今や4,200万人が利用する国民的スマホ決済サービスとなった「PayPay(ペイペイ)」。PayPayでは、もらったPayPayボーナスを投資で増やすことができる「ボーナス運用」が利用できるが、実はPayPay残高で支払うときは、PayPayボーナスから先に消化されるようになっている。そのため、いつになっても「ボーナス運用」に投資するための資金が貯まらない人も多いという。そこで今回は、PayPayボーナスを使わずに「貯める」設定にする方法を紹介しよう。
もらったPayPayボーナスは自動的に支払いに使われる!
アカウント登録したユーザー数が2021年9月時点で、4,200万人もいる国民的スマホ決済サービス「PayPay(ペイペイ)」。決済回数は月平均で2.6億回以上、半年で16億回を突破しているという。
そんなPayPayでは決済するごとに、0.5~1.5%のポイント還元を受けられるほか、キャンペーンによっては5%~100%ものPayPayボーナスをもらうことができる。
PayPayの支払いでもらえるPayPayボーナスは、今、人気爆発中の「ボーナス運用」に投資することで、どんどん増やすことも可能だ。
しかし、PayPayの初期設定ではもらったPayPayボーナスから先に支払いに充てるようになっているため、気が付いたらポイント投資に使おうと思っていたPayPayボーナスが、決済ですべて使われていた。なんてこともよくあるのだ。
それでは、いったいどうすればもらったPayPayボーナスを使わずに貯めて、「ボーナス運用」の資金に充てることができるのだろうか?
まずはPayPay残高の種類をおさらいしておこう!
PayPayの利用でもらえるのはPayPayボーナスだが、実はPayPay残高には4種類あることをご存じだろうか? この違いを覚えておかないと何かと困ることになるので、ここでしっかり覚えておこう。
まず、PayPay残高には大きく分けてPayPay残高に銀行やクレカでチャージした「PayPayマネー」と、PayPayの決済でもらえるポイントの「PayPayボーナス」の2種類がある。
「PayPayマネー」はeKYCによる本人確認をした人が銀行口座や銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金をチャージした残高で、現金を電子化したものと考えていい。そのため、送金・わりかん・出金することができる。
これに対し「PayPayマネーライト」は、本人確認していなかったり、Yahoo!JAPANカードやソフバン・ワイモバまとめて支払いでチャージした残高が該当し、こちらは出金することができない。
「PayPayボーナス」はPayPayの利用でもらえる有効期限のないポイントのこと。そして、「PayPayボーナスライト」には有効期限があるのが特徴となっている。また、PayPayボーナスはいずれも送金・わりかん・出金はできないようになっている。
PayPayボーナスを「貯める」設定方法は?
PayPay残高には4種類あることを理解してもらえたと思うが、このPayPay残高のなかで、PayPayボーナスに関しては残高の「ボーナス利用設定」から「支払いに使う」「ボーナス運用に自動追加」「貯める」の3つの設定を選択できるようになっている。
ところが、初期設定では「支払いに使う」になっているため、PayPay残高で支払いをすると、PayPayボーナスライト→PayPayボーナス→PayPayマネーライト→PayPayマネーの順で消化されていくことになる。
したがって、PayPay残高の支払いでPayPayボーナスを利用したくない場合は、ボーナスの利用設定で「貯める」に変更しておけばいいのである。
PayPayボーナスを貯めて運用すればポイントが増える!
ところで、どうしてPayPayボーナスを使わずに貯めておきたい人がいるのだろうか? なかには目的の商品を全額PayPayで支払いたいがために、ポイントを貯めている人もいるだろうが、現在では多くの人が「ボーナス運用」の投資資金として貯めているのである。
「ボーナス運用」はすでに400万人が行っているPayPayボーナスを利用した投資のこと。下落リスクも多少はあるが、長期間の投資ならかなりの確率で10~30%もの運用益を得ることができる。
ボーナス運用については→こちらで詳しく解説しているが、あくまでもPayPayボーナスが投資資金になるので、使わずに貯めておかないとボーナス運用ができないのだ。
いかがだろうか? PayPayアプリでボーナス運用をしてポイントを増やしたいなら、PayPayボーナスを使わず貯めておく必要がある。今すぐ「ボーナス利用設定」を「貯める」に変更して、ボーナス運用の投資資金を確保しよう。
●PayPay「PayPayボーナスの利用設定をする」(公式)は→こちら