【最新版】今からマイナポイント申し込むなら結局どこが一番お得なの?

マイナンバーカード取得者がキャッシュレス決済を利用することで、1人最大5,000円(25%)もポイント還元されるお得なマイナポイント。アナタはもう申し込んだだろうか? マイナポイントをもらうにはキャッシュレス決済サービスをひとつだけ決める必要があるが、申し込み特典をもらえる場合もある。そこで今回は、今からマイナポイントに申し込むなら、どこが一番お得なのかランキング形式で紹介しよう。

どうせなら申し込み特典がもらえるところを選ぼう!

 2020年10月現在2,600万人がマイナンバーカードを所得し、そのうち940万人が2020年11月時点でマイナポイントの申し込みを済ませているという。だが、キャッシュレス決済サービスによっては、申し込み特典をプラスしてポイントを付与している場合もある。どうせならお得なキャッシュレス決済サービスを選びたいところだが、果たしてどこが一番お得なのだろうか?
 マイナポイントの基本については→こちらで確認してほしいが、マイナポイント取得者がキャッシュレス決済サービスをひとつ選び、決済やチャージすることで利用金額の25%(1人最大5,000円まで)がポイント還元される制度である。家族4人なら2万ptももらえるので、今からでも遅くはないぞ。

■マイナポイントの基本

(1)ポイント還元は利用額の25%(上限は1人最大5,000pt)
(2)実施期間は2020年9月~2021年3月末の予定 
※予算約4,000万人分(2,000億円)がなくなり次第終了される予定
※2021年9月まで延長される可能性あり
(3)ポイント還元を受けるにはキャッシュレス決済をひとつだけ選ぶ必要あり
(4)キャッシュレスの申し込みは、スマホ、パソコン、コンビニのマルチコピー機、セブン銀行ATM、郵便局やみずほ銀行、役所などに設置された専用機などで可能

マイナンバーカードがあれば、キャッシュレス決済サービスへの申し込みは難しくない。コンビニのマルチコピー機やセブン銀行ATMなどを利用しよう

■第1位 WAON

 全国のイオンで使えるWAONは申し込みポイントが+2.000ptも追加される。2万円チャージすれば一気に7,000ptを確保でき、しかも付与されたポイントに利用期限はない。ただし、マイナポイントの受け取りは自分で行う必要がある点は要注意。

【特典】+2,000pt[合計7,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】毎月1日~末日までのチャージを集計して翌月28日に付与(月1回)
【ポイントの種類】WAON
【ポイントの有効期限】なし
キャンペーンは→こちら

(Image:waon.net)

■第2位 ゆうちょPay

 申し込みにはゆうちょの口座が必要だが、申し込みポイントが1,500ptもらえる。ゆうちょPayはコンビニやスーパーでも使えるほか、郵便局の送料などの支払でも利用可能。一気にチャージすることはできず、決済毎にポイントが付与される点は注意しよう。

【特典】+1,500pt[合計6,500pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】決済の2日後に自動付与
【ポイントの種類】ゆうちょPayポイント
【ポイントの有効期限】1年間
キャンペーンは→こちら

(Image:jp-bank.japanpost.jp)

■第3位 Suica

 Suicaなら電車の利用以外でも使えるところが多いので、JR東日本エリアの人におすすめ。申し込み特典ポイントは登録した月の翌月上旬以降に付与される。なお、申し込みにはJR東日本のポイントサービス「JRE POINT」のIDが必要になる。

【特典】+1,000pt[合計6,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】1カ月のチャージ額に応じて翌月上旬にまとめて付与
【ポイントの種類】JRE POINT
【ポイントの有効期限】貯めたり使ったりした日から2年後の月末まで有効期限は自動延長される
キャンペーンは→こちら

(Image:jrepoint.jp)

 JR西日本のICOCA利用者におすすめ。注意したいのはチャージ額が2万円に達しないとマイナポイントが付与されないほか、申し込みポイントは2021年4月下旬に付与される点。また、申し込みにはICOCAポイントサービスの利用登録が必要になる。

【特典】+1,000pt[合計6,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】チャージが2万円に達した翌月下旬ごろに付与
※2万円に達しなかった場合は期間終了後に25%分を付与
※申し込みキャンペーンポイントは4月下旬に付与予定
【ポイントの種類】ICOCA POINT
【ポイントの有効期限】なし
キャンペーンは→こちら

(Image:jr-odekake.net)

■第5位 d払い

「d払い」はNTTドコモが提供するスマホ決済サービス。ドコモユーザーでなくても、dアカウントIDがあれば利用できる。使えるお店が多く、チャージか買い物で即時マイナポイントが付与されるので使いやすい。なお、dカードに申し込みポイントはない

【特典】+1,000pt[合計6,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】決済時自動付与
【ポイントの種類】dポイント
【ポイントの有効期限】48カ月
キャンペーンは→こちら

(Image:service.smt.docomo.ne.jp)

■第6位 au PAY/au PAYカード

「au PAY」と「au PAYカード」はauユーザーでなくても利用可能。au PAYのチャージ毎に残高にポイントが即時付与される。2万円チャージすると一気に5,000ptが付与されるほか、利用店舗も多くポイントの有効期限もないので使いやすい。もちろん、チャージはクレカだけでなく銀行からでもOK!

【特典】+1,000pt[合計6,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】決済時自動付与
※au PAY カードは前月16日~当月15日までの利用額に対して翌月初旬に付与
※申し込みポイントは月間のマイナポイント付与額に対して翌月下旬に付与
【ポイントの種類】au pay残高(Pontaポイント)
【ポイントの有効期限】なし
キャンペーンは→こちら

(Image:wallet.auone.jp)

■第7位 メルペイ

「メルペイ」はフリマアプリ「メルカリ」の決済サービスなので、メルカリ利用者であればおすすめ。申し込みポイントは本人確認が完了してメルカリの買い物をすることで付与されるほか、ポイントは120日の期限があるので注意しよう。

【特典】+1,000pt[合計6,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】決済の翌日に自動付与
※メルカリでの決済は取引完了の翌日に付与
※申し込みポイントは本人確認してメルカリで買い物をする場合に付与
【ポイントの種類】メルカリポイント
【ポイントの有効期限】120日
キャンペーンは→こちら

(Image:merpay.com)

■第8位 majica

「majica」は全国のドン・キホーテ、ピカソ、ピアゴ、長﨑屋などで利用できる電子マネー。付与対象のチャージ単位は1,000円だが、ポイントは即時自動付与されるので、ドン・キホーテの利用が多い人にはおすすめ。

【特典】+1,000pt[合計6,000pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】即時自動付与
※申し込み特典は翌月10日ごろに付与
【ポイントの種類】majicaポイント
【ポイントの有効期限】最終付与日から1年間
キャンペーンは→こちら

(Image:donki.com)

■第9位 J-Coin Pay

 全国90以上の金融機関が参加する「みずほ銀行」のスマホ決済アプリ。使えるお店は少なめだが、送金が手数料0円で行える便利なアプリだ。申し込みポイントとして500ptが付与されるので、この機会にアプリの導入を検討してもいいだろう。

【特典】+500pt[合計5,500pt]
【期間】2021年3月31日まで
【付与】決済から30日後に自動付与
※申し込みポイントは申し込み時に付与
【ポイントの種類】J-Coin
【ポイントの有効期限】なし
キャンペーンは→こちら

(Image:j-coin.jp)

 マイナポイントの申し込みポイントはイオンで使える「WAON」が+2,000ptで断然お得! その次は「ゆうちょPay」の+1,500pt、以下「Suica」「ICOCA」「d払い」「au PAY」「メルペイ」「majica」が+1,000pt、「J-Coin Pay」が+500ptとなっているので、この中から自分が普段使っているキャッシュレス決済サービスを選ぶのがよいだろう。
 また、マイナポイントで参加できるキャンペーンもある。「PayPay」は抽選で最大100%(全額)ポイント還元されるキャンペーンを、「楽天ペイ」はマイナポイント申し込み者で2,000万ptを山分けするキャンペーンを展開。さらに「LINE Pay」は暗号資産「LINKリワード」5,000pt付与するキャンペーンを実施しているが、期間が短く獲得する条件はかなり厳しめだ。

 

■PayPay

 マイナポイントに「PayPay」を登録した人限定で、期間中に加盟店でPayPay支払いをすると、抽選で決済金額の最大全額100%が還元される(上限は10万pt)。通常のマイナポイントは決済の翌日から30日後に付与されるが、チャージは即時付与されるほか、付与されたポイントは無期限だ。

【特典】
[1等]決済金額の100%×350本
[2等]決済金額の10%×3,700本
[3等]決済金額の2%×12万2,000本
※上限10万pt/回・日
【期間】2020年11月23日/2020年11月30日/2020年12月7日/2020年12月14日/2020年12月21日/2020年12月28日(毎週月曜日のみ)
【付与】決済は支払いの翌日から起算して30日後に自動付与/チャージは即時付与される
※キャンペーンは当選者のみ支払い日の30日後
【ポイントの種類】PayPayボーナス
【ポイントの有効期限】無期限
キャンペーンは→こちら

(Image:paypay.ne.jp)

■楽天ペイ

 楽天ペイでマイナポイントを申し込んだ人に2,000万ptが山分けされるキャンペーン。5,300ptと書かれているが300ptは通常の利用でもらえるポイントのことで特典ではない。また、楽天ペイのマイナポイント申し込みはおサイフケータイ対応のスマホのみなので注意しよう。

【特典】2,000万ptを山分け
【期間】2020年10月1日~2020年12月31日
【付与】月間の利用額を集計して翌々月末に自動付与
※キャンペーンのポイントは2021年2月末頃までに付与
【ポイントの種類】楽天ポイント
【ポイントの有効期限】最後にポイントを獲得した月を含めた1年間。ただし、期間内に1度でも楽天ポイントを獲得すれば、その月を含め1年間有効期限は延長
※キャンペーン特典は2021年3月31日まで
キャンペーンは→こちら

(Image:pay.rakuten.co.jp)

■LINE Pay

 LINE Payの申し込み特典第3弾は、LINE独自の暗号資産「LINK」に転換できる「LINKリワード」が5,000円分も付与される。ただし、「LINKリワード」の受け取りには「BITMAX」で口座開設が必要で、20歳未満~75歳以上は不可。また、LINE Pay残高への出金には1回110円の手数料が、日本円への出金は1回400円の手数料が必要になるため、スキルのある人にしかおすすめできない。なお、マイナポイントでもらえるLINEポイントは決済時に自動付与されるが、180日の有効期限がある点に要注意。

【特典】+5,000pt[合計1万pt]
【期間】2020年12月7日~2020年12月16日
【付与】売上確定時に自動付与
【ポイントの種類】LINEポイント
※キャンペーン特典は暗号資産「LINKリワード」
【ポイントの有効期限】180日(LIENポイント)
キャンペーンは→こちら

(Image:linepay.line.me)

付与されるポイントの有効期限には要注意!

 まず、マイナポイントはよく使うキャッシュレス決済で申し込むのが基本。申し込み特典だけで選ぶと、結局は期限内に上限の2万円分を使うことができす、上限の5,000ptをもらえないことも……。また、もらったポイントの有効期限にも注意が必要だ。有効期限なしや1年間というところが多いが、LINE Payは180日、メルペイには120日の利用期限がある。
 なお、マイナポイント事業は申し込み者が少ないため、2021年9月まで延長されるようだが、もし、期限が迫っている場合は、決済毎でポイントが付与されるものより、一気に2万円チャージして上限の5,000ptを確保できるキャッシュレス決済にしておきたい。

●総務省 マイナポイント事務局「対象となるキャッシュレス決済サービス検索」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:mynumbercard.point.soumu.go.jp)

文=藤原博文/フリーライター

関連記事

TOPICS
マネー最新記事

RANKINGランキング

18:00更新