2023年7月に入ってからTwitterでたびたび発生している「Twitterが見れない」問題。具体的にはTwitterの閲覧にはログインが必須に加えて、閲覧しようとすると「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示され、タイムラインなどが見られなくなるケースが多発しています。
この仕様変更について当初、イーロン・マスク氏は「一時的な緊急措置」としていましたが、7月2日には「一時的な制限」と発表しなおしました。
イーロン・マスク氏の買収以降、変わり続けるTwitter。この記事では、Twitterが見られない原因の2023年7月最新情報をご紹介します。
Twitterはログインしないと見れなくなった?
「API呼び出しの回数制限を超えました」の制限に先駆け、6月30日以降、Twitterではログインしないと完全にTwitterが見られなくなりました。
「話題のツイート」も「特定の公開アカウント」も閲覧不可
2023年6月29日以前はログインしなくても見ることのできた話題のツイートや特定アカウントのツイートも見られなくなっています。
埋め込みツイートは引き続き閲覧可能
サイトやブログにツイートを表示させる、いわゆる「埋め込みツイート」は2023年7月現在も引き続き閲覧できます。
たとえばツイートの埋め込みは上記のようなもの。Twitterへのログインに関係なく見ることができます。
Yahoo!リアルタイム検索は利用可能
Yahoo!リアルタイム検索もTwitterにログインしなくてもツイートを閲覧できます。
【エラーメッセージ別】Twitterが見れない原因と対処法
エラーメッセージ別のTwitterが見られない原因をご紹介します。
「API呼び出しの回数制限を超えました」
冒頭でも説明したこのエラーメッセージは、ツイートに閲覧制限が掛けられたために表示されるようになったもの。イーロン・マスク氏はこの制限を緩和することをTwitterで随時発信していますが、制限が完全になくなるかどうかは不明です。
「エラーが発生しました」
「エラーが発生しました 申し訳ありません。」というエラーメッセージは、2023年7月頃から確認できるようになったエラーメッセージです。
「問題が発生しました。再読み込みしてください」
先述した通り、閲覧制限によるエラーメッセージは、iPhone版Twitterアプリが「API呼び出しの回数制限を超えました」、Android版Twitterアプリが「エラーが発生しました 申し訳ありません。」。一方、「問題が発生しました。再読み込みしてください。」はブラウザ版Twitterのエラーメッセージだといわれています。
Twitterが見れないときの一般的な原因と対処法
上記のメッセージ以外で、Twitterが見られないときの原因と対処法をご紹介します。
Twitterでバグが発生している
Twitterでバグが発生していると、タイムラインが見られなくなったり、検索機能が正常に動作しなくなります。
TwitterのバグはDowndetectorなどで確認可能。バグが起きている際は、時間を置いてからアクセスするなどの対処法を取りましょう。
自分の端末の通信状況に問題がある
端末が機内モードになっている、通信制限が掛かっている、Wi-Fiなどのプロバイダに通信障害が発生しているといった場合、Twitterはもちろん、インターネット自体が繋がらないか、繋がりにくくなっています。
Twitterが見られないときはまず、ほかのサイトやオンラインサービスも見られなくなっているか確認しましょう。
【画像が見れない場合】「メディアのプレビュー」がオフになっている
画像がURLだけになってしまい、アクセスしないと表示されない場合、設定で「メディアのプレビュー」がオフになっている可能性が高いです。
設定は以下の手順で行います。
まとめ
突然の閲覧制限により、多くの人を混乱させ、その一挙手一投足が注目を集めているTwitter。閲覧制限は一時的なものだと発表されているものの、時期や今後については不透明な状況が続いています。現状、エラーが出てしまい、それが閲覧制限によるものだった場合には、時間をおくか、アカウントを切り替えるしか解決策がありません。
この状況下でリリースされたThreads(スレッズ)は、Twitterに代わるSNSとして目覚ましい成長速度でユーザー数が拡大しています。今後のTwitterの展開によっては、さらにTwitter離れが加速する可能性もあるかもしれません。
※サムネイル画像(Image:DenPhotos / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています