なにかと制約が厳しい日々の中で、自分の好きなことに使える“おこづかい”。あなたはいくらもらっているだろうか。ソニー生命保険は、今年2021年で7回目となる「47都道府県別 生活意識調査」を実施しその結果を発表している。
今回は、さまざまなランキングの中から「1カ月のおこづかい額 各都道府県」の調査結果を抜粋してご紹介しよう。
おこづかい平均額が多い都道府県ランキング、1位は「東京都」
1カ月のおこづかい額の全国平均は19,461円。飲み会に5回参加したら、きれいサッパリなくなってしまいそうな金額だ。
おこづかい平均額が多い都道府県ランキング、5位は23,050円の「愛知県」、4位は23,500円の「滋賀県」、3位は24,200円の「三重県」、2位は26,550円の「京都府」。そして第1位は、額が大きく上がって30,200円の「東京都」という結果になった。
全国で唯一の3万円台となった東京だが、東京は生活コストが高く、その分収入も高いため当然の結果と言えるだろう。ちなみに、同調査の「現在の貯蓄額」部門でも東京が1位に輝いている。
三重が3位なのは少し以外だが、「自分はマネー管理の知識が豊富だと思う」、「自分は家計管理が得意だと思う」の部門でも三重は2位にランクインしている。やりくり上手たちがおこづかい額を押し上げているのかもしれない。
ワースト3位は「鹿児島県」、2位「沖縄県」、1位は?
先述のランキングで、「そんなに貰ってるの…羨ましい……」と指をくわえた人もいるだろう。ではここからは、親しみやすい(?)ワーストランキングをご紹介しよう。
おこづかい平均額が“少ない”都道府県ランキング、ワースト5位(全体43位)は16,100円の「和歌山県」、4位は15,400円の「広島県」、3位は15,050円の「鹿児島県」、2位は14,800円の「沖縄県」、そして第1位は14,100円の「新潟県」だ。1位・東京との差は実に16,100円。つまり、東京の半分もおこづかいを貰えていないのだ。ちなみに、ワースト3位まではおこづかい額が東京の半分以下となっている。鹿児島県、沖縄県、新潟県の皆様に幸あれ、と言いたいところだ。
この結果について、ネットでは「必死に働いても、月3万のおこづかいになるなら結婚なんてしない選択肢があることも覚えておいてほしい」「ATM代わりにされて虐げられてるお父さんの悲惨なイメージしか出てこない」「共働きか専業主婦家庭かによって変わるだろうね」といった声が寄せられている。多くの家庭で採用されているおこづかい制だが、たまにはその額を見直してみるのもいいかもしれない。
出典元:47都道府県別 生活意識調査2021【ソニー生命保険株式会社】