物価の高騰や不況の影響から、少しでもお得にお買い物できるようにするため、ポイ活をする人が増えている。空き時間を利用して手軽にポイントを貯め、貯めたポイントを現金や電子マネー、マイルに交換できるのが大きな魅力だ。同時に、世間の関心は貯蓄だけでなく、投資へも高まりつつある。2024年1月には「新NISA」もはじまり、さらに投資への関心は高まるだろう。現在のNISAの利用状況とお得にポイントを貯めるコツを紹介しよう。
ポイ活ユーザーの5割が積み立てNISAを選択
ポイントサイト「モッピー」を運営するセレスは、18歳以上のポイントサイト「モッピー」会員20,000人に調査を実施した。まず、NISAの利用状況について確認すると、ポイ活ユーザーで現在NISAを利用している人は37.4%という結果だった。金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果」の口座開設数と、総務省の「日本の人口」を元にセレスが独自算出した一般の人々で、NISAを利用している人は16.3%であることを考えると、お得感に敏感なポイ活ユーザーは貯蓄への意識も高いようだ。
「どの種類のNISAを利用しているか」という問いに対して、ポイ活ユーザーは「つみたてNISA」の利用割合が高いことがわかった。コツコツポイントを貯めることが苦にならないポイ活ユーザーは、コツコツ型のつみたてNISAが性に合っているのかもしれない。
また「2024年1月からはじまる新NISAを利用したいですか?」という問いには、ポイ活に励む層の約8割が利用に意欲的であることがわかった。非課税保有期間の無期限化、年間投資上限額の拡大など、現行のNISAより効率的な資産運用を狙った新NISAは、お得さに敏感なポイ活ユーザーとしては利用しない手はない、といったところだろう。
新NISAで賢くポイントを貯める方法とは
新NISAの開始に合わせ、新規ユーザー獲得へ向けて取扱い各社がキャンペーンを強化する今は、ポイ活をはじめるチャンスだろう。お得にポイントを貯める方法を2つ紹介する。
1つは、口座を開設してポイントを貯めるという方法。モッピーなどのポイントサイトを経由して、証券口座を開設すると、モッピーポイントが貯まる仕組みだ。
もう1つは、クレジットカードによる決済でポイントを貯めるという方法。NISAの代金支払いは、銀行引き落としだけでなく、証券会社によってはクレジットカードでの決済ができる。SBI証券なら三井住友系カードで決済するとVポイントが、楽天証券なら楽天系カードで決済すると楽天ポイントがもらえるため、使わない手はない。
2023年11月に楽天カードの還元率が改悪されるという話題で関心を集めていたが、証券口座を開設する際には「ポイント還元率」も選択基準のひとつに入るだろう。NISA口座は1つしか開設できないからこそ、よく考えて選びたいものだ。
出典元:【株式会社セレス/PR TIMES】