Twitterの認証バッジ、「Twitter Blue」の加入必須で実質有料化!?

米国時間2022年10月27日の遅くにSNSサービス「Twitter」を正式に買収したイーロン・マスク氏。CEOなど主要幹部らの解雇に始まり、マスク氏の「Twitter改革」はすでに動き出している。今回は、そのようなマスク氏による改革の一つとして話題を呼んでいる、Twitterの「認証バッジ」有料化の噂についてお伝えしていく。果たして、この買収によってTwitterはどう変わっていくのだろうか…?

認証バッジ、サブスクプランの1機能に?

(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)

芸能人のTwitterユーザーの間でたまに見かける「まだ認証バッジもらえない」のお家芸も見納めになったりするだろうか…

米国などで提供されているサブスクプラン「Twitter Blue」はご存じだろうか?日本では未実装のプランな為、知らない方も少なくないかと思うが、Twitterの「認証バッジ」をこの「Twitter Blue」の1機能とするのでは、という噂が出てきている。ちなみに述べておくと、「認証バッジ」とは、芸能人などのTwitterアカウント名の横でよく見られる、アカウントが本物であることを示す青色のマークのことだ。さらにマスク氏は、このサブスクプランの料金を引き上げる目論見だ。

「認証バッジ」をすでに持っているユーザー・今後持ちたいユーザーは、「Twitter Blue」への加入が必須となってくる。実質的な「認証バッジ」の有料化、というわけだ。しかし、最近実施されたアンケートでは、Twitterユーザーの8割以上が「認証バッジ」の為に料金を支払わないと回答している。このまま支持が得られなければ、ユーザー離れのきっかけともなるだろう。

サブスクプラン「Twitter Blue」は今後どうなる?

「鳥は解放された」とのマスク氏のツイート

今後、「Twitter Blue」の利用者は、広告の表示数なども半分になっていくのだという。広告のなかった頃のTwitterを知っている筆者としては、広告が減る機能はかなりうれしいものである。また、「Twitter Blue」の利用者は、返信や検索などで優先される機能が搭載されるかもしれないとのことだ。この一点には些か苦い顔をしてしまう。

いいねやリツイートの少ないツイートでも、ある程度平等にみんなの目につくという点をTwitterは失ってはいけないのではないのだろうか…。かつて、一字一句違わぬツイートを、日時を変えて何度も繰り返し投稿する試みをしていたアカウントがあったのだが、1桁や2桁のいいね・リツイートしか付かない中、ある日の投稿のみ大いにバズった。この結果は、小さい反響のツイートの中にもバズる可能性を持ったツイートがある、ということの証明とも捉えることができる。

サブスク利用者が優先的に表示される機能を追加してしまうと、バズの可能性を秘めた良ツイートがさらに埋もれてしまうのではないか…という危惧が筆者の中に生まれた。もちろん、1ユーザーの単なるぼやきでしかないのだが…。マスク氏の買収によってTwitterはどう変わっていくのか?今後も注目して追っていきたい。果たして、青い鳥は本当に解放されたのだろうか。

引用元:【REUTERS
参照元:【TheVerge 1】【TheVerge 2

※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com

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