「ポイント投資や運用を実施」最多は”楽天”ポイントユーザー!【MMD研究所調べ】

最近は、PayPayポイントやdポイント、楽天ポイントなど、あらゆるポイントサービスが存在しますが、ポイ活をする人はどのポイントを貯めたり使ったりしているのでしょうか。今回は、dポイント・Pontaポイント・PayPayポイント・楽天ポイント・WAON POINT・Vポイントの6サービス経済圏のポイントユーザー2500人を対象に実施した「2024年1月ポイ活と新NISAに関する意識調査」をご紹介します。

PayPayポイントユーザーと楽天ポイントユーザーの貯めている&使っている場所1位は「ECサイト・アプリ」

ポイントサービスごとに、貯めている&使っている場所が異なる模様(「MMD研究所」調べ)

はじめに「メインで活用しているポイントを貯めている/使っている場所・サービス」について調査したところ、活用するポイントによって貯める場所・使う場所が異なることが判明。

dポイントユーザー、Pontaポイントユーザーは、貯める場所・使う場所ともに「コンビニエンスストア」が1位となり、PayPayポイントユーザー、楽天ポイントユーザーの両者は「ECサイト・アプリ」が1位にランクインしました。

dポイント・Pontaポイントは、身近にある「コンビニ」が最もポイントが使いやすいため、1位になったと考えられます。一方、PayPayポイントはYahoo!ショッピング、楽天ポイントは楽天市場で貯めたり使うことができるため、「ECサイト・アプリ」が1位にあがったのかもしれません。また、PayPayや楽天カード(キャッシュレス)で支払える点も、人気の要因になっているのではないでしょうか。

なお、WAON POINTは貯める場所・使う場所ともに「スーパーマーケット」がダントツでした。この結果から、イオングループの提携スーパーマーケットで使う人が多いと考えられます。そして、Vポイントの貯める場所は「コンビニエンスストア」、使う場所は「ドラックストア」がそれぞれ1位にあがっています。

ポイント投資・運用を実施する人の割合が最も高いのは「楽天ポイントユーザー」

最もポイント投資・運用するのは楽天ポイントユーザー(「MMD研究所」調べ)

次に、dポイント・Pontaポイント・PayPayポイント・楽天ポイント・Vポイントの5サービス圏のポイントユーザーを対象に、ポイント投資・運用に関する質問をしました。

「ポイント投資やポイント運用の実施」について尋ねたところ、ポイント投資・運用を最も行っているのは、楽天ポイントユーザーが42.4%で最多の割合に。ついで40.8%のVポイントユーザー、38.6%の同率でPontaポイントユーザー、PayPayポイントユーザーという結果に。dポイントユーザーは、35.4%と最も低い結果となっています。

ポイント投資・運用のどちらも行うのはVポイントユーザーが最多に(「MMD研究所」調べ)

最後に「ポイント投資やポイント運用を行っている人のポイント活用方法」を調査したところ、最も投資・運用をしていた楽天ポイントユーザーは、「ポイント運用のみしている」という人が多いことが明らかになりました。

ポイント投資・運用のどちらもおこなっているのはVポイントユーザーが32.4%で最も多く、一方でPontaポイントユーザーが22.2%で最も少ない結果になっています。

ポイ活によって得たポイントは買い物以外にも投資・運用という活用方法があります。とはいえ、どのサービスも半数以上が投資・運用を実施していないことが明らかになりました。そのため各ポイントサービスは今後、より投資・運用がしやすい仕組みづくりを模索していくのではないでしょうか。

出典元:【MMD研究所

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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