ネットですぐに何でも買えて便利な「Amazon」。そのAmazonにスマホ決済が可能な「Amazon Pay（アマゾンペイ）」があるのをご存じだろうか？ ほかにもAmazon PayにはAmazon以外のECサイトの支払いでも利用できるなどのメリットがある。そこで今回は、まだあまり知られていないAmazon Payのメリットと使い方、使えるお店などについて解説しよう。
実店舗でもスマホのAmazon Pay払いが利用可能！
（Image:amazon.co.jp） 「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「au PAY」など、世の中にはスマホで使える便利な決済サービスが溢れている。実は通販サイトのAmazonにも、スマホ決済ができる「Amazon Pay（アマゾンペイ）」があるのをご存じだろうか？
Amazon Payとは、Amazonで登録されている決済方法（クレカなど）や住所・氏名などを利用して、Amazon以外でも簡単に決済できるシステムのこと。具体的には「実店舗でのQRコード決済」と「他のECサイト（ネット通販）の決済で利用」の2つの機能があり、Amazonの会員であれば誰でもすぐに利用できる。
まず「実店舗でのQRコード決済」について説明しよう。これは「Amazonショッピングアプリ」を利用してQRコード決済できるシステムで、まさに「PayPay」のように、スマホでQRコードをかざすことでAmazonで登録したクレカ払いができるのである。ただし、実店舗で使えるお店は少なくコンビニで使えないのが痛い。筆者は郵便局で見かけたことがあるくらいだ。
Amazon Payを実店舗で使うときは、まずスマホで「Amazonショッピングアプリ」を開いて、画面左上の設定をタップ（左写真）。メニューの「プログラムと特典」にある「すべてを見る」を選択しよう（右写真）
メニューから「Amazon Pay」を選択（左写真）。すると決済用のQRコードが表示される（右写真）。「お支払い方法」で使用するクレカを変更することも可能
Amazon Payが利用できるECサイトの一部を紹介しよう。ここに載っていないサイトもたくさんあるので、対応サイトならAmazon Payを利用してみよう
「他のECサイトでの決済」は、初めて利用する会員登録をしていないECサイトでも、Amazon Payを利用することで簡単に買い物ができる。最短で2クリックで決済できるのは便利だろう。筆者も実際に使ってみたが、対応するネット通販サイトにログインしなくても、支払い方法でAmazon Payを選ぶことで、Amazonアカウントの住所や支払い方法を利用できる。わざわざログインして住所や支払い方法などを入力せずに注文できるので、非常にスムーズだった。普段からAmazonを使っているなら、その便利さを実感できるだろう。
なお、Amazon Payを使うにはクレカの登録が必須であったが、2020年6月からはAmazon Payの決済にAmazonギフト券を利用できるようになっている。詳しくは『クレカがなくても大丈夫!! Amazon PayでAmazonギフト券での支払いが可能に！』を参考にしてほしい。
（Image:dospara.co.jp） 筆者もよく利用しているドスパラ（Dospara）の通販サイトが「Amazon Pay」に対応していた。「ワンクリックで買う」を押せば、2クリックでの購入も可能だ
（Image:dospara.co.jp） ドスパラのサイトにログインしなくていいし、住所や支払い情報はAmazonのアカウント情報を表示されるので、非常にスムーズだ。もちろん、配送先や利用するクレカの変更も簡単にできる
（Image:dospara.co.jp） 通常よりもかなりスムーズに注文を完了することができた。これは便利！
注文が終わってすぐに、Amazon Payから注文の確認メールが届いた。これなら安心して利用できる
●Amazon Pay(公式)は→こちら
