審査落ち経験のあるクレジットカードランキング、3位楽天カード、2位三井住友カードを超える1位は?

キャッシュレス化が加速し、ECサイトなどインターネット通販の利用も増加し続けている今、クレジットカードで支払いをする場面が以前よりも増えた、という人は多いだろう。今や多くの人にとってクレジットカードは生活必需品と言っても過言ではないかもしれない。だが、誰もがクレジットカードを持てるわけではない。カードを発行する際には必ず審査が必要だ。カード会社にもよるが職業や勤続年数、年収などを申告し、その審査が通って初めてクレジットカードが手元に届く。

ここでは、そんなクレジットカードの審査に落ちた経験がある人を対象にした、あるアンケートを紹介する。果たして審査に落ちたクレジットカード、第1位はどこのカードだろうか。

審査に落ちた経験があるクレジットカード第1位は?

今回審査に落ちたクレカ上位は、JCBカード、三井住友カードで、その原因の一つにスマホ料金の滞納という、料金支払い用紙紛失で支払い忘れたなど注意したい(まねーぶ調べ)

 株式会社GVが運営するお金に関する情報メディア「まねーぶ」がクレジットカード審査落ち経験者84人にアンケートを実施、審査に落ちたカードやその理由などのランキングを発表した。

 まず、審査を落ちした時の状況について。年代は「20代」がちょうど50%を占め、次いで「30代」が21.4%、「40代」が16.7%。年収は86%以上が「300万円未満」だった。勤続年数で最も多かったのは「1〜3年未満」で29.8%、「1年未満」が22.6%、「働いていない」が15.5%だった。勤続年数が短く年収が少ないと支払い能力が低いとみなされ、審査が通らなかったケースが多いのかもしれない。

 次に、審査落ちしたカードのランキングを見てみよう。第4・5位は同票で「セゾンカード」と「イオンカード」でそれぞれ7票。第3位は「楽天カード」で9票。次いで第2位となったのは「三井住友カード」で11票。
 そして今回の調査で審査落ちしたカードで12票を集め最多だったのは、「JCBカード」だった。流通系カードに比べ、審査基準が高めに設定されている信販系・物販系が上位にくる結果となった。

何枚も所持し利用しているという人も多いクレジットカード、気軽に使えるからこそ管理は徹底したい

 クレジットカードの審査基準はカード会社やカードの種類によって異なるが、同アンケートを実施した「まねーぶ」による総評によれば、「審査に落ちる原因の8割近くは『返済能力が低い』『多重申込をしている』『金融事故情報がある』『クレジットカードを持ったことがない』の4つ」なのだという。
 審査に落ちた理由を知りたくても、カード会社はその理由を教えてはくれない。ただ、カード会社が審査時に参考にする個人信用情報を確認することは可能だ。同アンケートでは審査落ち後に信用情報を確認したという人はわずか9.5%だったが、どうしても知りたいという人はインターネットでも開示請求ができるので確認してみると良いだろう。支払いの長期滞納などが記載されていると、クレジットカードの新規発行や住宅ローンなどの契約にも影響が出てくると言われている。

 キャッシュレス化が進み便利になる一方で、金銭感覚が希薄になり気づけば多重債務者になってしまうなんてケースも増えている。“キャッシュレス破産”、“ペイ破産”なんて言葉も近頃耳にするようになった。クレジットカードでも、スマホ決済でも自身の生活に合った適切な利用を心がけよう。

出典元:クレジットカード審査落ち経験者に聞いた、審査が通らなかった原因とは?【まねーぶ

オトナライフ編集部
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