【LINE】トークの「送信取消」されたメッセージを普通に見る裏ワザ!

LINEの誤爆でとんでもないことになった、という話は後を絶たない。そのため、LINEには「送信取消」機能が搭載され、24時間以内ならトークのメッセージを削除できるようになった。だが、Androidスマホを使っているなら、削除されたメッセージも普通に読むことが可能。削除された誤爆メッセージを確認したいなら、ぜひこのワザを憶えておこう。

「送信取消」機能を使えば確かにメッセージは削除できるが…

(Image:Shutterstock.com)

 相手を間違えてトークでメッセージを送信してしまう誤爆は、内容によっては取り返しの付かないことになる。そんな事態を重く見たのか、LINEには送ったメッセージを削除できる「送信取消」機能が利用できる。
 この機能をおさらいしておくと、メッセージを送ってから24時間以内に「送信取消」すると、送信者と相手のトーク画面からメッセージを削除して「なかったこと」にできるというもの。ただし、完全に消えるわけではなく、メッセージの送信を取り消したという履歴が残る。つまり、誤爆した内容は隠せるが、何かしらメッセージを送ったということはわかる仕組みだ。

送ったメッセージを削除するには、削除したいメッセージをロングタッチして、「送信取消」をタップする。確認メッセージが表示されるので「送信取消」をタップする

メッセージが削除されると、相手のトーク画面には「◯◯がメッセージの送信を取り消しました」、自分のトーク画面には「メッセージの送信を取り消しました」といった履歴が残る

Androidスマホなら通知やアプリでメッセージが読める

 メッセージを削除したから、誤爆した本人は一安心かもしれない。しかし、送られた側のスマホがAndroidの場合、ほとんど手間をかけなくても削除したメッセージが読むことが可能だ。
 まず1つ目の方法が通知。LINEでメッセージを取り消しても、スマホに届いた通知は削除されない。つまり、通知履歴をチェックすればどんなメッセージを送ったのか一目瞭然だ。ただし、LINEのトークを開くと通知は消えてしまうの注意したい。どうも怪しいと思ったメッセージだったら、スクショを撮っておけば後々証拠として使える。
 もう1つの方法が、「のぞきみ」アプリを使う方法だ。このアプリをインストールしておくと、受信したLINEのメッセージを自動的に「のぞきみ」アプリ内に保存する。LINEと「のぞきみ」アプリは別のアプリなので、LINEで相手がメッセージを削除したとしても、「のぞきみ」アプリまでは及ばない。つまり、相手が何をしようと確実にメッセージが読める。

Androidスマホの場合、相手が送信取消しても通知履歴からは削除されない。明らかに怪しいメッセージが届いていたら、スクショを撮っておくのがお勧め。なお、LINEを開くと通知は消えてしまうので注意しよう

「のぞきみ」アプリをインストールすると、LINEで受信したメッセージを自動で保存する。そのため、相手が削除してもこのアプリには及ばないのでメッセージを読むことができる

このように、Androidスマホを使っている人なら、相手が送信取消で削除したメッセージを読むことが可能。確実に読みたいなら「のぞきみ」アプリをかならずインストールしておこう。
なおiPhoneの場合、相手がメッセージの送信取消をすると、その時点で通知が消えてしまうので、通知でのチェックは不可能。また、「のぞきみ」アプリに相当するアプリも存在しない。残念だが、iPhoneユーザーが誤爆メッセージを読むには、相手が送信取消しないうちにチェックするしか方法がない。

既読回避アプリ のぞきみ

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文=岩渕茂/フリーライター

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