現在の10代中ごろ~25歳くらいまでの人を表すZ世代。幼少期からインターネットやスマホに触れており、SNSに限れば大人より使いこなしている人も多い。そのようなデジタルネイティブの彼らにとって、InstagramなどのSNSは恋愛をする上でも重要なアイテムとなっている。好きな人のアカウントを探したり、投稿をチェックしたりと、メールや電話とは違う喜びや緊張感があるようだ。
好きな人のフォロワー欄から交友関係をチェック
キーボードアプリ「Simeji」を運営するバイドゥ株式会社は、Z世代のユーザーを対象にInstagramでの片思いあるあるについてアンケートを実施した。以下では、片思いあるあるのランキングトップ10を紹介しよう。
最も多くの共感を得たあるあるは「好きな人からのフォローリクエストに大歓喜」。好きな人からフォローリクエストの通知が届いて、思わずにやけてしまった人も多いのではないだろうか。また、フォローしてくれたことで「自分のことを気にしてくれているのでは?」と期待してしまうという声も。フォローされたからといって、明確な好意があるかどうかはわからないが、自分に対して多少なりとも興味や信頼があることの証明になると考えられる。
「好きな人のフォロワー欄をチェック」する人も多いようで、交友関係など「好きな人のことを少しでも知りたい」という声が多く寄せられた。なかには恋のライバルを探してしまう人もいるようだが、いずれにせよ、好きな人がSNSで誰とつながっているかという情報は、恋をしている当事者にとってはかなり重要であるようだ。
好きな人が映っているストーリーズにドキドキorモヤモヤ?
Instagramといえば、ストーリーズの投稿について注目する人も多いのではないだろうか。実際に今回のランキングでも4項目がストーリーズ関連のものとなっている。そのなかでも多くの支持を集めた第3位は「自分のストーリーズを好きな人が見ていないか確認」。ストーリーズは誰が視聴したかという「足跡」がわかるので、ストーリーズを投稿した後に何度も足跡を確認し、好きな人が見ていたことがわかるとドキドキワクワクしてしまうとのこと。
第4位の「友達のストーリーズに好きな人が映っているだけで目が離せない」というのは、2パターンの人がいるようだ。1つは、不意に好きな人が目に入って、釘付けになってしまう人。もう1つは「自分以外の誰にもとられたくない」と、その友達との関係性が気になって、そのストーリーズが頭に残ってしまうという人だ。自分が知らない間に一緒に写真を撮ったり遊んだりしている様子に、モヤモヤを隠しきれないのだろう。
そのほか、あえて好きな人のストーリーズをすぐには見ないようにするという意見や、好きな人の投稿をスクショするなど、可愛らしいあるあるが多く集まった。
Z世代が使用するツールはデジタルだが、「好きな人についてもっと知りたい」という気持ちや、多少のことでも「自分に気があるのでは」と考えてしまうことなどは、世代を問わず、誰にでも思い当たるのではないだろうか。このランキングは意外と大人になっても、共感してしまう人もいるかもしれない。
出典元:【バイドゥ株式会社/PR TIMES】
※サムネイル画像(Image:Peter Gudella / Shutterstock.com)