PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイなど、今やQRコード決済サービスは当たり前になってきたが、oricon MEの「スマホ決済サービスの満足度調査」によると、もっともよく利用されているのは楽天ペイだそうだ。だが、この調査である興味深い事実も浮かび上がってきた。それは50代・60代では「PayPay」が1位であること。つまりPayPayを良く使っているのは“オジサン”なのである。それでは、若年層はいったい何を使っているのだろうか?
PayPayをよく使っているのは50代・60代だった!
政府の「キャッシュレス・消費者還元事業」や「マイナポイント事業」などの後押しもあって、日本でも急速に現金を使わないキャッシュレス決済が普及してきた。なかでも、スマホで手軽に利用できるQRコード決済はかなり一般的になってきたと思う。アナタもPayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay、メルペイなどを積極的に使っているのでは?
そんな中、2020年10月にoricon MEの「スマホ決済サービスの満足度調査」という興味深い調査が発表された。その結果によると、もっともよく利用されているサービスは15.2%で楽天ペイがトップ。2位は15.1%と僅差でPayPay、3位は10.7%のLINE Payであった。しかし、この調査ではある興味深い事実が浮かび上がってきた。それは50代では15.9%、60代では17.7%とPayPayが1位だったこと。つまり、PayPayは“オジサン”に大人気だったのである。もちろん、この調査は男女区別はないので必ずしもオジサンだとは言えないのだが、PayPayが中・高年に人気があるのは事実である。それでは、10・20代の若年層はいったい何を使っているのだろうか?
それでは10・20代の若年層はどのQRコード決済サービスを利用しているのだろうか? その答えは17.7%で1位になったLINE Payである。LINE PayはSNSアプリ「LINE」ユーザーなら簡単に利用できるので、納得の結果であろう。ちなみにLINE Payは30代でも16.1%で2位につけている。実は筆者も50代のオジサンだがポイント還元率の高さからLINE Payをメインに利用している。QRコード決済のポイント還元率やお得なキャンペーンについては→こちらで確認してほしい。また、10・20代の2位は17.2%のメルペイであった。こちらもフリマアプリ「メルカリ」の売り上げポイントを使うためのアプリなので、若年層を中心に人気があるのは理解できるだろう。
なお、MMD研究所が最近行った「2021年1月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」によると、もっとも利用されているサービスは「PayPay」が43.1%とダントツでトップを獲得している。したがって、現状ではPayPayを使っているからといって決して“オジサン”というわけではないので、安心して自分が使いやすいQRコードを使えばいいだろう。
参考元:「スマホ決済サービスの満足度調査」(PDF)【oricon ME】