クレジットカードの中でもステータスの高さを感じるプラチナカード。一体どのような人が使っているのでしょうか。今回は、株式会社ゼロアクセルが9月3日に発表した調査結果を紹介します。
最も持っている人の割合が高かったプラチナカードは「楽天プレミアムカード」
株式会社ゼロアクセルが運営するサイト「ココモーラ」では、18歳~60歳以下の男女126人を対象に、「プラチナカードに関するアンケート調査」を実施しています。
まずは、「どのプラチナカードを持っていますか?」と質問。すると最も持っている人が多かったのは「楽天プレミアムカード」の52人(41.27%)、2位が「JCBプラチナ」の43人(34.13%)、3位が「三井住友カード プラチナプリファード」の31人(24.6%)、4位が「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の28人(22.22%)、5位が「三井住友カード プラチナ」の25人(19.84%)という結果となりました。
ではどういった理由でそれらのカードが選ばれたのでしょうか。その理由についても見ていきましょう。
プラチナカードを選んだ理由、第1位は「ポイント還元率が高いから」
「プラチナカードを選んだ理由、作ったきっかけは何ですか?」という問いに対して、最も多かった回答は「ポイント還元率が高いから」の58人(46.03%)で、2位以下を大きく引き離す結果となりました。続く2位は「優待や得点が充実しているから」の24人(19.05%)、3位が「ステータスが高いから」の16人(12.7%)、4位が「無料絵空港ラウンジを利用したいから」の15人(11.9%)、5位が「インビテーション(招待)が来たから」の7人(5.56%)となっています。
ステータスが高いプラチナカードですが、「ポイント還元率」や「優待や特典の充実」といったお得感が、選ぶ理由の上位にあがっていることがわかりました。
実際使って感じたメリットについて尋ねてみても、最も多かった回答は「ポイントが貯まりやすい」の62人(49.21%)がダントツの1位に。続く2位も、選んだ理由と変わらず「特典や優待が利用できてお得」の20人(15.87%)でした。また、3位と4位は順位が入れ替わったものの、「無料で空港ラウンジを使える」「ステータスが高いから優越感がある」といった理由が変わらず上位にあがってきています。
ポイントが貯まりやすく、優待やラウンジの無料使用などによるお得感もありながら、「プラチナ」という響きに優越感が味わえるというのは確かに魅力的です。
プラチナカードを作成したときの年収は「1000万円以上」が最も多い
では、そんなプラチナカードを持っているのはどのような人なのでしょうか。「プラチナカードを作成したときの年収はどのくらいですか?」という質問で最も多かったのは、「1000万円以上」の27人(21.73%)、次いで2位が「700~800万円未満」の24人(19.05%)、3位が「500~600万円未満」の19人(15.08%)、4位が「800~900万円未満」の14人(11.11%)、5位が「600~700万円未満」の13人(10.32%)という結果でした。
「400万円未満」と回答した人は合わせて8人(6.35%)で、ステータスが高いというイメージ通り、プラチナカードを利用している人の約半数が、カードを作成したときの年収が800万円以上であったことがわかりました。
また、申し込み方について尋ねると、「自分で申し込んだ」という回答が91人(72.22%)と最も多く、「インビテーションを利用して申し込んだ」と回答した人は27人(21.43)でした。
プラチナカードといえば、「持つのに相応しい人が招待されている」というイメージもあるかもしれませんが、実はポイントや優待、特典を目的にしている人が多く、インビテーションを待つというより、自身のライフスタイルに合ったカードを選んで申し込む人が主流となってきているようです。
プラチナカードの利用金額では「毎月平均10~30万円未満」が最多の割合に
最後に、「プラチナカードを毎月平均いくらぐらい使っていますか?」と質問。すると最も多かった回答は、同数で「10~20万円未満」と「20~30万円未満」の30人(23.81%)でした。次いで3位が「5~10万円未満」の28人(22.22%)、4位がこちらも同数で「30~40万円未満」と「50万円以上」の11人(8.73%)でした。
ポイントの還元率や特典などのメリットも多く、お得感から身近に感じてしまいがちなプラチナカードですが、持っている人の年収や毎月の利用金額を知ると、やはりプラチナカードのステータスが高い理由がわかる気がしますね。
出典元:【ココモーラ】
※サムネイル画像は(Image:「楽天プレミアムカード」公式サイトより引用)