楽天プレミアムカードから、年会費が上がっても楽天ブラックカードに乗り換えた意外な理由

楽天ブラックカードに変更しても意外と損はない!?

Aさんは、楽天プレミアムカードとブラックカードの年会費差額2万2,000円分の価値が本当にあるのか、すぐに調べてみました。まず、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの基本還元率はいずれも1%(100円につき1ポイント)で、楽天市場の買い物でのポイント還元も3倍と同じです。

しかし、Aさんは新NISAを利用して楽天証券でクレカ積立投信を行っており、このポイント還元率については、楽天プレミアムカードが1%なのに対し楽天ブラックカードは2%なのです。Aさんは月10万円、年間120万円を積み立てているので、その差は1万2,000ポイント。これで、年会費差額はあと1万円分となります。

次に注目したのが「優待サービス」です。楽天プレミアムカードでは「楽天市場(最大4倍)」「楽天トラベル(最大3倍)」「楽天ブックス(最大3倍)」のどれかひとつしか選択できません。しかし、楽天ブラックカードならこの3つのコースがすべて優待の対象になりますので、やや楽天ブラックカードのほうが有利でしょう。

楽天ブラックカードの優待ポイント

楽天ブラックカードは「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天ブックス」の3つのサービスがすべて優待サービスの対象となります(画像は楽天カード公式サイトより引用)

さらに、楽天ブラックカードにすると、プライオリティパスが2025年1月以降も無制限利用できるほか、空港ラウンジへの同伴者2名までが無料になります。

楽天プレミアムカードのプライオリティパスでは、同伴者は1人3,300円ほどかかりますが、楽天ブラックカードなら1回家族や同僚などを2人同伴すれば6,600円、往復では1万3,200円もお得になるのです。

Aさんは、仕事やプライベートで海外に行く機会が多いので、このプライオリティパスのサービスの違いも大きなポイントになったと言います。

楽天ブラックカードのプライオリティパス

プライオリティパスの同伴者は通常1人で3,300円かかりますが、楽天ブラックカードの場合は2名まで同伴者が無料となります(画像は楽天カード公式サイトより引用)

まとめ

いかがでしょうか? 今回は、インビテーションを受けて楽天プレミアムカードから楽天ブラックカードに乗り換えたAさんの話を紹介しました。

確かにAさんの話を聞けば、現在楽天プレミアムカードを持っている人で海外旅行によく行く、あるいはクレカ投信を利用しているといった条件に当てはまるなら、年会費の差額2万2,000円を払って楽天ブラックカードに切り替えても、十分元は取れそうですね。

オトナライフ編集部
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