LINEで複数の友だちに伝えたいことがあるときは、グループや複数人トークを使うのが一般的だ。しかし、送信する相手同士が知り合いではない場合など、送信相手を集めたグループを勝手に作ってしまうとマズいこともある。そこで、転送機能などを使ってメッセージを一括送信する方法を覚えておこう。
トークで送ったメッセージを別の友だちに転送する
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複数の友だちにトークで同じメッセージを送りたいとき、一番単純なのはコピーして貼り付ける方法だが、送信相手が何人もいる場合は手間がかかりすぎる。そんなときは、転送機能を使って一括送信すると便利だ。テキストだけでなく写真や動画なども送信でき、複数のメッセージをまとめて転送することもできる。また、受信したメッセージを別の友だちに転送するという使い方も可能だ。ただし、スタンプは転送に対応していない。
この機能を使うには、まず1人目の友だちに通常の方法でメッセージを送信しておき、それを別の友だちに転送するという流れで操作する。ここではiPhone版を例に説明するが、Android版でも基本的な手順は同じだ。
転送したいメッセージをロングタッチし、表示されるメニューで「転送」をタップする
転送したいメッセージすべてにチェックを付け、画面下部の「転送」をタップする
転送先の友だちをタップしてチェックを付け、右上の「送信」をタップする。これで操作は完了だ
完了したら転送先のトークルームを開いて、メッセージがきちんと送信されていることを確認しよう
iPhoneで共有機能を使って一括送信する
もう1つの方法として、別のアプリでメッセージを下書きしておき、共有機能を使ってLINEで複数の友だちに送信するというやり方もある。ここではiPhoneの「メモ」から送信する手順を紹介するが、共有機能さえ使えれば別のアプリも利用可能だ。
「メモ」アプリでメッセージの内容を入力し、右上の「共有」アイコンをタップする
共有メニューが表示されたら「LINE」をタップ。なお、表示されない場合は「その他」をタップして「LINE」をオンにしよう
メッセージを送りたい友だちをタップしてチェックを付け、「送信」をタップする。これで複数の相手へ同時に送信できる
Androidの共有機能でメッセージを送る
Androidでも、別のアプリから共有機能を使ってLINEの友だちにメッセージを一括送信できる。ここではメモアプリの「Google Keep」を例に手順を説明する。
「Google Keep」でメッセージの内容を入力し、右下のメニューアイコンをタップして、「送信」→「その他のアプリから送信」をタップ。なお、メモのタイトルは送信されない
共有メニューが表示されるので、「LINE」をタップする。このあと表示される画面で友だちを選び、「送信」をタップすればよい
LINEは親しい相手とコミュニケーションを楽しむだけでなく、多数の人に用件を伝えるための連絡網としても利用できる。ここで紹介したテクニックを活用して、より便利に使いこなしてほしい。