Twitterの有料サービス「Twitter Blue」の日本語版の受付が1月11日に開始された。イーロン・マスク氏による買収以降、良くも悪くも注目の的となってきたが、「Twitter Blue」はユーザーの興味をそそるサービス本体のニュースである。有料版にはどのような変更点があり、どのようなメリットが見込めるのか。オトナライフ編集部による申込レポートを交えながら紹介したい。
月額980円で「Twitter Blue」会員。iOS版1380円はApple税?
「Twitter Blue」はPCのWebブラウザ経由で月額980円、iOS用アプリ・App Store経由で申し込む場合は月額1,380円となる。この差額はAppleへの手数料、通称「Apple税」とささやかれており、「Twitter Blue」の日本上陸と同様に話題になっている。月額料金の桁が変わるだけに賛否が分かれるのは当然だ。こうなるとAppleユーザーとしては1500円弱分のメリットを得られるか知りたいところだろう。
有料版の主な変更点は、ツイート行為にまつわる部分だ。ヘビーユーザーにとってはかゆいところに手が届く仕様で、ツイート後のクールタイム導入はそのひとつ。投稿ボタンを押すとクールタイムに入り、投稿が一定時間保留される。クールタイムは0秒から60秒まで設定可能で、抜け漏れ・失言などうっかりしがちなユーザーにとっては時間をとって内容を再検討できるのはうれしいだろう。スピーディーな投稿習慣のあるユーザーであればオフにできるので、ユーザーの多様性に配慮したサービスである。ツイート内容の編集も可能になり、ツイート後30分以内は修正できる。投稿後の後悔や閲覧者からの不備指摘のストレスから解放されるだけで、Twitterライフはより充実するに違いない。
ヘビーユーザーだけでなく、“見る専”のユーザーにもうれしい有料機能が広告の表示削減だ。一般利用のユーザーと比較して広告の表示数が約50%カットとなり、より円滑にツイートを閲覧できる。
オトナライフ公式アカウントで登録完了!気になる「認証バッジ」は?
Twitter Blueは2022年11月にアメリカやカナダなどで提供が開始されたこともあり、日本上陸以前から国内ユーザーの関心は高かった。事実、日本版の申込開始から有名アーティストやモデルなどによるTwitter Blue使用レポツイートが投稿されている。
オトナライフ編集部も勇んでTwitter Blueの登録を1月12日に完了させたが、次の日1月13日時点ではブルーの認証マーク「チェックマーク」はついていない。どうやらTwitter社による承認待ちのようで、登録後すぐに認証マークをもらえるとは限らないことがわかった(1月14日に認証マークが付いていた)。登録を検討中のユーザーには知っておいてほしい点だ。
日本市場に投入されて間もないTwitter Blueだけに、実際のTwitterライフにどのような変化かは未知数だ。意外なメリットなど、使用感などが分かり次第今後レポートしたい。
参照元:【Twitter】