X(旧Twitter)でDMを送りたいのに送れないという経験をしたことはありませんか? XのDMは誰にでも送れるわけではなく、一定の条件があります。この記事ではXのDMが送れない原因と解決法をご紹介します。
【前提】DMの主な送信条件一覧 | 相手にDM送信可能な条件を満たしているか
そもそもDMを送ることのできる条件は以下の通りです。
相手が自分をフォローしている、もしくは相互フォロー関係であるか
相手がDMを解放していない場合には、自分が相手をフォローしていても、相手からの許可がなければDMを送ることはできません。この場合は、相手にメンションでコンタクトを取って、DMでやりとりしたい旨を伝える必要があります。
相手とかつてDMのやり取りをしたことがある
以前にDMのやり取りがあった場合は、フォローしているかどうかにかかわらずDMを送ることが可能。
相手がX Premium以外からのDMを拒否している
2024年8月現在、XではDMを受け付けるアカウントを「認証済みアカウント」(X Premium加入者)もしくは「全員」のどちらかに設定できます。
ポストの収益化が可能になったことから、特にXのインフルエンサーはX Premiumに加入するケースが増えてきました。そのため本設定が原因で「DMが送れない」ことも増えています。
ちなみに設定方法は以下の通り。
DMの受付を「認証済みアカウント」だけに設定していると、プロフィールにDMアイコンが表示されますが、X Premium加入者以外はDMを送ることができません。
この表記が出た場合、相手はX Premium加入者以外からのDMを受け付けていないと考えて間違いありません。
X/Twitterのルールに抵触していないか確認
DMを送れない場合、以下で紹介するXのルールに抵触していないかも確認しましょう。
1日に送信可能なDMの上限数(500通)を超えていないか:今後さらに縮小見込み
1日に送れるダイレクトメッセージの件数は、1アカウントにつき500件に制限されています。
今後、「送信可能な件数」は少なくなる可能性もあります。毎日多くのDMを送信しているという場合はX Premiumの検討が必要になるかもしれません。
複数の相手に同じ内容やリンクを送信し、スパム判定されていないか
同じ内容やリンクのDMを複数のアカウントに送ると、スパムと判定され、DMの送信が一時的に制限される場合があります。これは、Xの利用規約やポリシーに違反する可能性があるためです。
DMに「同じ内容やリンクが含まれるスパム」であることを判断するのは、メッセージ内の単語ではなく「内容」と「同じアカウントが連続してDMを送信しているか」であるため、メッセージを少し変えても再送できません。もし送信できなくなった場合は、30分以上待ってから再試行してください。
相手からブロックされていないか確認
相手からアカウントブロックをされている場合には、DMを送ることはできません。
相手にブロックされていた場合の対処法
ブロックされている場合、相手のアカウントにアクセスしても、プロフィールやポストが表示されず、また、DMも送ることができなくなります。X上で連絡する手段はないため、別のSNSやメールなどで連絡しましょう。
端末やアプリ、通信環境などに不具合がないか確認
端末、アプリ、通信環境に不具合がある場合もDMが送れなくなることがあります。
端末やアプリの再起動や更新を行う
端末に一時的な不具合が生じている可能性があるため、OSやアプリの再起動、もしくはバージョンアップを実施しましょう。これによりアプリが正常に作動し、DMが送信可能になることがあります。
通信環境を安定させる
通信が不安定な場合は、一度通信機能の切断を行い、再接続をすることで改善することがあります。また、モバイル通信下でDMが送れなくても、安定したWi-Fi環境下では送れることもあります。
X/Twitterサービスの障害情報をチェック
Xサービスが障害を起こしているという可能性もあります。
@Supportや、SNSの障害報告サービスのダウンディテクターなどで情報を確認してみましょう。
まとめ
X/TwitterでDMを送信できない原因は、相手とのフォロー関係やDM設定、X/Twitterのルール、端末やアプリ、通信環境など、様々な要因が考えられます。DMを送信する際は、これらの点を確認し、問題を解決することが大切です。相手を思いやり、適切なコミュニケーションを心がけることで、有意義なDMのやり取りができるでしょう。
※サムネイル画像(Image:BongkarnGraphic / Shutterstock.com)