三井住友カード(NL)は、コンビニやマクドナルドでのタッチ決済で5%ものポイント還元を受けられる最強のクレカだ。しかし、三井住友カード(NL)で貯まるポイントは、オリジナルの「Vポイント」であり、いったいどのように使えばいいか分からない人も多いだろう。そこで今回は、三井住友カード(NL)でもらった「Vポイント」のお得な使い方を解説しよう。
5%還元の三井住友カード 貯まったVポイントはどうする?
アナタはどんなクレカをメインで使っているだろうか? もし、コンビニでの買い物が多いなら「三井住友カード(NL)」がおすすめ。
三井住友カード(NL)は、なんと物理カードによるタッチ決済を利用すると、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、マクドナルドの買い物で常に5%もポイント還元される。
三井住友カード(NL)のポイント還元に関しては→こちらで詳しく解説しているので確認してほしい。
ちなみに、“NL”とはナンバーレスという意味で、クレカに番号や セキュリティコード、有効期限などは一切書かれていないという意味である。
さて、そこで気になるのが“貯めたポイントをどのように使えばいいか?”ということであろう。三井住友カードでもらえるポイントは「Vポイント」というオリジナルポイントで、そのままでは使えない。果たしてどのように使えばいいのだろうか?
Vポイントは1pt=1円で買い物に使うことができる
三井住友カード(NL)を利用するときは、公式の「Vポイントアプリ」が必須となる。クレカの利用で貯まったVポイント数を確認できるほか、クレカ番号なども確認できるからだ。
まず、VポイントはVポイントアプリで残高チャージすれば、1pt=1円として、スマホで買い物したりプリペイドカードへチャージできるほか、クレカの支払いや三井住友銀行の振込手数料などに充当できる。
また、Vポイントはdポイントや楽天ポイントといったスマホ決済アプリで使えるポイントや、WAONポイントやnanacoポイントといった電子マネー、さらにはAmazonギフト券やiTunesギフトカードなどにも交換可能となっている。
ただし、外部ポイントへの交換は多くの場合で1pt→0.8ptと、20%ほど損するので、等価交換(1pt→1pt)できるSuicaあたりが狙い目となるだろう。
VポイントはGoogle PayやApple Payで消化するのがおすすめ!
Vポイントはさまざまなポイントやマイルなどに交換できるが、交換レートは80%なので、やはり1pt=1円の等価交換で利用するほうがお得だ。
そこでおすすめしたいのが、Vポイントアプリから、Google PayやApple Payなどを経由して、コンビニなどの支払いで利用する方法。
Vポイントアプリを開けば、貯まっているVポイントが表示されるが、そのままでは利用できないので、最初に、Vポイントアプリで残高チャージする必要がある。
残高へのチャージが終わったら、今度は、Google Pay(iPhoneはApple Pay)にVポイントを「タッチ決済」として登録しよう。
初回設定は少々面倒くさいが、一度設定しておけば、あとは貯まったVポイントをチャージするだけで、コンビニなどの買い物で簡単にタッチ決済支払いが可能となる。
もちろん、この方法ではスマホが「NFC」に対応している必要があるので、事前に自分のスマホを確認してほしい。
実際にコンビニのセルフレジで買い物をしてみる!
Vポイントアプリから残高をチャージして、Google Payのタッチ決済が利用できるようになったら、実際にコンビニなどの買い物で、スマホのタッチ決済(NFC)による支払いをしてみよう。
今回は、ファミマで弁当を買ってセルフレジを利用したが、レジの画面では支払い方法を「クレジットカード」にするのがポイント。あとは、Vポイントのバーチャルカードを表示して、スマホのNFC部分をリーダーにタッチすればOKだ。
筆者は、実際にこれでファミマで買い物ができたし、Vポイントアプリの残高はその場で買い物分が減っているのを確認できた。
できれば、QRコード決済にも対応してほしい!
コンビニでの5%還元目当てに三井住友カード(NL)を取得した人は多いと思う。何を隠そう筆者もその1人だが、ポイントが貯まるにつれ、このVポイントをどう消化すればいいのか、徐々に気になってきた。
そこで筆者は、今回貯まったVポイントを等価交換で消化できるGoogle Payを利用して、コンビニの支払いで使えるようにしてみたというわけだ。
何しろ、最初に残高チャージしなければならいこと。その後、Google Payの「iD」や「QUICPay」ではなくバーチャルカードの「タッチ決済」を登録しなければならいことは、公式サイトを見てもよく分からず、正直言ってかなり苦労した。
ちなみに、筆者はEPOSカードも利用しているが、EPOSポイントは残高チャージやGoogle Payなどを設定する必要は一切ない。
公式アプリのQRコード決済(EPOS PAY)で、簡単に貯まったEPOSポイントを支払いに利用できるようになっているので、スマホがNFCに対応している必要もないのである。
できれば、三井住友カード(NL)でも、このようなQRコード決済を導入してもらえば、誰でも、もっと簡単にVポイントを使えるようになると思うが、いかがだろうか?
●三井住友カード(公式)は→こちら
●Vポイントアプリ(Android)は→こちら
●Vポイントアプリ(iPhone)は→こちら