【株主優待】マクドナルドは年2回無料食事券がもらえてお得!

株主優待を狙うなら、やはり日常的に使える無料食事券をもらえるとお得感が高い。今回は最大で年1万4,000円以上も無料で食事ができる日本マクドナルドHD(東証JASDAQ・2702)の株主優待を紹介しよう!

配当だけ見ると全然美味しい銘柄ではないが…

(Image:Ratana21 / Shutterstock.com)

 株主優待でうれしいのが、やっぱり近所にあるお店での食事代が無料になるクーポンがもらえること。その代表格が「日本マクドナルドHD(東証JASDAQ・2702)」である。
 日本マクドナルドHDの2018年11月12日現在の株価は5,150円。最低投資額は100株で51万5,000円となり、結構な値がさ株だ。配当は1株当たり30円なので100株では3,000円となり、配当利回りはたった0.58%しかない。
 これでは何に魅力もない銘柄になってしまうが、実は日本マクドナルドHDの株主になると6月と12月の年2回、無料食事券がもらえるのだ。この無料食事券を最大限利用したときの食事代金を含めて配当利回りを計算すると、なんと最大3.37%に跳ね上がるのである!

(Image:mcd-holdings.co.jp)

株主優待券はバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの3種類の無料引換券が付いたシートが6枚で1冊になっている

■日本マクドナルドHD(東証JASDAQ・2702)の基本情報

株価:5,150円
売買単位:100株
最低投資額:51万5,000円
配当利回り:0.58%
株主優待:無料食事券(6月・12月)

 

■マクドナルドの株主優待(6月・12月の年2回)
100~299株 優待食事券×1冊
300~499株 優待食事券×3冊
500株以上 優待食事券×5冊

無料食事券をフルに使えば配当利回りは3.37%!

(Image:Shutterstock.com)

 マクドナルドは日本最大の店舗数を誇っており、いつでもどこでも利用できるのがうれしい。もし、普段からマクドナルドを利用しているなら、株主優待券を狙ってみよう。ここでは100株の場合で、無料食事券を最大限に活用したとき、年間いくら得するのか検証してみる。
 まず、バーガー類では夜マックの「倍グラン クラブハウス」(590円)をチョイス。次に、サイドメニューでは「フライドポテト Lサイズ」(320円)を。そしてドリンクでは「カフェモカ(M)」(290円)をもらってみよう。すると、1枚で1,200円分もタダになる。これが6枚×年2回もらえるので、最大年1万4,400円分もマクドナルドで食事ができる計算だ。これなら、配当金と合わせた実質的な利回りは3.37%となり、相当お得な銘柄であることがわかるだろう。
 なお、無料食事券の有効期限は半年間なので注意が必要だ。6月末の無料食事券は9月下旬に届き翌年3月末まで利用可能。12月末分は翌年3月末に届き9月末まで利用できる。

 

■優待券のお得な使い方例
【バーガー類】倍グラン クラブハウス…590円
【サイドメニュー】マックフライドポテト Lサイズ…320円
【ドリンク】カフェモカ Mサイズ…290円

1回合計1,200円分×12回=1万4,400円分

 

■株主優待券を含めた配当利回り(100株時)

①配当:3,000円
②株主優待券:1万4,400円
①+②=1万7,400円
株主優待利用額分を含む実質配当利回りは3.37%

●日本マクドナルドホールディングス(株) (株主優待・配当金)は→こちら

文=塚本康裕/フリーライター

関連記事

TOPICS
マネー最新記事

RANKINGランキング

6:00更新