（Image:sbishinseiban.co.jp） ダイヤモンドステージになれば、振込入金で最大250円、口座振替で10円、外貨積立で最大500円もらえるため、月最大760円、1年では最大9,120円ももらえます（画像はSBI新生銀行公式サイトより引用）
ちなみに、1万円を1回振り込むとダイヤモンドステージなら50円がプレゼントされますが、これは0.5％の金利を得たのと同じこと。
ネット銀行口座を持っていれば月数回は他行宛振込手数料が無料でできますので、振込手数料のかからない範囲で、毎月1万円を5回まで振り込めばいいでしょう。
●SBI新生銀行「キャッシュプレゼントプログラム」は→こちら
キャッシュプレゼントプログラムは毎月エントリーが必要！
SBI新生銀行のキャッシュプレゼントプログラムは、面倒でも「SBI新生銀行アプリ」から毎月エントリーする必要があります。
SBI新生銀行アプリを開いて「プログラムエントリーＯＯ月分」をタップしたら、「キャッシュプレゼントプログラム」画面が表示されるので、「エントリーはこちら」をタップすればOKです。
あとは、他行から1万円以上振り込んだり、外貨積立などを月内に実行しましょう。
なお、実際のキャッシュバックはエントリー月の翌々月の末日までに総合口座パワーフレックス円普通預金口座に入金されることになっています。また、エントリーと対象となる手続きの順序は問われません。
キャッシュプレゼントプログラムのエントリー手順
まず、SBI新生銀行アプリを起動してログインします（左写真）。次にホーム画面右上にある「プログラムエントリーＯＯ月分」をタップしましょう（右写真）。ちなみに筆者はダイヤモンドステージになっています（画像は筆者のスクリーンショット画面）
すると「キャッシュプレゼントプログラム」画面が表示されるので、「エントリーはこちら」をタップ（左写真）。ホーム画面に戻って「プログラムエントリー完了」となって入ればOKです（右写真）（画像は筆者のスクリーンショット画面）
誰でも簡単に「ダイヤモンド」ステージにジャンプアップできる方法があった！
さて、ここまで紹介してきたキャッシュプレゼントプログラムですが、やはりSBI新生銀行の最上位「ダイヤモンド」ステージにならないと、あまり魅力的ではありませんよね。
通常ダイヤモンドステージには、指定投資商品を年間2,000万円以上購入しないとなれませんが、実は「SBI新生コネクト」に申し込むだけで、誰でも簡単にアップグレードできます。
SBI新生コネクトとは、同じSBIグループの証券会社「SBI証券」との入出金をスムーズに行うための設定です。
●SBI新生銀行「SBI新生コネクト」は→こちら
（Image:sbishinseiban.co.jp） SBI新生コネクトの設定を行うとダイヤモンドステージになり、普通預金金利が通常の100倍の0.10％になったり、他行宛振込手数料が月50回も無料になるなど、さまざまな特典を得られます（画像はSBI新生銀行公式サイトより引用）
（Image:sbishinseiban.co.jp） こちらがSBI新生銀行のステージ条件です。通常2,000万円以上の投資商品購入が条件なのに、SBI新生コネクトを設定するだけで、ダイヤモンドステージになれるんです！（画像はSBI新生銀行公式サイトより引用）
正直言って、証券会社の口座を開設するのは少々面倒ですが、今はスマホから申し込めますし、口座を開設したからといって、無理に株や投信を買う必要はありません。
また、ダイヤモンドステージになると、普通預金金利が0.10％にアップしたり、他行宛振込手数料が50回も無料になるほか、提携コンビニATM手数料が24時間何回でも無料となるなど、数々の特典が得られますので、がんばってチャレンジしてはいかがでしょうか？
まとめ
いかがでしょうか？ 今回はSBI新生銀行のお得な「キャッシュプレゼントプログラム」について紹介しました。
ダイヤモンドステージになれば、他行から1万円以上振り込むだけで1回50円（0.5％）もプレゼントされるのですから、やらない手はないですよね。
しかも、SBI証券との連携機能「SBI新生コネクト」を設定するだけで、一気に最上位のダイヤモンドステージになれますので、ぜひチャレンジしてみてください。
