どんな田舎でも日本全国で利用できる便利な「ゆうちょ銀行」。実は2009年1月5日から、ゆうちょ銀行と全国金融機関(都市銀行など)間の振り込みが可能となったのはご存じだろう。しかし、ゆうちょ銀行と都市銀行では店名や口座番号の表示が異なるので、そのままでは振り込めないのだ。そこでゆうちょ銀行では、都市銀行からの振り込むための口座情報を用意してある。でも、いったいどうやって調べればいいの?
ゆうちょ銀行と都市銀行は口座番号の桁数が違う!
日本全国に約2万4,000の窓口を持つ「ゆうちょ銀行」。現在、約1億2,000万口座もあるので、単純計算すればほとんどの日本人がゆうちょ銀行の口座を持っていることになる。もしかするとアナタも持っているのでは? そんなゆうちょ銀行だが、実は長年、他の金融機関(都市銀行など)との間ではお金を振り込むことができなかった。それではあまりにも不便だということで、2009年1月5日からは、ゆうちょ銀行と都市銀行間でも振り込むことが可能となっている。
ところが、ゆうちょ銀行と都市銀行間では店名や口座番号(ゆうちょ銀行は8桁・都市銀行は7桁)の表示が異なるため、そのままでは振り込めない。そこでゆうちょ銀行では、都市銀行からの振り込むための口座情報を別に用意することになった。
まず、アナタのゆうちょ銀行の通帳の2ページ目を確認してみよう。ここに「他金融機関からの振込受取口座」情報が記載されていれば、これを相手に伝えれば、都市銀行からゆうちょ銀行に振り込んでもらうことができる。でも、もし表示がなかった場合はどうやって調べればいいのだろうか?
【都市銀行の口座情報】
銀行名:みずほ銀行
支店名:青山
預金種類:普通預金
口座番号:1111111(7桁)
【ゆうちょ銀行の口座情報】
銀行名:ゆうちょ銀行
記号:10000
番号:11111111(8桁)
ゆうちょ銀行の公式サイトで簡単に調べられる!
もしゆうちょ銀行の通帳が見当たらない、あるいは「他金融機関からの振込受取口座」情報が記載されていなくても慌てることはない。ゆうちょ銀行の公式サイトで「送金・支払い・海外関連」ページの「お金を受け取るには」を開けば簡単に調べることができるのだ。
まず、ゆうちょ銀行の通帳を手元に用意する。次に公式サイトで「記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる」を押して、ゆうちょ銀行の通帳の1ページにある「記号」と「番号」を入力して「入力内容の確認」を押そう。すると、他の金融機関から振り込んでもらうときの口座情報が表示されるはずだ。相手に伝える情報例としては、銀行名は「ゆうちょ銀行」、店名(支店名)は「000(漢数字)」、口座番号は「0000000(7桁)」、口座名「オトナタロウ(カタカナ)」となる。ちなみに、口座名は必ずカタナカで書こう。漢字では相手が正しい読み方が分からず無用なトラブルを招くことになる場合があるぞ!
●ゆちょ銀行「お金を受け取るには(他の金融機関→ゆうちょ銀行口座への振込)」(公式)は→こちら