Twitterの「シャドウバン」とは、一時的に他ユーザーから見えなくなるペナルティを指します。ツイートやリプライが検索結果に表示されない、フォロワーにしか表示されないなどの場合は、シャドウバンが原因かもしれません。本記事ではTwitterのシャドウバンについて、チェック方法・解除方法・予防策を画像付きで解説します。
Twitterのシャドウバンとは | ツイートへの反応が急減したら要注意
Twitterの「シャドウバン」とは、自身のツイートが一時的に他ユーザーから見えづらくなる、軽度のペナルティを指します。特定のアカウントやツイートの表示回数が著しく減り、他人の目に触れにくくなる状態です。
ただし、Twitterのシャドウバンは本物のBAN(凍結)とは異なり、あくまでシャドウな(こっそり行われる)BANです。主にTwitter上の検索結果への表示に対するペナルティという意味合いが強く、ツイートや閲覧の機能自体が制限されるものではありません。
しかし、シャドウバンに気付きにくいことは厄介です。自身のツイートに対する反応が著しく減ってから、初めてシャドウバンの対象となっていると気付くこともあります。
シャドウバンの種類
Twitterのシャドウバンには4種類のものがあり、それぞれ下記のように影響が異なります。
シャドウバンのチェック(確認/テスト)方法
自分がTwitterのシャドウバン対象になっているか、下記2つの方法でチェックできます。
・Twitterの検索窓を利用してチェックする方法
・Botを利用してチェックする方法
Twitterの検索窓を利用してチェックする方法
下記の手順でTwitterアプリ内の検索窓を利用すると、自分がシャドウバンの対象かチェックできます。
Botを利用してチェックする方法
TwitterのBot「Shadow Bird」を利用することでも、シャドウバン対象かチェックできます。
シャドウバンの主な原因と対処法
シャドウバン対象となる主な原因は、同じ定型ツイートやハッシュタグ、URLを短期間で連騰することです。たとえば、トレンドトピックや実況ハッシュタグへの連投、「アーティスト名/曲名/曲名/曲名」のような長い署名式ツイートは、シャドウバンの対象になりやすいと考えられています。
また、ボットなど自動化ツールを利用した大量ツイートも、Twitterの規約違反となるためシャドウバン対象になる可能性があるので要注意。なお、シャドウバン解除にかかる時間や工数は、前述したシャドウバンのレベルによって変わります。
軽めのシャドウバンの場合 | 24時間~48時間「何もしない」
「Search Suggestion Ban」や「Search Ban」など軽めのシャドウバンは、24時間~48時間で解除されることが多いです。この場合はツイートや「いいね」などいっさいのアクティビティを中断し、数日ほど何もしなければ解消されるでしょう。
重めのシャドウバンの場合 | Twitterのサポートに連絡
「Ghost Ban」など重めのシャドウバンの場合も、まずは24時間~48時間何もしないようにしましょう。それでも解消されない場合は、下記の手順でTwitterの「ヘルプセンター」に連絡してください。
なお、Twitterのヘルプセンターは頻繁に仕様が変更されるため、適切なカテゴリーが見つからないかもしれません。カテゴリーなどは厳密でなくても構わないので、とにかく説明欄をわかりやすく記載すればOKです。
シャドウバンの予防法は「ツイートの信頼性」を高めること
シャドウバンの最も効果的な予防法は、ツイートの信頼性を高めることです。前述の通り、シャドウバンはTwitterの検索結果の表示へのペナルティという意味合いが大きいもの。そしてTwitterはツイートの人気度や信頼性を評価して、検索結果の表示順位などを決定しています。
そのため他ユーザーと親密に交流して、重複ツイートやパクツイ(他ユーザーのコピー)などを繰り返すとシャドウバンの対象になります。
一方で規約違反をせず、信頼性の高い投稿やコミュニケーションを行えばシャドウバンの対象にはなりにくいです。
まとめ
Twitterのシャドウバンは、主に検索順位に対する軽度なペナルティです。しかし「Ghost Ban」のような重度のBANがかけられると、Twitterの利用に大きな悪影響が出ることも。
Twitterはツイートの信頼性を評価しているので、利用規約違反をしないように気を付ければ、シャドウバンの対象になることはまずないでしょう。