au PAYカードのメリット・デメリットと申し込み条件、審査基準:審査は甘いの?

au経済圏で暮らしている方にとって最もお得なクレカの1つが「au PAYカード」。auフィナンシャルサービスが発行するクレジットカードです。

au PAYカードは、利用金額100円(税込)ごとに1ポイントの還元を受けることが可能。auユーザーならポイントアップのプログラムも多く用意されています

(画像引用元:au公式サイト

この記事では、au PAYカードのメリットとデメリットを紹介。申し込み条件や審査基準も解説するので、au PAYカードの導入を考えている方はぜひ参考にしてください。

auユーザーにau PAYカードがおすすめの理由

au PAYカードは基本還元率1.0%ですが、多くのクレジットカードの還元率が0.5%という中、この数字は魅力的。

さらにauユーザーなら1年間カードを使わなかったとしても年会費は無料のままです。

また、au PAYカードからau PAYに残高をチャージすると、1.0%のポイント還元、そのau PAY残高の利用で0.5%のポイント還元を受けることが可能なため、合計1.5%のポイント二重取りができます(画像はau公式サイトより引用)

なお、貯まるポイントはPontaポイント。コンビニや百貨店などさまざまな場所で利用可能です。

au PAYカードの基本スペック

au PAYカードの特徴は、ポイント還元率が1%という点。また、auユーザーなら年会費が無料というメリットもあります (画像はau公式サイトより引用)

au PAYカードの基本スペックをご紹介します。

年会費 無料
(auユーザーではなく、年間利用がない場合は1,375円(税込))
ポイント還元率 1%
貯まるポイント Pontaポイント
申し込み条件 ・au IDを所持している個人
・満18歳以上(高校生除く)
・本人または配偶者に定期収入のある人
発行スピード 申し込み後、最短4日
付帯保険 ・海外旅行保険:最大保証額2,000万円
・買い物保険:年間支払限度額100万円
追加カード 家族カード/ETCカード
ブランド Mastercard/Visa

【詳細】au PAYカードの5つの魅力・メリット

au PAYカードの5つの魅力とメリットを詳しくご紹介します。

【1】 auじぶん銀行との連携:預金金利が0.2%

au PAYカードはauじぶん銀行を引き落とし口座に設定することで、金利が年0.05%上乗せされます。

さらに、au PAY、auカブコム証券とも連携させることで、合計で年0.20%まで金利を引き上げることが可能。通常の金利が年0.001%のため、すべて達成すると通常の200倍にもなります

(画像引用元:auじぶん銀行公式サイト

【2】auカブコム証券との連携:1.0%還元

auカブコム証券は、株式や投資信託、FXなどのサービスを提供するネット証券会社。au PAYカードをauカブコム証券と連携させ、投資信託積立の引き落とし方法として設定すると、1.0%のポイント還元を受けることができます。

たとえば毎月上限の5万円を積み立てしていたとしたら、500Pontaポイントが確実に還元されます

(画像引用元:auカブコム証券公式サイト

【3】au PAYふるさと納税の支払いの還元率が高い

「au PAYふるさと納税」はau PAYマーケットが運営しているふるさと納税サイト。貯めたPontaポイントを使ってふるさと納税で寄付することが可能です。

「au PAYふるさと納税」では定期的にポイントアップキャンペーンを行っており、2023年11月1日~12月31日まではau Payカードの利用で最大5%のポイント還元が可能

(画像引用元:au PAYふるさと納税公式サイト

なお、さらにauスマートパスプレミアム会員かつau PAYマーケットの買い物で合計最大9%のポイント還元を受けることができます。

【4】 au・UQモバイル・povoの契約者は年会費無料

先述した通り、auユーザーは確実にau PAYカードの年会費が無料。
携帯電話の契約者以外も、auひかり、UQモバイル、povoの契約者も対象です。

【5】決済後の「利用速報」メールが便利

au PAYカードは決済後、「利用速報メール」が届くように設定することが可能。

これは8時~22時の間に店舗からau PAYカードの利用可否の照会があったときに届くメール。身に覚えのない買い物などはこの時点ですぐに判断できるので便利です

(画像引用元:au PAYカード公式サイト

【詳細】au PAYカードのデメリットは?

auユーザーにはメリットの大きいau PAYカードですが、逆にauユーザーではなく、au PAYも利用していないと、あまりメリットを享受することはできません。

クレジットカード単体で見ても、国内旅行保険がないため、付帯保険が充実しているとは言い難く、タッチ決済も使えないため、使い勝手のいいカードとは決して言えません。また、auユーザー以外は年間一度も利用していないと年会費が発生してしまう点もデメリットでしょう

au PAY カードの申し込み条件、審査基準

au PAY カードはクレジットカードのため、申し込みには当然条件と審査基準があります。

先述した通り、申し込み条件は「au IDを所持している個人」「満18歳以上(高校生除く)」「本人または配偶者に定期収入のある人」と比較的ゆるめ。

審査基準は公開されていませんが、申し込み条件のゆるさから考えると、ハードルは高くないといえます。

たとえば虚偽の申告をした場合や無職で支払い能力がない場合、過去にクレジットカードの滞納歴が多くある場合は審査で落ちることもありますが、逆にそこをクリアできていれば審査は通る可能性が高いです

au PAYカードの作り方:審査時間と発行までの流れ

au PAYカードの作り方の流れをご紹介します。

まずはスマホやパソコンからau PAY公式サイトにアクセスし、「入会申し込み」に進みます。各規約に同意できたらau IDでログイン。ない場合は新規登録しましょう。その後、審査が行われ、申し込みから最短4日でカードが届きます

au PAYカードをおすすめできる人

au PAYカードはau関連のサービスをよく利用している方や、au PAY利用者におすすめ。特にauじぶん銀行やauカブコム証券を利用している方は、連携してまず損はないクレジットカードとなっています。

au PAYカードがおすすめではない人

au関連のサービスをあまり使っていない場合、au PAYカードはおすすめできません。ポイント還元率だけ見ると、たとえば楽天カードもポイント還元率は同じ。申し込みだけして使わずに放置していると、年会費が掛かってしまうため、損になる場合もあります。

【参考】au PAYカードの加盟店別の還元率(目安)

au PAYカードの加盟店別の還元率(目安)は以下のとおりです。

通常加盟店 1%
au携帯料金の支払い 1%
au PAYふるさと納税 5% ※2023年11月1日~12月31日
ポイントアップ店
(かっぱ寿司/ドミノピザ/BIG ECHO/紀伊國屋書店/オリックスレンタカー/アート引越センター/ユザワヤなど)
200円毎に、Pontaポイント2P増量
ポイントアップ店
(出光興産など)
200円毎に、Pontaポイント1P増量

au PAYカードの審査や還元率、メリットについてよくある質問

au PAYカードに関するよくある疑問と答えをご紹介します。

au PAYカードの審査基準は甘めなの?

au PAYカードの審査は公開されていませんが、条件から考えると、甘めであると予想されます。

au PAYカードの審査には何日かかる?

カードの審査は最短で数日。申し込みから手元に届くまで、大体2週間程度と考えておけばまず間違いはないでしょう。

au PAYカードは無職や専業主婦でも申し込みは可能?

au PAYカードは、無職や専業主婦でも申し込みは可能です。ただし、完全に収入がない場合は難しいため、無職でも収入源はある、配偶者の年収が高い方が通る可能性が高いといえます。

まとめ

au PAYカードには、auじぶん銀行やauカブコム証券との連携で高い還元率を得られるメリットや、au PAYふるさと納税でのお得な特典など、さまざまな魅力があります。
しかし、auのサービスをまったく利用していない場合はau PAYカードを持っていても意味がない場合も。

auのサービスをよく使っている場合にはおすすめのクレジットカードですが、まったく使っていない場合は申し込みを考え直したほうがいいでしょう。

オトナライフ編集部
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