多種多様な「キャッシュレス決済」サービスが乱立する現代。なかなかメインサービスを決めるのは難しい。「結局どれがお得かよくわからない!」。そんな人には、「LINE Pay」をおすすめしたい。
すでにLINEをインストールしている人も多く登録が簡単なのもその理由の一つだが、もう一つの明快な理由がある。今回は“わかりやすく”恩恵を受けられるLINE Payの魅力をお伝えしていく。
新規ユーザーから、既存ユーザー重視に方向転換
LINE Payは2014年12月サービス開始と、実はQRコード決済市場では古株である。とはいえ、後発の「PayPay」に押されているのは事実。メインサービスの会員数を生かせず伸び悩みを見せていた。しかし、現在はLINE本サービスを活用した「送金サービス」の利便性や連携店舗の多さを生かした「クーポン配布」などでジワジワとシェアを獲得しはじめている。
会員数的な観点からは高いポテンシャルを持っていただけに、新規ユーザーの獲得から既存ユーザーの満足度を高めるサービス充実という施策にいち早く舵を切れたことが、躍進の要因ではないだろうか
特に注目したいのが「クーポン戦略」だ。お得なクーポンが毎月のように発行され、中には「10%OFF」という高割引なものまで存在。このクーポンを駆使すれば、目の前の支払いからお得になり、劇的に節約が進むような印象を受ける。
使用するキャッスレス決済の決め手を問うと「大型キャンペーンをしているから」や「連動サービスのポイントを取り逃したくない」という声が大多数を占める。しかしそれらはキャンペーン情報の取得の手間や取りこぼし、連動による還元率の複雑さなど多くの煩わしさがあるのが事実。さらにこれらは気にしたところで、わずか数%の次元でのお得の差しか出ないではないだろうか。
それならば、目先の買い物で一気に値引きのあるクーポンを活用しない手はないのではないだろうか。10%OFFのクーポンならば、うまく使えば一回の買い物の割引額で、必死に立ち回って貯めた他社サービスのひと月のポイントをその場で上回るかもしれない。
様々な情報が行き交い、連動サービスも増々複雑になっていくキャッシュレス決済。本当にお得な情報はたくさんあるが、それを引き出し活用していくには感度が高くないと困難になっていくだろう。「もはや追いきれない」と白旗を挙げてしまいそうなものである。しかしクーポンならば、目の前の会計からダイレクトに恩恵を受けることができる。様々な立ち回り、観点はあると思うが一度基本に立ち返って「クーポン」という観点でキャッスレス決済を選んでみては。
※サムネイル画像(Image:pay-blog.line.me)