「Meta認証」というInstagramとFacebookの有料サブスクリプションが、日本でも開始された。これにより、本人確認ができれば「認証バッチ」が得られ、不正アカウントのなりすましを防ぐことができる。また、加入者限定スタンプなど4つの特典も提供される。今回は「Meta認証」についてお伝えしよう。
「Meta認証」開始、InstagramとFacebookの有料サブスクで安心利用
米メタ(Meta)は、InstagramとFacebookの利用者向けに、有料サブスクリプション「Meta認証」の提供を開始した。この海外ですでに提供されているサービスの月額料金は、Webから契約した場合は1,592円、iOSやAndroidからの場合1,990円となる。
「Meta認証」を利用すると、契約者は自分のアカウントが本物であることを示す「認証バッジ」を得ることができる。これにより、不正なアカウントからのなりすましを防ぐことが可能になる。また、日本語対応のサポートサービスも利用できる。さらに、InstagramやFacebookのストーリーズで使用可能な特別なスタンプなど、加入者限定の4つの特典も用意されている。登録には、公的機関が発行した本人確認書類を提示して、アカウントが本人名義で18歳以上であることを証明する必要がある。
「Meta認証」著名人から一般ユーザーまで対象拡大
「Meta認証」は、今年2月にオーストラリアとニュージーランドで開始されたサービスだ。加入すると、現在一部の著名人や企業に無償で提供している「青いバッジ」が獲得できる。投稿履歴などの最低限の活動要件を満たす18歳以上であれば、公的機関から発行される身分証を提示することで、同サービスを利用できるようになる。
ただし、現時点でメタ認証が利用できるのは、利用資格を満たす「個人」またはプロフェッショナルプロフィールを利用している「クリエーター」のみで、ビジネスプロフィールは対象外となっている。
なお、すでに認証バッジを保有している公人や著名人、ブランドとして特定の要件を満たしたユーザーなどについては、今後も無料で認証バッジを提供し、モニタリングも継続される。引き続き、既存の方法で無料の認証バッチをリクエストすることもできる。少なくとも現時点では、著名人と一般ユーザーに同一の青バッジが表示されることになり、魅力を感じるユーザーも多いのではないだろうか。
引用元:【Meta】
※サムネイル画像は(Image:「Meta」公式サイトより引用)