共通ポイントサービス満足度は『楽天ポイント』が4年連続トップ、2位に『PayPayポイント』が続く【J.D.パワー調べ】

物価高が続き、なるべくお得にポイントを貯めて使いたいと思う人もいるだろう。楽天ポイントやPayPayポイント、Vポイントなど、加盟店であれば自由にポイントが活用できる共通ポイントサービスは様々あるが、いったいどのサービスが支持を得ているのだろうか。今回は、共通ポイントサービスの総合満足度に関する調査結果を紹介しよう。

共通ポイントサービス総合満足度の1位は「楽天ポイント」

2024年に始まったばかりの「Vポイント」の今後の伸びに期待したい(「J.D. パワー」調べ)

J.D.パワーは、2024年7月下旬~8月上旬、月に1回以上共通ポイントサービスを利用している人18036人を対象にインターネット調査を実施した。

「ポイントの貯めやすさ(37%)」「ポイント確認のしやすさ(30%)」「ポイントの使いやすさ(28%)」「ホームページ/カスタマーサポート(6%)」の比重で、共通ポイントサービスの満足度について質問すると、「楽天ポイント(721ポイント)」が1位だった。「ポイントの貯めやすさ」「ポイント確認のしやすさ」「ポイントの使いやすさ」の3項目で最高評価を得て、4年連続で総合満足度トップに。楽天グループは楽天市場をはじめ、楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券など幅広くサービスが展開されているため、ポイントを貯めやすく、またアクセスすることでポイントも確認しやすい。楽天サービスユーザーにとっては納得の結果だろう。

2位には「PayPayポイント(712ポイント)」がランクイン。「ホームページ/カスタマーサポート」の項目で最高評価だった。PayPayを使う人にとっては、欲しい情報を探しやすいホームページ設計になっており、満足度につながったのだろう。「楽天ポイント」「PayPayポイント」は業界平均700ポイントを上回り、高く評価されていることがわかった。一方、業界平均より下がるが3位には「JRE POINT」、4位には「dポイント」が続いた。

ポイントの使用方法は街の店舗での買い物・支払い時が多い

「交通系」で貯めたポイントは、JALカードSuicaのマイレージ、ビックカメラSuicaカードのビックポイントに交換できるようだ(「J.D. パワー」調べ)

高い評価を得ている共通ポイントサービスについてはわかったが、ユーザーは貯めたポイントを何に利用しているのだろうか。「通信系」(dポイント、PayPayポイント、Pontaポイント、楽天ポイント)、「流通系」(nanacoポイント、WAON POINT)、「金融系」(Vポイント)、「交通系」(JRE POINT)の業界別に質問すると、どの業界においても「街の店舗での買い物・支払い時にポイントを使用」の回答が最も多かった。「通信系」においては、6項目のうち「交通機関のチケット交換やアップグレードサービスでの利用」を除いた5項目で回答が見られ、使用用途の幅が広いことがわかる。裏を返せば、使用できる機会の多さは、ポイントの貯めやすさにもつながるだろう。

ネットでの買い物が多ければ「楽天ポイント」、交通機関の利用が多ければ「JRE POINT」などと、自身の生活を振り返り、利用する共通ポイントサービスを複数絞るのがよさそうだ。

出典元:【J.D. パワー】

※サムネイル画像は(Image:​「楽天ペイ」公式サイトより引用)※画像は一部編集部で加工しています

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