楽天ペイが7月からチャージと支払いでいつでも1.5%還元に! 乗り換えた方がお得?

5%、10%、20%といった派手なキャンペーンを展開するLINE Pay、d払い、au PAYなどに比べると、派手なキャンペーンが少ない印象を受ける「楽天ペイ」。しかし、2020年7月1日からは基本決済ポイント還元率は1%となり、楽天カードからチャージした0.5%還元と併せると最大1.5%還元となる新施策を発表した。今後は楽天ペイに乗り換えた方がお得かも?!

楽天ペイは楽天カードからチャージ&決済で1.5%還元に!

(Image:pay.rakuten.co.jp)

 政府主導の「キャッシュレス・ポイント還元事業」の効果もあって、急速に広まったスマホ決済。「PayPay」「LINE Pay」「メルペイ」「d払い」などが、10%~20%還元などの派手なキャンペーンを仕掛けてユーザーを増やしてきたのに対し、「楽天ペイ」のキャンペーンはやや地味な印象であった。もちろん、楽天ペイでは楽天ポイントが活用できるので、既存の楽天ユーザーには利用価値が高かったのだが、ポイント還元率で見劣りするため、どうしても新規ユーザーは入りにくかった。
 また、「キャッシュレス・ポイント還元事業」が6月末で終了することもあり、楽天ペイは、2020年7月1日から「楽天ポイント」「クレカ払い」「チャージ払い(楽天キャッシュ)」による支払いで、税込100円で1pt(1%)還元を実施すると発表した。また、「楽天カード」から「楽天キャッシュ」にチャージすると、税込200円で1pt(0.5%)還元となるため、ポイントの二重取りが可能で、最大ポイント還元率は1.5%となる。しかも、これらは期間限定キャンペーンではなく、エントリーも必要ない基本制度なのである。

(Image:pay.rakuten.co.jp)

1.5%ポイント還元を受けるには、まず楽天カードで楽天キャッシュにチャージして0.5%(楽天カードのポイントが付く)。次に、楽天ペイで決済して1%もらえる。これで合計1.5%ポイント還元となるのだ

(Image:pay.rakuten.co.jp)

今後、楽天ペイの基本還元率は1%となる。「楽天ポイント」「クレカ払い」に加え、楽天銀行かラクマの売り上げをチャージした「チャージ払い」も1%還元となる

100万ポイント山分けキャンペーンも実施!

 ちなみに「楽天キャッシュ」とは、楽天カードによるチャージだけでなく、フリマアプリ「ラクマ」の売上金や、楽天銀行からのチャージも含まれる電子マネーのこと。この楽天キャッシュは個人間で送金したり、楽天市場や楽天トラベルなど、楽天グループのサービスで利用できるので、楽天ユーザーなら利用価値は高いだろう。
 また、今回の新しいポイント還元制度開始に合わせて、「楽天キャッシュへチャージ&楽天ペイアプリでのお支払いで100万ポイント山分けプレゼント!」キャンペーンが実施される。まず、エントリーを7月31日までに済ませ、7月1日から7月31日の間に(1)楽天キャッシュをチャージして(2)楽天ペイで決済した場合、100万ポイントが山分けされる。ただし、一人一回最大200ptまでだ。

(Image:pay.rakuten.co.jp)

こちらは期間限定のキャンペーン。7月31日までにエントリーし、楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで決済すると、100万ポイントが山分けされるという

●楽天ペイ(公式)は→こちら

文=佐野陽高/フリーライター

関連記事

TOPICS
マネー最新記事

RANKINGランキング

6:00更新