ペイディ(Paidy)は、株式会社Paidyが提供する後払い決済サービスです。Apple Storeでは、iPhone 15を分割購入する方法として、「ペイディあと払いプランApple専用」を利用する方法があります。
今回はペイディあと払いプランApple専用でiPhone 15を分割購入する方法を、他の支払い方法と比較しつつ、詳しく解説します。
【目次】
1.そもそもiPhone 15を分割購入したい場合、主にどんな支払い方法がある?
2.【詳細】ペイディあと払いプランApple専用のメリット
3.【詳細】ペイディあと払いプランApple専用のデメリット
4.ペイディあと払いプランApple専用でiPhone 15を分割購入する実際の手順
5.ペイディあと払いプランApple専用でiPhoneを買うべき人とは?
6.まとめ
そもそもiPhone 15を分割購入したい場合、主にどんな支払い方法がある?
そもそもiPhone 15を分割で購入したい場合、どんな支払い方法があるのでしょうか。主にApple Storeで利用できる支払い方法について解説します。
クレジットカード払い
Apple Storeでは、VISA、Master、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブのクレジットカードで、一括または分割払い(3〜24回)を利用できます。ただし、3回以上の分割払いで基本的にカード会社規定の金利がかかります。
オリコ(ショッピングローン)
Apple Storeでは、18歳以上でお勤めまたは自営業の人は、オリコショッピングローンに申し込むことができます。6〜60回の分割払いが可能で、ボーナス払いとの併用もできます。
24回までの分割払いだと金利が0%になります。24回より分割回数が多い場合、所定の金利がかかります。
なお、ローン契約には審査があり、注文後14日以内にローン審査が完了しない場合は注文がキャンセルされます。
ペイディあと払いプランApple専用
ペイディあと払いプランApple専用は、ペイディが提供するApple製品専用の後払い決済サービスです。口座振替・銀行振込の場合、分割金利はいつでも0%になります。分割回数は、iPhone 15の場合は36回と固定されており、分割払いに設定した支払いを一括払いには変更できますが、分割回数は変更できません。
【詳細】ペイディあと払いプランApple専用のメリット
ペイディあと払いプランApple専用のメリットは、以下の表の通りです。
36回の分割払いができる
ペイディあと払いプランApple専用は、Apple製品によって分割支払い回数が定められており、iPhone 15の場合、36回と比較的長い期間にわたって分割払いが可能です。さらに、24カ月目に買い替えオプションを申し込むと、Appleが購入したiPhone 15の下取り額を使って、利用中のペイディあと払いプランApple専用の残額を完済もできます。
参考までに、iPhone 14やiPhone 13、iPhone SEは分割回数が24回に設定されています。
口座振替・銀行振込なら分割手数料も0%
ペイディあと払いプランApple専用の支払いを、ペイディアプリで口座振替または銀行振込に設定すると、分割金利0%でiPhone 15を購入できます。分割手数料や初期費用など、その他追加の料金もかかりません。ただし、銀行振込の場合は、利用している銀行所定の振込手数料がかかるので注意してください。
ペイディの他の支払いとは別に後払い枠を確保できる
ペイディあと払いプランApple専用では、Apple専用の特別な利用可能額が確保されます。通常のペイディの利用可能額とは別に設定されるため、普段ペイディを利用している人でも通常の利用限度額を圧迫することなく利用できます。
Apple Trade Inと併用できる
ペイディあと払いプランApple専用は、「Apple Trade In」と併用することが可能です。 Apple Trade Inとは、Appleの下取りプログラムで、古いデバイスを下取りに出すと新しいデバイスの購入価格から下取り額分の割引をその場で簡単に受けられるサービスです。古いデバイスを利用する予定がない方は積極的に利用し、さらにお得にiPhoneを購入してみましょう。
【詳細】ペイディあと払いプランApple専用のデメリット
さまざまなメリットがあるペイディあと払いプランApple専用ですが、利用には一部デメリットもあります。
コンビニ払いだと手数料がかかる
ペイディあと払いプランApple専用では、口座振替や銀行振込の場合には分割手数料が0%で他に料金がかかりません。しかし、コンビニ払いだと製品代金が25,000円以上の場合、390円/1回の手数料が発生します。36回分割支払いをすべてコンビニ払いにすると、手数料だけで14,040円にもなるため、コンビニ払いで支払いたい人には手数料が大きなデメリットになります。
申し込み時に審査がある
ペイディあと払いプランApple専用を申し込む際には、審査があります。結果によっては、ペイディあと払いプランApple専用を利用できません。詳細な審査基準に関しては公表されていませんが、滞納や自己破産など信用情報機関に金融事故の記録が残っている場合は審査に通るのは難しいでしょう。
家電量販店でのApple製品の購入などは対象外
ペイディあと払いプランApple専用は、オンラインまたは実店舗のApple Storeでのみ利用可能であり、家電量販店や通信キャリアショップでのApple製品の購入は対象外となっています。家電量販店やキャリアのポイントを貯めつつiPhoneを購入したいと考えている人には、不向きと言えます。
毎月の支払い金額は一定となる
ペイディあと払いプランApple専用では、月々の支払額を変更できません。支払い回数や金額は契約時に設定された条件に基づいて固定されており、途中での変更はできません。ボーナス払いを考えている人や、分割回数を減らしたい方にとっては、柔軟に利用できないというデメリットになるでしょう。なお、分割払いを一括払いに変更することだけは可能です。
ペイディあと払いプランApple専用でiPhone 15を分割購入する実際の手順
それではペイディあと払いプランApple専用で、iPhone 15を分割購入する実際の手順について解説します。今回はパソコンブラウザを利用し、オンラインのApple StoreからiPhone 15を購入していきます。
事前準備
ペイディあと払いプランApple専用を利用するには、ペイディアプリのダウンロードとペイディによる本人確認が必要です。Apple StoreでiPhoneの購入をする前に、アプリのダウンロードと本人確認を済ませておきましょう。
・iOS向けアプリのダウンロードは→こちら
・Android向けアプリのダウンロードは→こちら
ペイディのアプリをダウンロードしたら、アプリを開き、「アカウント」→「本人確認する」をタップして、アプリの指示にしたがって本人確認書類と顔写真を撮影し、必要事項を入力して本人確認を済ませておきましょう。
なお、利用の際にはペイディあと払いプランApple専用の利用可能額が、購入したいiPhoneの金額より上回っていることが必要です。
事前準備が済んだらApple StoreでiPhoneの購入手続きに進みます。
【1】iPhone 15のモデル、カラー、ストレージを選ぶ
【2】下取り利用の可否、支払い方法、通信キャリアを選択
【3】AppleCare+を選択し、iPhoneをショッピングバッグに追加
【4】バッグを確認し購入手続きへ進む
【5】最終確認して注文手続きへ進む
【6】Apple IDでログインして注文手続きへ
【7】配送方法、住所、連絡先を入力
【8】注文の最終確認とペイディアプリでの購入手続き
ペイディあと払いプランApple専用でiPhoneを買うべき人とは?
クレジットカードを持っていなくても分割払いでiPhoneを購入したい方や、iPhone 15を分割金利0%で36回と比較的長期の分割払いで購入したい方、Apple StoreでiPhoneを購入希望の方には、ペイディあと払いプランApple専用でのiPhone 15の購入がおすすめです。ただし、コンビニ払いだとかなり高額な手数料がかかるので、必ずペイディの支払いは口座振替または銀行振込に設定しましょう。
まとめ
今回はペイディあと払いプランApple専用について解説しました。分割金利0%で36回払いが可能という月々の負担金額を軽減できる支払い方法ですが、「一括で支払うのは難しいけれど、3年間も分割で支払うのは長すぎて気が重い」という方もいるかと思います。そういった方には、24回払いまで分割金利0%のオリコショッピングローンがおすすめです。
また、先述したようにペイディあと払いプランApple専用は、24カ月目に買い替えオプションを申し込むと、Appleが購入したiPhone 15の下取り額を使って、利用中のペイディあと払いプランApple専用の残額を完済することが可能です。2年程度でiPhoneを買い替える予定の場合は、買い替えオプションを利用するとさらにお得になります。
Paidy(ペイディ)の審査基準や審査落ちしたときの対処方法は、株式会社ネットパートナーズが運営する「借入のすべて」の記事を参考にしてください。
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※サムネイル画像(Image:Farknot Architect / Shutterstock.com)